2010年10月のブログ記事

10月31日  誰でもわかる"検察審査会事務局の騙しテクニック"解説。― 完全犯罪「架空議決」は破綻寸前!―

「10/19存在しない審査員で架空議決をした」「10/26検察審査会に乗り込んだ。疑惑だらけだ」と立て続けに拙ブログに書いた。
ともに大きな反響があった。

検察審査会関係者公表した内容や説明には、不可解なことが多すぎる。

しかし、司法に携わる公務員が、架空議決などという犯罪を犯すなど考えも及ばない方も多くおられると思う。

そこで、一市民Tの推論をもう一度説明したい。

検察・検察審査会事務局が仕組んだ小沢獲りストーリー

手立て1
第5検察審査会事務局は、09年11月100人の群から6人、10年2月100人の群から5人の審査員選出に際し、小沢嫌いの11人を恣意的に選んだ

手立て2
検察は、複数の市民団体を焚きつけ、小沢氏を不起訴処分とした検察を告発させた。その後、東京第5検察審査会事務局に、複数の団体、個人から申し立て書を出させた。
(一個人だけの申立が受理された模様)

手立て3
東京第5検察審査会事務局は、検察の意を受けて動く(?)米沢弁護士を審査補助員に選んだ。
(上記の手立てにより、11人全員が「起訴相当」と判断)

手立て4
10年5月の6人の審査員選出をスルー(行わない)
2月就任の審査員には、「後任の審査補助員が決まらないので、審査会はしばらくない。」と伝えた(?)(審査補助員を決めるのに、3ヶ月もかかるのか?5~7月は審査会を一回も開いてない?)
メディアには「後任の審査補助員が決まらないので、議決は10月になる。5月選出6人と8月選出5人の新しい審査員で審査する。」とリークした。

手立て5
10年8月の5人の審査員選出もスルー(行わない)
(これで幽霊審査会の出来上がり)

手立て6
10月に、架空の議決をして発表する
事務局と審査補助員が議決文を創作し、公表する。


世の中、悪いことをし続けるとどこかでボロを出すもの

官僚、検察、大メディアは、なんとしても小沢氏を失脚させたかったのだろう。

検察審査会事務局は、彼らの意図を汲んで、国民を欺き架空議決を実行した。

検察審査会事務局は、「菅政権、官僚、検察、大メディアという強い味方が付いている」「国民も疑わない」「自分達には調査や捜査が及ばない」「絶対にばれることがない」と確信し、世紀の大犯罪を実行したと思う。

しかし、世の中、あまりに極端な悪いことをすると必ずどこかでボロを出す。「蟻の一穴」があるのだ。「天網恢恢、疎にして漏らさず」だ。

今回の検察審査会事務局もやぱりボロ、二つの大失策おかした。

以下にその大失策を紹介する。


大失策その1: 代表選前に議決するストーリーに変更した

事務局は、代表選が行われることになったので、ストーリーを変更したと思う。

ストーリー変更の推理はこうだ。

菅政権中枢(仙石大臣?)は、小沢氏勝利の場合に備えた小沢氏へのレッドカードとして、強制起訴議決を代表選前に用意しておいてほしい旨を上手に検察審査会事務局に伝えたのだろう?
その意に沿って、事務局は、議決文を9月14日までに創作し、備えたのではないか?
代表選の結果、レッドカードは使わなくて済んだが、議決を9月14日付にしてしまったため、10月議決予定より早く議決した言い訳が必要になった。
そこで、検察審査会関係者は、「一週間で議決に至った」など、苦しい嘘を読売新聞等にリークせざるを得なくなった。

