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2月21日 「小沢検審議決が架空議決だと誰でも分かる」第1弾!「検審発信情報の矛盾」

 小沢検審起訴議決は疑惑や謎が多すぎる。
 通常起こりえないことや説明しえないことが数多く報告された。
 検察審査員の存在、審査会議の存在の確たるものは何ひとつ示されていない。
 「審査員はホントにいたの?」の週刊誌記者の問いに、審査員選定担当責任者の手嶋健東京第一検察審査会総務課長は「いた......と思います」と答える始末だ。
 小沢起訴議決を調査し分析していくうち、 「審査員はいなかった。審査会議は開かれなかった。架空議決だった」という状況証拠をいくつも見つけることができた。
 決定的な証拠をいくつか紹介する。
 
 <検審発信情報の矛盾> 
 
【2010年9月8日検審関係者が「審査補助員がやっときまった。これから審査が本格化し、議決は10月末になる」とリークしたのに、6日後の9月14日議決。これはありえない】
 以下の4つの情報は出所が同じはずなのに相互に矛盾する
①2010年9月8日、検審関係者が「審査補助員がやっと決まった。これから審査が本格化し、議決は10月末になる」とリークし、大手6紙がこれを一斉報道した。
 資料1 9月8日6紙一斉報道.pdf
②10月4日、検審事務局は「9月14日(代表選投票日)に審査会議が開かれ議決された」と発表した。
③朝日・読売新聞は「9月に入って平日頻繁に審査会議を開いた」と議決報道した。
(審査員を何故平日頻繁に集めなければならないのか。働き盛りの若者が平日頻繁に集まれるか)
 資料2 読売・朝日議決報道.pdf
④開示された「審査員日当・旅費請求書」をみると、9月上旬の審査会議は9月6日しか開かれていない。
 資料3 請求書から読める審査会議日.pdf  

 特に、9月8日「議決は10月末」としていて(①)、6日後の9月14日議決(②)はありえない。
 審査員や審査会議の実体があれば、審査会議日に関しこれだけ矛盾する情報が発信されることはない。
 
 このことから、以下のように結論付けてよい。そしてこう考えると全て辻褄が合う。
(1)審査員、審査会議に実体はなく、議決は架空議決。
(2)架空起訴議決日を10月末から9月14日に急遽変更。
 (変更の理由は、小沢氏が総理になりそうになったので、代表選前に起訴議決したことにした)
(3)①は架空議決予定を発表したものだが、その架空議決日を早めたため②及び③の嘘を吐いた。
 ④の一連の「請求書」は「10月末議決予定」をもとに創作されたが、変更した議決日に合わせて作りかえることをしなかった。あるいはそのようにできなかったかのどちらか。
 
 『最高裁の罠』その2は次回で。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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