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8月26日 斉藤検察官は「特許庁汚職」大捜査で、議決前は検審に説明に行くどころではなかった!

<サンデー毎日記事「小沢検審 イカサマ隠蔽の決定的証拠」>
サンデー毎日が7月後半に衝撃的な記事を掲載したので拙ブログで紹介した。
7月23日 サンデー毎日 衝撃記事再び!「小沢検審 イカサマ隠蔽の決定的証拠」
https://civilopinions.main.jp/2012/07/723/
多くの皆様に読んで頂きたいので、記事を張り付けさせて頂く。
サンデー毎日8月5日号.pdf
小沢検審でイカサマが行われたが、そのイカサマ隠蔽の決定的証拠が見つかったと言っている。
どんなイカサマなのか?
検察審査会法第41条で、検審で起訴議決する前に、検察官を出席させて説明を受けることを義務付けている。ところが、検察官は議決前に説明に行っていないということだ。
決定的証拠とは
9月28日に、斉藤検察官が説明に出向いたという情報
8月1日~9月14日の間の出張管理簿の中に、斉藤検察官が出向いたという記録がない。
(出張管理簿は、私とI氏が提供)

<斉藤検察官は「特許庁汚職」捜査で、9月上旬は検審説明どころではなかった>
サンデー毎日の記事の中に以下の記述がある。
『 小沢氏の次は「特許庁汚職疑惑」
      ......
 高検関係者が話す。「特捜部の直告班は、特許庁のコンピューターシステム開発を
巡る汚職疑惑に食いついた。ターゲットは民主党の現職閣僚と、自民党の大物衆院議員。両氏に多額のカネが流れており、受託収賄罪での立件を目指したのです。斉藤副部長はその陣頭指揮を執り、少なくとも特捜部が9月17日に関係先の家宅捜索に入るまで、資料解析に専念していた」
 となると、陣頭指揮を執っていた斉藤副部長は小沢事件の再捜査や、起訴議決前の検審への説明は不可能だったことになる。
    ......
一方、特許庁汚職は日の目を見ずに消えた。
「関係先に野田佳彦首相らの国会議員に献金していたソフトウエア会社が入っていた。大阪地検特捜部の証拠改ざん事件も発覚して検察への批判も高まっており、配慮を重ねて立件を見送ったのです」(特捜部OB)                』
 
9月28日に、斉藤検察官に会ったという知人に聞いてみた。
<斉藤検察官の人となり> 
知人によると、
「 斉藤さんは優秀な人。将来を嘱望されていた。人望も厚い。小沢捜査には批判的だった。
小沢捜査は前任の吉田副部長が担当していて、捜査の状況はあまり知らない。捏造報告書には斉藤検察官の署名があるので、斉藤検察官が作成したと思われているが、佐久間部長が作成し、名前だけ使われたようだ」

<斉藤検察官は、特許庁汚職捜査の陣頭指揮で超多忙>
知人によると、
「 斉藤検察官は、起訴議決前後、自民党大物議員と民主党の現職閣僚がからんだ特許庁汚職疑惑捜査の責任者として超多忙だった。
新聞では9月上旬に説明したと書かれているが、その事件捜査で忙しく、検審に説明に行くどころではなかった。
汚職捜査チームの検事たちは、遅い盆休みを取った後、9月4日全員集合、臨戦態勢に入った。9月17日から、大物自民党議員関連の7か所の家宅捜査を実施した。
斉藤検察官は、9月末になって、やっと時間が取れるようになり、検審(=最高裁)の求めに応じて9月28日に検審に出向いた。斉藤検察官の説明が済まないと、議決発表が出来ないので、検審(=最高裁)はずいぶん焦っていたのではないか。
この汚職事件捜査は、関係先に野田首相他現役閣僚に献金していたソフトウエア会社が入っていることで、結局立件が見送られてしまった。
現役閣僚を立件するには法務大臣の許可がいるが、法務大臣が許可を出さなかったのだろう。」
その他の情報
「議決発表して間もなく、斉藤検察官が9月28日に説明に行ったという情報が外に漏れ出した。議員の間では「斉藤検察官を証人喚問したら」という声が上がった。慌てた最高裁と法務省は、斉藤氏を、東京地検公判部に異動させ、小沢裁判の指定弁護士の補佐役にさせた。こうやって斉藤氏への追及を防いだ。ほとぼりが済んだ頃、斉藤氏は元の特捜副部長に戻っている。」
 
 この特許庁システム関連の発注は1000億と言われている。
 さぞかし、議員に多額のカネが流れたのだろう。これは絶対に立件してほしかった。
 
 斉藤検察官らは、本当の巨悪に立ち向かったと言っていいだろう。
 
それに引き替え、佐久間達哉前副部長、吉田幸喜前副部長らは、事件にもならない小沢案件を執拗に捜査し、事件化した。とんでもないことだ。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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