読売新聞記事をもう一度よく読んでほしい。


10月6日読売新聞記事

『 東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と議決するまでの経緯が、審査会関係者の話で明らかになった。
関係者によると、11人の審査員たちは、お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり審査を行った。
9月上旬には、「起訴議決」を出す場合に義務付けられている検察官の意見聴取を行った。意見聴取では、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が1時間以上にわたって説明。斎藤副部長は「元秘書らの供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立を認めるのは難しい。有罪を取るには、慎重に証拠を検討することが必要です」などと、審査員らに訴えたという。                     
審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、犯罪の実行行為者でなくても謀議 に参加すれば共犯として有罪になるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示し、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。
起訴議決が出たのは、民主党代表選当日の9月14日。第5審査会の定例の審査日は毎週火曜日で、この日は偶然、審査日にあたっていた。ただ、この日に議決を出すことが予定されていたわけではなく、議長役を務める審査会長が審査中に「議決を取りますか。それとも先に延ばしますか」と提案したところ、審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった。
議決の後、「こんな日になっちゃったね」と漏らす審査員もいたという。多数決の結果、起訴議決が出たのは午後3時頃。代表選で開票の結果、小沢氏の落選が決まったのは、その約30分後だった。    』


一市民Tは全文嘘だと直感した

その理由は、全て無理筋な内容だからだ。

吉田審査補助員が就任したのが9月7日と言っているので、14日までの平日審議日は4日しかない。
元々10月末までに議決すると言っていた話だ。審査員に、急に出席をお願いしても、不審に思われるだろうし、急には集まれないだろう。

この間で、斎藤特捜副部長が1時間の説明をしたという。たった1時間で、60人の検察官が長期に亘って捜査した内容を、素人の審査員が理解できるはずがない。理解せずして、議論などできない。ましてや、捜査に問題があるので「起訴相当」などという結論には及ばない。

『審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった。』とあるが、ありえない話だ。


では何故、審査会関係者は全文嘘の内容をリークできたのか。
その謎解きは簡単。
当事者の審査員が存在しないからだ
嘘を追及する人がいないから、とびっきりの嘘がつけるのだ

事務局側は「8月から、延々審議を続けていましたが、」と云っておけば疑われずに済んだのに、沢山の作り話を披露し、さらに疑惑を深めたようだ。


長瀬第一検察審査会事務局長は新聞社へのこのリークについても嘘を重ねた。

一市民Tが「読売新聞等に書かれていることは、とても無理なスケジュールですね。」と詰問すると、彼は「(読売に書いてあるようなことは)言った覚えはない。」と返答した。(新聞を利用した嘘リークをやったくせに、都合が悪くなると、「そのようなことを言った覚えがない」とは呆れる。読売のいう審査関係者は幽霊か?)

読売に、「検察審査会関係者とは誰のことですか?どのような裏を取っての報道ですか?」と追及すると面白い。もちろん、読売は嘘情報だと気づいていての掲載だろう。読売はとんでもないメディアだ。

議決を代表選前に間に合わせる」などしなければ、疑いを持たれなかったのに


<大失策その2:とんでもなく若い平均年齢30.91歳を公表してしまった>

審査員が実在していれば、平均年齢の計算を3度も間違うことはありえない。

局員の心のうちをもう一度読んでみる。

審査員が実在しないのだから、平均年齢を出しようがない。
局員は、とんでもなく若い平均年令30.91歳を公表してしまった。
致命的な失策だ。

第1回目は34.27歳という平均年齢が出したが、若すぎるなどの疑いをもたれなかった。むしろ、若い層ほど小沢氏に反感を持っていると読んだのだろう。

1回目は、選択的とはいえ、34.27歳というのは実際に存在する平均年齢だった。無作為に選べば、確率的には発生し得ない平均年令になるとの考えには及ばなかったのだろう。

あまり頭の回らない事務局員のなせるわざということか。

彼は、「若すぎる」との疑惑の抗議に慌ててしまった。37歳の人を足し忘れたなど、辻褄あわない報告をしてしまい、自らさらに深みに入ってしまった。
その後のどたばた振りは、10月19日のブログに書いた通りだ。

