10月31日  誰でもわかる"検察審査会事務局の騙しテクニック"解説。― 完全犯罪「架空議決」は破綻寸前!―

「10/19存在しない審査員で架空議決をした」「10/26検察審査会に乗り込んだ。疑惑だらけだ」と立て続けに拙ブログに書いた。
ともに大きな反響があった。

検察審査会関係者公表した内容や説明には、不可解なことが多すぎる。

しかし、司法に携わる公務員が、架空議決などという犯罪を犯すなど考えも及ばない方も多くおられると思う。

そこで、一市民Tの推論をもう一度説明したい。

検察・検察審査会事務局が仕組んだ小沢獲りストーリー

手立て1
第5検察審査会事務局は、09年11月100人の群から6人、10年2月100人の群から5人の審査員選出に際し、小沢嫌いの11人を恣意的に選んだ

手立て2
検察は、複数の市民団体を焚きつけ、小沢氏を不起訴処分とした検察を告発させた。その後、東京第5検察審査会事務局に、複数の団体、個人から申し立て書を出させた。
(一個人だけの申立が受理された模様)

手立て3
東京第5検察審査会事務局は、検察の意を受けて動く(?)米沢弁護士を審査補助員に選んだ。
(上記の手立てにより、11人全員が「起訴相当」と判断)

手立て4
10年5月の6人の審査員選出をスルー(行わない)
2月就任の審査員には、「後任の審査補助員が決まらないので、審査会はしばらくない。」と伝えた(?)(審査補助員を決めるのに、3ヶ月もかかるのか?5~7月は審査会を一回も開いてない?)
メディアには「後任の審査補助員が決まらないので、議決は10月になる。5月選出6人と8月選出5人の新しい審査員で審査する。」とリークした。

手立て5
10年8月の5人の審査員選出もスルー(行わない)
(これで幽霊審査会の出来上がり)

手立て6
10月に、架空の議決をして発表する
事務局と審査補助員が議決文を創作し、公表する。


世の中、悪いことをし続けるとどこかでボロを出すもの

官僚、検察、大メディアは、なんとしても小沢氏を失脚させたかったのだろう。

検察審査会事務局は、彼らの意図を汲んで、国民を欺き架空議決を実行した。

検察審査会事務局は、「菅政権、官僚、検察、大メディアという強い味方が付いている」「国民も疑わない」「自分達には調査や捜査が及ばない」「絶対にばれることがない」と確信し、世紀の大犯罪を実行したと思う。

しかし、世の中、あまりに極端な悪いことをすると必ずどこかでボロを出す。「蟻の一穴」があるのだ。「天網恢恢、疎にして漏らさず」だ。

今回の検察審査会事務局もやぱりボロ、二つの大失策おかした。

以下にその大失策を紹介する。


大失策その1: 代表選前に議決するストーリーに変更した

事務局は、代表選が行われることになったので、ストーリーを変更したと思う。

ストーリー変更の推理はこうだ。

菅政権中枢(仙石大臣?)は、小沢氏勝利の場合に備えた小沢氏へのレッドカードとして、強制起訴議決を代表選前に用意しておいてほしい旨を上手に検察審査会事務局に伝えたのだろう?
その意に沿って、事務局は、議決文を9月14日までに創作し、備えたのではないか?
代表選の結果、レッドカードは使わなくて済んだが、議決を9月14日付にしてしまったため、10月議決予定より早く議決した言い訳が必要になった。
そこで、検察審査会関係者は、「一週間で議決に至った」など、苦しい嘘を読売新聞等にリークせざるを得なくなった。

読売新聞記事をもう一度よく読んでほしい。


10月6日読売新聞記事

『 東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と議決するまでの経緯が、審査会関係者の話で明らかになった。
関係者によると、11人の審査員たちは、お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり審査を行った。
9月上旬には、「起訴議決」を出す場合に義務付けられている検察官の意見聴取を行った。意見聴取では、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が1時間以上にわたって説明。斎藤副部長は「元秘書らの供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立を認めるのは難しい。有罪を取るには、慎重に証拠を検討することが必要です」などと、審査員らに訴えたという。                     
審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、犯罪の実行行為者でなくても謀議 に参加すれば共犯として有罪になるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示し、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。
起訴議決が出たのは、民主党代表選当日の9月14日。第5審査会の定例の審査日は毎週火曜日で、この日は偶然、審査日にあたっていた。ただ、この日に議決を出すことが予定されていたわけではなく、議長役を務める審査会長が審査中に「議決を取りますか。それとも先に延ばしますか」と提案したところ、審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった。
議決の後、「こんな日になっちゃったね」と漏らす審査員もいたという。多数決の結果、起訴議決が出たのは午後3時頃。代表選で開票の結果、小沢氏の落選が決まったのは、その約30分後だった。    』


