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 4月22日 「小沢検審が架空議決」と結論付けた理由 その3「審査員日当旅費支払手続」に不自然なまとめ処理や極端な処理遅れ

 開示された「審査員日当旅費請求書」を見ると、小沢検察審査会は、3月9日に審査が始まり、10月4日に審査が終了していて、この間22回の審査会議が開催されたことになっている。

 傳田元東京第五検審事務局長は「事務局職員は審査員から受け取った請求書を審査日当日あるいは翌日東京地裁に届ける。」と言っていた。東京地裁はその後すぐに支払いの発議をする。従って審査会議日~発議日までの所要日数は2日から6日くらいとみられる。
 ところが、22回の「歳出支出証拠書類」によると、審査会議日~発議日までの所要日数が2日~ 27日と大きくばらついていることに気づいた。
 しかも所要日数7日以上のものが9回もある。
 15回分は請求の都度発議しているが、3月9日・16日・23日・3月30日の4回分はまとめて4月1日に発議、そして、8月10日・24日・31日の3回分はまとめて9月6日に発議している。
 
 審査員がいて審査会議が開かれていたのなら、審査会議日ごとに発議されるはずであり、まとめ処理や大幅な処理遅れを何度も起こすことはない。
 このことからも、審査員は存在せず、請求書は偽造されたものであると推察される。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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