そもそも最初から、選管が選んだ200人の名簿から、11人の年令を取り出し、50歳前後の平均年齢を提示していれば、疑いをもたれなかったと思う。


なんとしても真実が知りたい。事実を明かすべきだ

とにかく、審査員の選出、議決の経緯には疑惑がありすぎだ。

一市民Tは自分の推論に間違いないと確信している。この推論でしか説明がつかないことばかりが発生しているからだ。
しかし、現在のところその証拠を掴めていない。

違法でない審査員選出と、違法でない審議で議決されて、初めて強制起訴ができるはずだ。

選挙管理員の選出名簿、事務局内での審査員の選出方法、選出時の立会い者の証言、審査員名簿調べ、会議録、審査会開催日時、日当支払簿と審査員との照合など簡単な調査で、疑惑が解明できる。

まったくおかしな話だが、法務大臣、刑事部長、当事者は、情報公開請求を拒んでいる。
なんと情けない人達だろう。
彼らは、検察、検察審査会事務局とグルだといわれてもしょうがない。

民主党議員、小沢事務所はありとあらゆる手段でそれらの開示を要求し、確認してほしい。

法務大臣、刑事部長、当事者は、本当のことを言わないと思う。現在の権力者達はそれを言わさないよう圧力をかけるだろう。

真実が明らかになれば、世の中がひっくり返ってしまうからだ

国民も、審査や裁判には税金を使われるのであるから、上記の事実を知る権利がある。

一市民Tも多くの有志の方と一緒に、何度も、検察審査会に出かけて確認しようと思う。うやむやにしておく問題ではない。

一市民Tが期待しているのは、同室で、真面目に仕事をされている検察審査会局員の方の内部告発だ

正常な世の中に戻すため、ぜひ事実を公表していただきたいと願う次第だ

2010年10月31日|個別ブログ記事

10月26日 検察審査会事務局に乗り込みました。疑惑だらけでした。

 前回ブログで、「審査会事務局は存在しない審査員で架空議決した?」と書いた。
 http://civilopinions.main.jp/2010/10/1019.html
 「検察を正すはずの検察審査会が架空議決をした!」などと言うのは、一般的に言うと不見識かもしれない。だが、事務局の説明は矛盾だらけ。それに審査員の存在が見えてこない。考えに考えた末、「審査員を選ばなかった」として推理した。すると全てに説明がつくではないか。
 ブログの反響は大きかった。1週間弱で約一万件以上のアクセスがあった。一市民Tのツイッター(4219take)にも、「自分もあやしいと思っていた」「事実だとしたら天地がひっくり返る」「どうやって吐かせるか」などという賛同・応援のツイートをたくさん頂いた。
 
 疑惑だらけの第5検察審査会事務局に行って、真実を確認したいと思った。そんな矢先、ツイッターで、「東京第五検察審査会への抗議文・質問書を持っていくので、同行してみたい方はどうぞ」という「小沢一郎議員を支援する会」からの案内を目にした。
 10月25日朝、地裁前に集まった方達と一緒に、東京第5検察審査会事務局に乗り込んだ。

 以下その報告をする。

 <検察審査会事務局と「小沢一郎議員を支援する会」世話人とのやり取り>

 世話人の方が、ご自身のブログ「杉並から情報発信です」で、当日のやりとりを掲載されたので、以下に紹介させて頂く。
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/c960809ad38f81ff7f16a361d9f0f27d

『 本日月曜日(10月25日)「東京第五検察審査会」への抗議文・質問書提出
 本日午前10時「小沢一郎議員を支援する会」は伊東章代表世話人を先頭にネットで呼びかけて参加された方々と世話人を合わせた総勢20名で東京地裁3Fにあります「東京第五検察審査会」に抗議文と質問書の提出をしました。

国民の間から「検察審査会」への疑問や批判がこれほどまでに多くなっているのにもかかわらず、前回同様こちらからの具体的な質問には「個別審査に 関しては話せません」の一点張りで全く埒はあきませんでした。

