MENU

8月9日 最高裁へ3度目の訪問!真っ黒け"審査事件票"を受領!

<東京第五検審は小沢事件を熟議(?)しながら、19件の他事件も審査議決していた?>
以前、以下のブログを掲載したので、もう一度見てください。
『 6月12日 東京第五検察審査員(?)は小沢事件を熟議(?)しながら、19件の他の事件も議決していた!本当かな?』
https://civilopinions.main.jp/2012/06/61219/
ブログに書いた内容を要約すると
『 検察審査会法では、それぞれの事件を審査し、議決すると審査事件票なるものを作成することが義務付けられ、作成された審査事件票は最高裁に送付される。
森ゆうこ議員が、最高裁に、「東京第五検察審査会が22年度中に議決した事件の審査事件票」の開示請求し、森議員に開示されたものが、以下の事件票。
(森議員への開示)22年度審査事件票.pdf
この33件のうち14件が小沢事件なので、東京第五検察審査会は、平成22年度に、小沢事件を審査しながら、小沢事件以外に19件も処理したという報告書だ。これはちょっとできすぎている。
この審査事件票は創作されたものに違いないと思った。』

<私達も審査事件票の開示を求めた>
I氏と一市民Tは、平成22年度中に東京第五検察審査会が議決した事件の審査事件票を、最高裁に開示請求をした。
森議員に開示した事件票と同じものを開示してくるかどうかを、見定めたかったからだ。
最高裁からの7月30日付司法行政文書を受け取った。
司法行政文書開示通知書.pdf
8月8日、I氏と二人で、開示書類の閲覧のため、最高裁に出かけた。

<最高裁情報開示担当は2人とも替わっていた>
今年の3月に最高裁に行ったときは、アキモト氏と戸谷氏が情報開示の担当だった。ところが、今回は、二人とも新しい人に替わっていた。
名前を聞いたところ、一人は田和、もうひとりはスガサワと名のった。
前の二人はどこへ行ったのかと尋ねたら「戸谷は他部署に異動、アキモトは秘書課にいるが、今回担当から外れた」と答えた。
最高裁としては、開示すべきものも理由をつけて断らなければならない。それがアキモト氏も戸谷氏も向いていないと判断したのだろう。

<真っ黒けの"審査事件票"を開示してきた>
早速、審査事件票を見せてもらった。
今回開示の審査事件票
(今回開示)22年度審査事件票.pdf(4枚のみ呈示、残り29枚も同じマスキング状態)
森議員に開示した書類と比較してほしい。
今回開示の文書は、小沢事件以外の審査事件票では、個別に記入された部分は全てマスキングされている。
これでは様式を開示したに過ぎない。
追番号もマスキングされてしまっているので、事件票の区別がつかない。最高裁は(1)から(33)連番号を打って区別している。行政文書そのものをコピーしたということにはならない。
I氏と一市民T「何故、すべてマスキングしたのか」
田和氏    「その理由は司法行政文書開示通知書に記載していますので」
I氏と一市民T「これらの情報が、どうして個人情報になるのか。個人を特定できないですよ」
田和氏    「......」(返答できない)
I氏と一市民T「森議員には開示したものを、今回何故マスキングしたのか」
田和氏    「......」(返答できない)
I氏と一市民T「森さんは議員だから、マスキングしないで出したのか」
田和氏    「それはない」
一市民T   「私達は以下のことを要求する。メモして下さい。」
"開示通知書の不開示理由は間違っていましたので、マスキングを外して出し直します"という文書を添えて、森議員に出したものと同じ内容のものを提出して下さい。納期は一週間とします。」
最後に一市民Tは
「東京第五検審事務局が、審査員を選ばず、審査会議を開かなかったことは分かった。小沢事件以外の事件も審査会議を開かず、審査事件票だけを作成したことも分かった。しかも、これらの行為は最高裁の指示・指導によるものだ。最高裁は一連の不祥事の罪を認め、出直してほしい。あなた方のような真面目な若い方達が、積極的に事実を明らかにするよう最高裁の中で動いてほしい。お願いします」
田和氏、スガサワ氏「......」(頭を下げ、神妙に聞いていた)

<なぜ、全てマスキングしてしまったのか>
東京第五検察審査会事務局は、小沢事件審議期間中、正式な審査員を決めておらず、審査会議も開いていない。
ただ、周囲の手前、小沢事件以外の事件の申し立てを受け入れて、架空の審査事件票を作成していたとみる。
審査会議の存在を疑われ出し、森議員の追及も厳しかったので、アリバイ作りになると考え、森議員にはマスキングなしで開示した。
これで、その場は森議員を騙せたが、森議員が審査員不存在に気づきはじめた。
そのような状態で、審査会議情報を出せば、その中身を追及されることになる。今回、そのことを警戒し、全てをマスキングして出したということだろう。
田和氏、スガサワ氏も、最高裁がとんでもない悪事を働いていたことに気づいたようで、かわいそうなくらい元気がなかった。
彼らは上司や、刑事局にどのような報告をするのだろう。
いよいよ、最高裁のとんでもないイカサマが明らかになってきた。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

コメント

コメントする

目次