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会計検査院までもが、最高裁の"架空議決"を隠蔽工作!

<森裕子元参院議員が一市民Tをブログで誹謗中傷>
参議院選挙で参院議員の資格を失ったばかりの森前議員が、2013年8月13日一市民の志岐武彦を誹謗中傷するブログを掲載した。
「一市民T氏 の作り話による誹謗中傷に断固抗議し、撤回と謝罪を強く求める。」
https://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/yurusanai.html
文中で「一市民Tのブログを読んでもすべて憶測である」などとも書いた。私志岐武彦は森氏に関して作り話をした覚えはない。森氏の政治活動について批判したが、誹謗中傷はしていない。
森氏のブログには、以下のように「会計検査院が、検察審査員が存在したかどうかの厳しい検査が進行中である」という趣旨のことが書かれていた。
(記事引用)
『無罪判決後の7/30には決算委員会で最高裁を厳しく追求している。
以下議事録抜粋。
「検察審査員に対して、どの方に、どの口座に幾ら振り込まれたのかという書類があったり、あるいは当日検察審査員が書く請求書というものもございます。」
「ほとんどマスキングがしてあって分からないんですけれども、結局、本当にこの人たちがいたのか、十一人の検察審査員がいたのかどうか、それさえも、うそではないかという国民から大きな疑問が寄せられているわけでございます。」
「支払調書がある、銀行の振り込みをしましたよという役所のこういう書類があるからといって、これが本当に支払われたとは限らないということは先ほど私の方で説明をさせていただき、そういう状況も会計検査院から御報告をいただきました。本当にこの方たちいらっしゃったんでしょうか、最高裁」
この2012年7/30の議事録を全て読めば、一市民T氏が私を批判する「最高裁の犯罪に蓋をした」という話が作り話であり、森ゆうこの質問が「おざなり」という批判がいかに根拠のない中傷であるかがどなたにも分かって頂けるであろう。
その証拠に、 「是非、委員長の下で、理事会の先生方の御理解も得ていただいて、最高裁のこの経理処理に関して徹底的な審査をしていただくよう要求いたします。」という私の提案が理事会で協議され、他会派への粘り強い働きかけの結果「委員会決議」が行われて会計検査院による厳しい検査が進行中である。
会計検査院発表資料参照 https://t.co/0UqFWkeOge ......』
<会計検査院による審査員の厳しい実在確認とは>
仲間の石川克子氏が、会計検査院発表資料 https://t.co/0UqFWkeOge から裁判所における会計経理等に関する会計検査の結果について」を詳細にチェックした。
https://report.jbaudit.go.jp/org/h24/YOUSEI1/2012-h24-Y1000-0.htm
3検察審査会の運営に伴う公費の支出状況(3)審査員等に係る旅費等の支出状況の項に以下の記述があった。
(記事引用)
『(イ) 会計検査院による審査員等の実在確認
各検察審査会における本人確認の方法は、上記のように主として持参した招集状を確認するものであるが、会計実地検査の際には当該招集状を確認できなかったことから、会計検査院は次の調査方法により審査員等が実在の人物であったのかという点について確認した。
すなわち、会計検査院は、当事者である検察審査会及び裁判所を介在させずに調査するため、11検察審査会の会議に23年5月から7月までに出頭したとして旅費等が支払われている189人に調査票を直接郵送した。この結果、146人から回答があり、この146人全員から、検察審査会に出頭した実績があり、旅費等の振り込みを受けている旨の回答がなされた。また、11検察審査会全てについて、所属した検察審査会に出頭した実績がある旨の回答がなされている。』
小沢検察審査会にも検察審査員が存在したかのように読める。
<会計検査院のトリック>
ところがこの記述にはとんでもないトリックが隠されていた。
この記述に明記されているように、調査対象は、「平成23年(2011年)5月~7月までに出頭したとして旅費等が支払われている180人」である。この調査対象期間には、架空審査会は存在しないと結論づけている。ところが東京第五検察審査会が小沢事件を審査した期間は2010年2月~10月である。この期間について前記の報告書は言及していない。つまり会計検査院は、本来調査しなければならない肝腎の小沢検審の期間を故意に調査対象から外していたのだ。
会計検査院は小沢検審に検察審査員が存在しないことを確認し、故意に調査対象をずらした報告書を作ったと考えられる。
しかも、報告書を提出したのは、森議員が国会で追及した2012年7月から1年2か月経った2013年9月である。会計検査院はほとぼりが過ぎた頃こそっと報告したのである。
8月13日の森氏のブログのおかげで私たちは会計検査院の報告書の存在を知り、石川克子氏の厳しいチェックによりトリックが見破られたのである。
会計検査院までが、最高裁の"架空議決"隠蔽に加担しているのである。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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