主なやりとりは下記のとおりです。

対応は「東京検察審査会」長瀬事務局長と手嶋総務課長です。

1.伊東代表が新たな質問書(添付資料参照)を提出。11月15日までに前回のように電話ではなく文書による回答するよう何度も念を押して要請。
手嶋総務課長の回答:それはわかりません

2.今回フリージャーナリスト林克明氏が取材のために参加されましたが、取材写真を取ろうとしたところ事務局側は強行に拒否。
「写真撮影禁止」を繰り返すのみで写真撮影禁止の根拠は一切明かさず。

3.我々の質問:東京第一審査会事務局長と東京第五審査会事務局長にお会いしたいが会えるか?
東京第一審査会事務局長の長瀬氏が名乗り出たが名刺はくれず。東京第五審査会事務局長は伝田という人だが「席を外している」ために今回も面会できず。

4.我々の質問:長瀬さんは一番奥の席に座っている。東京第一審査会事務局長とともに東京検察審査会全体を統括している事務局長ではないのですか?
長瀬事務局長しぶしぶ認める。「全体の事務局長ですが第五検察審査会に命令する立場ではない」と我々が聞いていない事をなぜか強調した。

5.我々の質問:長瀬さんと手嶋さんは検察からの出向ですか?
長瀬事務局長の答え:自分も手嶋健総務課長も裁判所出身で検察からの出向ではない

6.我々の質問:検察審査会事務局の職員は検察からの出向ですか?」
長瀬事務局長の答え:検察審査会の職員は全員裁判所の職員で検察からの出向者ではない

7.我々の質問:ここの大部屋には3つの机をT字に並べたグループがいくつか配置されていますがこれは第1から第六までの検察審査会だと思われます。第五検察審会事務局の場所はどこですか?
長瀬事務局長の答え:お答えできません

8.我々の質問:小沢氏起訴相当の第二回目議決をした11人の審査員の平均年齢が最初30.9歳、二回目33.91歳、三回目34.55歳と三回 も訂正されました。計算間違いをした事務局員はだれですか?
長瀬事務務局長の答え:お答えできません

9.我々の質問:20歳以上の日本人の平均年齢は54歳位です。平均年齢34.55歳のグループが出る確率は0.012くらいで現実には不可能 です。検察審査会はわざと若い人を選んだんではないのですか?
長瀬事務局長の答え:お答えできません

10.我々の質問:審査補助員の吉田弁護士が選任されたのが9月7日と言われていますが、正確な日にちはいつだったのですか?
手嶋総務課長の答え:個別審査の案件ですのでお答え出来ません。

11.我々の質問:小沢氏起訴相当の第二回目議決は9月14日になされたと言われていますが本当ですか?
手嶋総務課長の答え:そうです

12.我々の質問:小沢氏起訴相当の第二回目議決が9月14日になされたが公表されたのが10月4日です。なぜ20日間も議決が伏せられていたのですか?
長瀬事務局長の答え:お答えできません

このような長瀬事務局長と手嶋総務課長の「国民を完全にバカにした対応」に参加者全員怒り心頭でした。                                           (終わり)   』


 <一市民Tと長瀬事務局長と手嶋総務課長とのやりとり> 

 どうも、怒りが収まらないし、聞きたりない。一市民Tが一人残り、前述の長瀬事務局長と手嶋総務課長に質問をしてみることにした。約1時間半、嫌がられつつ質問を浴びせ続けた。

 主なやりとりは以下の通り。

 のっけから、直接一市民Tが推理したストーリーをぶつけた。

一市民 :"1回目の審査員選出は事務局が選択的に選んだ。2回目は選出を行わなかった"と確信している。(ブログに書いたストーリーを説明した)
長瀬  :それは貴方の見方。法に従って処理している。私達はやましいことは一切していない。

