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11月21日 小沢検審"架空議決"の根拠① 9月8日"審査がこれから本格化、議決は10月末公算"と6紙報道。"(その6日後の)9月14日議決した"?

 おかしな動きになってきた。一市民Tをよく知る一ブロガーまでが「元審査員に会った。"審査員が居ないなんてありえない"」と言い出した。このタイミングは何?
 これから、"架空議決の根拠"をシリーズで皆様にお伝えしていく。
 一回目は新聞報道の話

 <9月8日6紙報道「審査補助員がやっと決まった。これから審査が本格化する。議決は10月末になる公算」>
 これは、検審関係者(最高裁事務総局あるいは検審事務局)のリークで書かれたものだ。新聞社が勝手に書くわけがない。
 なんとこの6日後の9月14日代表選投票日に起訴議決したと発表した。
 "10月末の議決の公算"が急に"9月14日議決"になったということだ。
 
 <検審事務局は、9月8日~14日までの「審査員日当請求書」を一通も作成していない>
 石川克子氏が、会計検査院から「審査員日当旅費請求書」を取り寄せた。 
 一市民Tはその請求書は偽造だと考えているが、その請求書日付から、検審事務局が決めた審査会議日が読み取れる。
 その請求書から、検審事務局が決めた9月上旬の審査会議日は、9月6日と9月14日であることがわかる。
 検審事務局は、「9月上旬は、9月6日、9月14日に審査会議を開きました」と言っているのだ。
 ということは、検審事務局は「審査補助員がやっと決まった。これから審査が本格化する。 議決は10月末になる公算」と9月8日にリークしておきながら、「1回も審査会議を開かず、(6日後の)9月14日に議決した」と発表したのである。
 
 <検審関係者は9月8日時点で、「9月14日議決」は考えていなかった>
 
 この新聞社へのリークを読み解くと、検審関係者は9月8日時点では「9月14日議決」は考えていなかったといえる。
 もし、審査会議が本当に開かれていて、9月14日議決ができるほど審査が進んでいたのなら、「これから審査が本格化する。議決は10月末の公算」と言わないはずである。そのようにリークすれば、すぐにそれは作り話だったとわかってしまうからだ。
 ということは、検審事務局は、9月8日時点では、9月14日の議決でなく、10月末議決を考えていたということになる。
 ところが、この10月末の議決予定が一転して6日後の19月14日になったしまったのである。
 このように議決日を意のままに変えられるということは、議決に実体がない、即ち架空議決と判断してよい。

 <新聞社へのリークと議決発表は、以下のように考えると辻褄が合う>
① 検審関係者は、"10月末架空議決の予定"で事を進めていた。 
それに合わせ、「審査員日当旅費請求書」等をアリバイ作りのため偽造していた。
② 9月8日、その予定を6紙に「審査補助員がやっと決まった。これから審査が本格化する。議決は10月末になる公算」とリークした。
③ ところが、9月8日直後にその議決日を9月14日に変えなければならない事情が生じた。小沢氏が代表選に勝って総理になる可能性が浮上したのだ。
④ すぐに発表すると怪しまれるので、10月4日に「9月14日起訴議決していた」と発表した。
⑤ 読売新聞と朝日新聞には「9月に入り、平日も頻繁に集まった」などリークして誤魔化した。
 読売新聞10月6日朝刊.pdf
 朝日新聞10月5日朝刊.pdf

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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