6月25日 実態がナゾだらけの「検察審査会」メンバーは本当に存在するのか?(週刊プレイボーイ)

<検審事務局の本当の怪しさは、検審を直接追及した者しか分からない>

2010年11月1日の週刊プレイボーイ記事をもう一度読んで下さい。
http://wpb.shueisha.co.jp/2010/11/01/919/

週刊プレイボーイ記者が、小沢検審議決直後に東京の検審事務局に乗り込み、手嶋東京第一検審事務課長を2時間にわたって追及した。その追及の模様が記されている。


<手嶋課長と記者の問答後半が特に面白い>

後半部分転載
『 ......

 ☆ 検察審査員は、いるのか、いないのか?

記者:では、審査員の選び方は?
「くじです。パソコンでワンクリックすれば結果が出てきます」

記者:クリック一発で?
「裁判所が管轄する自治体の有権者名簿からパソコンを使ったくじで、毎年秋に翌年一年分の候補者400人を選びます。ただ、通知を受け取っても70歳以上や学生、過去5年以内に審査員や裁判員を経験した人などは回答書で『辞退したい』と申し出て、こちらの資格審査を通れば辞退することもできます」

記者:資格審査は誰が?
「前任の審査員です」

記者:審査員? ってことは、一般人が審査員を選んだわけですか?
「そういうことになります」

記者:その資格審査は何をもって候補者を絞り込むのですか?
「通知と一緒に送付する質問票への回答で判断します」

記者:ぜひその質問票を見せてください。
「それはちょっと......手元にないので見せられません」

記者:審査方法も審査基準もわからない。せめて、審査員の肉声を知りたいので議事録を見せてください!
「議事録といったものはつけておりません。会議の実施日時や参加者を記録する会議録ならありますが......」

記者:議事録がない! てことは、審査員の誰が何をしゃべったか、一切記録に残っていないってこと?
「そうなります」

記者:えーっ! 重要な資料になるはずの議事録を残していないなんて。
「それは検察審査会法に明記されておりませんので......」

記者:誰が何をしゃべったかなんてどーでもいい話だと......。じゃ、会議は何月何日に計何回行なわれたの?
「それも答えられません」

審査員の顔も見えなければ、声も聞こえてこない。議事録もなければ,会議の開催日程もわからない。こんな審査会に小沢氏は裁かれたのか......。

記者:そもそも、手嶋さんは審査員の姿をその目で見たんですか?
「あの日、廊下ですれ違った人が審査員だったんじゃないか、と」

記者:はぁ!?
「ただ、選任された審査員にはそれぞれ『検察審査会法に則り、公平・誠実に審査を行ないます』と宣誓してもらい、宣誓書も提出してもらいます。その際、宣誓書を受け取った担当者がいます」

記者:ぜひ、その人に会わせてください!
「それはできません」

記者:なぜですかっ!?
「担当者には会わせられません」

記者:じゃ、会議がどこで行なわれたのかも......教えてもらえませんね?
「そのとおりです。教えられません」

記者:審査員はホントにいたの?
「いた......と思います」

記者:思いますって(苦笑)。その審査員に足はありましたか?
「......」 

審査員の実像を求めて事務局に乗り込んだものの、結局2時間のやりとりの末にわかったのは、審査員の要望の名のもとに、「何も教えられない」「見せられない」という事実だけだった。そもそも、なぜ彼ら(事務局)はこれほどかたくなにすべてのことを隠そうとするのか? ... 』


<今も状況は変わっていない>

あれから1年8か月が過ぎたが、検審事務局の対応は変わらない。
「何も教えられない」「見せられない」の一点張りだ。

今もって、検察審査員の実態は何も見えてこない。

やはり、怪しいのだ。

2012年6月25日