一市民 :多くの国民は、法に違反したことをやったのではないかと思っている。
長瀬  :(報告した内容は)事実です。やましいことはしていない。

一市民T :事実などと言えないはず。あなたは審査員選出の現場を見たのか。議事しているところを見たのか。違反していないのなら、第5審査会事務局担当者が、どのようにして審査員を選んだのか、そしてどのような議事をして議決に至ったのかを証拠を提示しながら明らかにすべきだ。国民に説明する責任がある。
長瀬  :選出には立会人が立ち会っている。

一市民 :第5審査会事務局長と担当者と補助審査員が結託したら、選出しないで済ませることが容易にできる。これなら、議決は簡単に創作できる。
長瀬  :......(無言)

一市民 :読売新聞記事によると、"9月7日に吉田審査補助員が就任。14日議決した"とある。この間、平日は4日しかない。10月までに議決すると言っていたのに、どうして短期間に一気に決めることになったのか?集中的に何度も11人の審査員を集めるのは難しいのでは?この4日で、膨大な検察捜査資料の説明を、素人の審査員に理解させ、議論をさせ、結論をまとめあげられるとは到底考えられない。
長瀬  :審査会は、読売記事の内容を公表していない。(疑問には答えない)

一市民 :"審査会関係者の話では"となっている。読売が嘘の記事を書いたのか。
長瀬  :「読売に確かめてほしい。

一市民 :"審査補助員が決まらないので、議決が10月に延びる"と報道していた。審査補助員を決めるのにそんなに長い時間がかかるのか?
長瀬  :審査会では、そのようなことを公表していない。

一市民 :多くのメディアがそのような報道を流している。これも嘘というのか。
長瀬  :......(無言)

一市民 :5~7月は審査会を開かなかったのでしょ?
手嶋  :そんなことはできません。他案件の審査もあるので。

一市民 :「申し立て書を持ってきても、第5検察審査会は小沢案件で一杯など、適当な理由をつけて、他の審査会に回すこともできますね。どこの審査会でも受付けられるということを確認しました。
手嶋  :......(無言)

一市民 :1回目6回のくじ、2回目5回のくじで11人を選び、平均34.55歳を選び出す確率はきわめて低い。2度目の選出でも、34.55歳と小数点2桁まで同じ値になった。このように数字が全く同じになる確率は天文学的に小さい。発生することはありえないということだ。
長瀬  :実際にそうなった。私達はやましいことはしていない。

一市民 :貴方は報告だけで確認しているので、報告をもって事実とは言えないはずだ。担当者は審査員データを創作することぐらいいとも簡単だ。担当者が使った資料を提示して説明しなければ納得できない。
長瀬  :私達はやましいことはしていない(これの一点張り)

一市民 :事務局の説明では、"平均年令計算を選出時期別に、別の担当が行った。一人の担当者は就任年令で、もう一人の担当者は議決年令で計算した"と言っているが、その通りか。
手嶋  :その通り。

一市民 :すると、6人全員が5月1日~9月14日までの間に全て誕生日を迎えたとしても、最大で0.54歳(6÷11)しか上がらないはず。それにしては、年齢差0.64(=34.55-33.91)は大きすぎて辻褄が合わない。
手嶋  :いや、外の理由も......(しどろもどろだ)


一市民 :年令だけでも、公表できないのか?
長瀬  :できない。

一市民 :会議議事録は見せられないのか?
手嶋  :会議議事録はない。議事録を作らなければいけないという法律上の規約がない。

一市民 :議事録がないと、次の会議が進められないのでは。職務上とるのが当たり前だ。
手嶋  :......(無言)

一市民  :審査員には日当を払っているはず。支払の帳簿を見せてほしい。名前を隠してもらってもいい。
長瀬  :見せられない。

一市民 :第5審査会事務局局員が不正を行ったため、検察審査会全体への不信が大きくなっている。不正を行ったものを自首させるべき。放置しておくと、貴方だって、監督責任等を問われますよ。
長瀬  :......(無言)

一市民 :少数の事務局員と補助審査員の画策で、大々的な操作で不起訴になった案件を強制起訴にしてしまったと見ている。これは重大問題だ。事実が明らかになるまで、何度も追及する。


