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2月1日  検審事務局「開示書類」はノリ弁だ! 唯一記載の「立会人署名」は、同一判事なのに、2書類で筆跡が異なる!

検察審査会事務局が、森議員、ジャーナリスト、一般市民に開示した「審査員と審査会議に関する書類」を見直した。
「開示書類」の全て、大事な個別記入のところはノリ弁だ。
要は、普段事務局が使用を義務付けられていると思われる書類様式を提出しているだけのことだ。
個別の審査員選出や審査会議が開催されていることを証明するものではない。
全く信用できない。
人間の心理は不思議だ。
一見もっともらしい様式を見せられただけで、審査会や審査会議の存在までを疑わなくなってしまう。
騙されないようにしないと。

<審査員の情報について>
―審査員の宣誓書―
森ゆうこ 資料サイト https://my-dream.air-nifty.com/siryou/
「検察審査会」の以下の部分を参照下さい。
「110128 H22・9月14日の議決に参加した審査員、審査補助員の宣誓書」
「110128 H22・9月14日の議決不参加の審査員、審査補助員の宣誓書」(2群5/1~10/31・3群8/1~1/31  
大事な署名がノリ弁では、宣誓書とはいえない。
日付は宣誓者が記入するようになっているようだが、筆跡が似通っているのがあるのも気にかかる。
―臨時選定録、招集状交付送達報告書、審査員の選定録―
ブログジャーナルhttps://geruge10.blog77.fc2.com/blog-entry-5.htmlの「開示通知書」の以下の項参照下さい。
 5.臨時選定録(pdf)
 6.招集状交付送達報告書(pdf)
 7.審査員の選定録(pdf)
 臨時選定録
書類のタイトルは「補欠の検察審査員、臨時に検察審査員を行うものの選定録」
個別記入された部分は、備考の欄の「臨」の字があるのみ。
氏名その他は全てノリ弁。
  
 招集状交付送達報告書
受達者の氏名も送付日時もノリ弁。
報告書の様式を開示しているだけだ。
 審査員の選定録
タイトルは「東京第五検察審査会平成22年第3群検察審査員及び補充員選定録」 (第2群もあり)
審査員の選定録         
これまた、大事な氏名、住所、生年月日がノリ弁だ。
驚くなかれ、第3群書類で、立会い人署名欄の地方裁判所判事「三好幹夫」のサインの筆跡が、第2群書類のそれと異なる。
同種類の用紙の署名欄に、これほどまでに自分の名前の書き方を変えた署名をするのだろうか?
印鑑も別物のように見える。
三好幹夫判事に、選出の立会い状況を含め、聞いてみたい。
―審査員の平均年齢の提示ー
審査員の平均年齢を2度も言いかえた。
以下に、平均年齢について取材したメディアの報道を掲載する。
・東京新聞記事10月16日「年齢クルクル検察審査怪」
審査員は実在したのか...架空の平均年齢呈示?.pdf
・週刊プレイボーイ11月15日号
『実態がナゾだらけ「検察審査会」メンバーはホントに存在するのか?』
https://wpb.shueisha.co.jp/2010/11/01/919/

提出された書面は殆んどがノリ弁だ。僅かに明らかにされた個別情報についても、選定録の判事の署名が、署名時期によって、その字体が余りに違い過ぎるなど怪しい情報しかない。
正式に委託した審査員が存在したことを証明する証拠は一つもないということだ。

<審査会議の情報について>
以下のブログを見てください。
森ゆうこ議員のブログhttps://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/
12月24日(金) 検察審査会(法)問題研究会講演
1月27日(木)  最高裁から説明を受けました
1月28日(金)  起訴議決は無効だ!
森ゆうこ資料サイトhttps://my-dream.air-nifty.com/siryou/  検察審査会
「101200審査事件票【黒塗り】」
「101222審査事件票」 
「101222検察審査会資料(審査事件票関連)」
「110118第2回・審査事件票」

―検審事務局が報告した審査会議開催回数について―
審査会事務局の報告は以下のとおり
7月 7/13ともう1回      計2回
8月 8/4ともう2回       計3回
9月 9/14とその前に1回  計2回
1月28日拙ブログでも述べた通り、この報告と、9月8日6紙新聞記事、
10月5日朝日記事、10月6日読売記事の記述と辻褄が全く合わない。

<森ゆうこ議員の決意>
前出の森ゆうこ議員の1月28日ブログの一節を掲載する。
『    .........
2010.10.15の予算委質問以降3ヶ月余り、検察審査会の謎を解明するために、最高裁に対して資料の提出や説明を求めて来た。
この間、多くの国民の皆様から検察審査会に対する疑問の声を頂戴した。
税金を使って運営されている検察審査会と、その予算を管理している最高裁が、検察審査会法を恣意的に解釈して、本来開示すべき情報を秘匿する事が出来ないことは既に明らかであり、それについて最高裁担当者は私に反論出来なかった。
本日中に以下の資料を提出することを昨日要求し、提出されない場合、国会議員としての権限を行使すると伝えた。』
森ゆうこ議員ぜひ頑張ってほしい。
また、森ゆうこ議員と志を同じくする民主党議員も一緒になって頑張ってほしい。

<今もって、審査員の実在、審査会議の開催を示す証拠は一つも出されていない>
実際に、検察審査会法に則って、審査員を選出し、審査会議を開いていたら、それを証明するのはいとも簡単だ。
審査員の旅費・日当の支払書類を示すなど、その存在を示す方法はゴマンとあるはずだ。
今もって国民に、そのことを納得させられないでいるということは、「審査員を正式に決めておらず、まともな審査会議を開いていない」と断定されてもしょうがないだろう。
もし、出された文書に偽りがあれば、それは大きな犯罪だ。検察は検察審査会事務局に捜査に入らなければならないのではないか?

<請願署名集めよろしくお願いします。一次締めを2月15日に変更しました>
多くの国民の声を国会に届けるため、『"小沢一郎議員強制起訴議決"を行った東京第5検察審査会が秘匿する情報の公開を求める請願』の署名活動を継続中です。
ぜひ、署名集めにご協力をお願いします。
署名集めはこちらからです。
請願署名のお願い.pdf
請願書(署名用紙).pdf)

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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