一市民Tは全文嘘だと直感した

その理由は、全て無理筋な内容だからだ。

吉田審査補助員が就任したのが9月7日と言っているので、14日までの平日審議日は4日しかない。
元々10月末までに議決すると言っていた話だ。審査員に、急に出席をお願いしても、不審に思われるだろうし、急には集まれないだろう。

この間で、斎藤特捜副部長が1時間の説明をしたという。たった1時間で、60人の検察官が長期に亘って捜査した内容を、素人の審査員が理解できるはずがない。理解せずして、議論などできない。ましてや、捜査に問題があるので「起訴相当」などという結論には及ばない。

『審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった。』とあるが、ありえない話だ。


では何故、審査会関係者は全文嘘の内容をリークできたのか。
その謎解きは簡単。
当事者の審査員が存在しないからだ
嘘を追及する人がいないから、とびっきりの嘘がつけるのだ

事務局側は「8月から、延々審議を続けていましたが、」と云っておけば疑われずに済んだのに、沢山の作り話を披露し、さらに疑惑を深めたようだ。


長瀬第一検察審査会事務局長は新聞社へのこのリークについても嘘を重ねた。

一市民Tが「読売新聞等に書かれていることは、とても無理なスケジュールですね。」と詰問すると、彼は「(読売に書いてあるようなことは)言った覚えはない。」と返答した。(新聞を利用した嘘リークをやったくせに、都合が悪くなると、「そのようなことを言った覚えがない」とは呆れる。読売のいう審査関係者は幽霊か?)

読売に、「検察審査会関係者とは誰のことですか?どのような裏を取っての報道ですか?」と追及すると面白い。もちろん、読売は嘘情報だと気づいていての掲載だろう。読売はとんでもないメディアだ。

議決を代表選前に間に合わせる」などしなければ、疑いを持たれなかったのに


<大失策その2:とんでもなく若い平均年齢30.91歳を公表してしまった>

審査員が実在していれば、平均年齢の計算を3度も間違うことはありえない。

局員の心のうちをもう一度読んでみる。

審査員が実在しないのだから、平均年齢を出しようがない。
局員は、とんでもなく若い平均年令30.91歳を公表してしまった。
致命的な失策だ。

第1回目は34.27歳という平均年齢が出したが、若すぎるなどの疑いをもたれなかった。むしろ、若い層ほど小沢氏に反感を持っていると読んだのだろう。

1回目は、選択的とはいえ、34.27歳というのは実際に存在する平均年齢だった。無作為に選べば、確率的には発生し得ない平均年令になるとの考えには及ばなかったのだろう。

あまり頭の回らない事務局員のなせるわざということか。

彼は、「若すぎる」との疑惑の抗議に慌ててしまった。37歳の人を足し忘れたなど、辻褄あわない報告をしてしまい、自らさらに深みに入ってしまった。
その後のどたばた振りは、10月19日のブログに書いた通りだ。

そもそも最初から、選管が選んだ200人の名簿から、11人の年令を取り出し、50歳前後の平均年齢を提示していれば、疑いをもたれなかったと思う。


なんとしても真実が知りたい。事実を明かすべきだ

とにかく、審査員の選出、議決の経緯には疑惑がありすぎだ。

一市民Tは自分の推論に間違いないと確信している。この推論でしか説明がつかないことばかりが発生しているからだ。
しかし、現在のところその証拠を掴めていない。

違法でない審査員選出と、違法でない審議で議決されて、初めて強制起訴ができるはずだ。

選挙管理員の選出名簿、事務局内での審査員の選出方法、選出時の立会い者の証言、審査員名簿調べ、会議録、審査会開催日時、日当支払簿と審査員との照合など簡単な調査で、疑惑が解明できる。

まったくおかしな話だが、法務大臣、刑事部長、当事者は、情報公開請求を拒んでいる。
なんと情けない人達だろう。
彼らは、検察、検察審査会事務局とグルだといわれてもしょうがない。

民主党議員、小沢事務所はありとあらゆる手段でそれらの開示を要求し、確認してほしい。

法務大臣、刑事部長、当事者は、本当のことを言わないと思う。現在の権力者達はそれを言わさないよう圧力をかけるだろう。

真実が明らかになれば、世の中がひっくり返ってしまうからだ

国民も、審査や裁判には税金を使われるのであるから、上記の事実を知る権利がある。

一市民Tも多くの有志の方と一緒に、何度も、検察審査会に出かけて確認しようと思う。うやむやにしておく問題ではない。

一市民Tが期待しているのは、同室で、真面目に仕事をされている検察審査会局員の方の内部告発だ

正常な世の中に戻すため、ぜひ事実を公表していただきたいと願う次第だ

2010年10月31日