 <検察審査会を訪問して感じたこと>

 大部屋に、第1から第6検察審査会事務局の6つのブロックが並んでいた。どこのブロックが、問題の第5検察審査会かあきらかにしなかった。また、伝田(?)第5検察審査会事務局長は、2.5時間の間、席に戻らなかった。

 カウンター越しに事務局局員が全て見える前での、長時間の対話だった。一市民Tは声が大きいので、局員全員に全ての会話が耳に入る状況だ。仕事どころではないだろう。誰かが、「うるさくて仕事ができない」「不正とは何事か」などと怒り出しても良さそうだが、咳としてその声もない。

 一番不思議だったのは、"局員が大きな不正をしている"とこちらが断定しているのに、対応した責任者が怒らないことだ。

 小沢事務所の方、民主党議員の皆様も、直接事務局に出かけ、事実確認と抗議をしてほしいと思う。

2010年10月26日|個別ブログ記事

10月19日 第5検察審査会事務局は、存在しない審査員で架空議決をした?

第5検察審査会事務局と検察がグルになって、裏で不正を行っているのではないかという疑惑について何度も当ブログに書いた。

フリージャナリスト畠山理仁氏が、自身のブログに、審査員平均年齢疑惑についての記事を掲載していることを、前回紹介した。
http://bit.ly/a58dxs 
「割り算」どころか「足し算」も間違える検察審査会事務局のテキトーさ

メディアでは、唯一東京新聞が審査員平均年齢疑惑の記事を掲載した。
10月16日「こちら特報部」の記事 「年令クルクル 検察審査怪」だ。
10月16日東京新聞こちら特報部.pdf

記事の中で、『既にインターネット上では「存在しない審査員で架空議決をした」「偽装工作」などと「謀略説」が渦巻いている。』と書いている。

一市民Tも、第5検察審査会事務局の対応には、説明がつかない不可思議、不自然な内容が余りに多いと感じてきた。

そして、今回第2回議決の報道に接し、「第1回議決は審査員選出に不正があった」「第2回議決は存在しない審査員で架空議決をした」と確信した。

第5検察審査会事務局の対応経緯を並べ、何故そのように確信したかの説明を試みた。

上記の2つのことは、証拠を掴んでいるわけではないが、第5検察審査会事務局の調査をすれば、すぐに明らかになる単純なことだ。

上記の2つのことが行われたとすると、これまでの説明がつかなかった不可思議、不自然な内容の全てが説明できてしまう。

皆さんも一緒に考えてほしい。


第5検察審査会事務局は、早くから強制起訴のための準備をしていた?

一市民Tは第1回議決までの経緯をこう推理した。

検察は起訴処分にできないことを予測し、第5検察審査会を悪用して、小沢氏を強制起訴に持ち込もうと早くから画策していた。

そのため以下の手立てを講じた。

手立て1
第5検察審査会事務局は、09年11月100人の群から6人、10年2月100人の群から5人を選出するに際し、小沢嫌いの11人を作為的に選んだ。
成人の平均は50歳を超える。
11回のくじの結果の平均が34.27歳という若年になることはまずありえない。審査会事務局の作為が働いたと考えて間違いない。
ちなみに、小沢氏別案件を扱った第1検察審査会の審査員平均年齢は50歳だった。第5検察審査会事務局だけが不正をやっているということだ。

手立て2
検察は、正体不明の市民団体等を焚きつけ、不起訴処分とした検察を告発させた。そして、第5検察審査会宛に申し立てを集中させた。

手立て3
第5検察審査会事務局は、検察の意を受けて動く米沢弁護士を審査補助員に選んだ。

上記の手立てを講じた結果、11人全員「起訴相当」の議決が成立した。


第2回審査は、審査員選出を行わず、事務局で架空議決をした?

この方法は強制起訴を確実に出せるが、一つだけ危険が伴う

2月に就任した5人の審査員が、選出を行っていないことに気づく恐れがある。
この恐れをなくすため、審査会事務局は、5~7月の3ヶ月間、審査をお休みするとした。
メディアを通じて「米沢弁護士の後任の審査補助員が決まらないので、小沢氏の審査が大幅に遅れ、議決は10月になる。審査員も全て入れ替わる。」という情報を流した。

一市民Tも「衆人が注目した中で、新たな11人が選出されるのだから、今度こそ正しい選出が行われ、選出された審査員が公平な議決をするだろう」とたかをくくっていた。甘い考えだった。
今にして考えれば、審査補助員1人を選ぶのに、3ヶ月もかかるのは怪しいと疑うのだが。

この手で、5月と8月の審査員選出をスルーしてしまった。
こうして、誰にも気づかれず、審査員がいない状態をつくった。

こうなれば、審査補助員と第5検察事務局が、架空の議決文を自由に創作することができる。外部へのアナウンスも思うままだ


代表選実施決定で、急遽「代表選前の議決ストーリー」に変えた?

急に代表選が行われることになった。

官邸(仙石大臣か?)から、「小沢氏が代表選に勝った場合、『強制起訴』を総理就任阻止に使うから、議決は代表選前になされたことにしてくれ」との要望があったのではないかと推測する。

事務局は、審査員が存在しない架空議決を行うのだから、いかようにも対応できる。

事務局は、「9月に入って、一気に審査し、代表選前に議決した」とするストーリーに変更した


以下の10月6日読売新聞を読むと、ストーリー変更の様子が理解できる。

『 東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と議決するまでの経緯が、審査会関係者の話で明らかになった。

関係者によると、11人の審査員たちは、お盆休みのある8月中は隔週でしか集まれなかったが、9月に入ってからは、平日に頻繁に集まり審査を行った

9月上旬には、「起訴議決」を出す場合に義務付けられている検察官の意見聴取を行った。意見聴取では、東京地検特捜部の斎藤隆博副部長が1時間以上にわたって説明。斎藤副部長は「元秘書らの供述だけでは、小沢氏と元秘書らとの共謀の成立を認めるのは難しい。有罪を取るには、慎重に証拠を検討することが必要です」などと、審査員らに訴えたという。                     
審査員に法律的な助言をする審査補助員を務めた吉田繁実弁護士は、暴力団内部の共謀の成否が争点となった判例や、犯罪の実行行為者でなくても謀議 に参加すれば共犯として有罪になるなどと認定した1958年の最高裁大法廷判決を審査員に示し、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と説明した。

起訴議決が出たのは、民主党代表選当日の9月14日。第5審査会の定例の審査日は毎週火曜日で、この日は偶然、審査日にあたっていた。ただ、この日に議決を出すことが予定されていたわけではなく、議長役を務める審査会長が審査中に「議決を取りますか。それとも先に延ばしますか」と提案したところ、審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった

議決の後、「こんな日になっちゃったね」と漏らす審査員もいたという。多数決の結果、起訴議決が出たのは午後3時頃。代表選で開票の結果、小沢氏の落選が決まったのは、その約30分後だった。    』


もっともらしい記述だが全て作り話だ。検察審査会事務局のアリバイ作りのためにリークされたのだ。
審査会は、「審査の内容を明らかにしない」と言っていながら、アリバイ作りの嘘話だけは事細かにリークしている。

吉田審査補助員が就任したのが9月7日と言っているので、14日までの平日審議はたった4日しかない。元々10月末までに議決すると言っていた話だ。11人に、頻繁に出席しろと、急に言っても無理だろう。

この間で、斎藤特捜副部長が1時間の説明をしたという。たった1時間で、60人の検察官が長期に亘って捜査した内容を審査員が理解できるはずがない。理解せずして、議論などできない。ましてや、捜査に問題があるので起訴相当などという結論は出せない。どうして、短期間で、議決文に書かれている結論が出せるのか。

検察関係者が『審査員らから「議論は煮詰まった」との声が上がり、議決を出すことになった。』といっているが、そう簡単に煮詰まるなど考えられない。

もっともらしい嘘をつくものだ。

とても無理なスケジュールだ。審査員が存在しなかったとした方が自然に理解できる。


「存在しない審査員で架空議決をした」と確信したその他の理由

1.実際に審査員選出を行えば、平均年齢が34.55歳という若年層が選出されることはありえない。

2.実際に審査員選出を行えば、平均年齢を3回もクルクル変えるヘマをやらない。

第5検察審査会事務局の行動と心のうちを、一市民Tはこう推理する。

① 平均年齢を若年にしておけば国民が議決を受け入れやすいと考え、30.9歳という架空の平均年齢を公表した。
事務局は、平均年齢が若年になって疑われることを予想していなかったと思う。

② ところが、公表後、若年過ぎておかしいという意見が続出した。

③ ここで事務局は大きなミスをおかした。
一人足し忘れがあったとして、33.91歳という架空の平均年齢に訂正した。
ここで、(33.91-30.9)×11≒33 と逆算して、足し忘れた審査員の年令は33歳とすればよかったのに、37歳としてしまった。
第1回議決平均年齢34.27歳が頭にあって、足し忘れた人の年令を、(34.27-30.9)×11≒37と逆算してしまったのだろう。

④ 「足し忘れの37歳を入れて計算し直すと、第2回議決平均年齢は(30.9×11+37)/11=34.27歳となり、33.91歳とならない。しかも、この34.27歳は、第1回議決平均年齢と同じで、ミステリーだ」との話が持ち上がってしまった。
37歳の審査員が存在したわけでなく、平均年齢34.27歳という数字を使って逆算して出した年齢なのだから、当然第1回議決平均年令と同じになる。ミステリーなんかではないのだが。

⑤ 今度は、平均年齢を34.55歳と訂正した。
訂正の理由は、就任時の年令で公表していたのを、議決時に直したからと付け加えた。
この理由も変だ。訂正前との差は0.64歳。短い期間で7人も誕生日を迎えたことになる。
最後で、帳尻を合わせようとしたのだろう。
おそらく、審査員候補の母集団200人から、平均が34歳あたりになるような若年者をピックアップしたら、34.55歳になってしまったということなのだろうか。
ただ、この数字が第1回議決時の平均年齢と完全に一致することになったミステリーは未だ解けない。

⑥ 畠山氏と審査会事務局の手嶋健総務課長のやり取りでの、課長の答弁が支離滅裂だ。
・「37歳を加えると34.27歳になるのに、何故33.91歳か?」の質問に対し、
足し忘れ以外の10人として計上した数字自体に誤りがあるこの数字(足し合わせて計算した平均年齢)はお忘れ頂いた方がよい。」
足し忘れた人の年令が37歳について「基礎とした数字が間違っていた
(何のことやら、さっぱり分からない説明だ)
・「11人の審査員の年令を公表したらよいのではないか」の要求に対し、
具体的には特定にも繋がる恐れがありますので、お答えしておりません
(どうして特定されるのだ。公表すると矛盾が膨らむ?)

3.検察審査会事務局は「会議議事録がない」と言う。
日当の支払など税金を使って審議をしているのに、会議議事録がないのはおかしい。
もっとも、実際に審議をしていないので、「会議議事録がない」と言うのはわかるが。

4.検察審査会事務局は「会議室名も公表できない」と言う。
実際に審議をしていないので、会議室名を言えないのもよくわかる。

5.検察審査会事務局は「審査会を何回開催したかもいえない」と言う。
実際に審議をしていないので、何回開催したとも言えないのもよくわかる。


ここまでお読み頂いた方は「存在しない審査員で架空議決をした」ことは疑いようもない事実だとお分かり頂けたと思う。


最高裁長官は、第5検察審査会事務局の審査員選出から議決まで顛末を明らかにし、国民に説明すべし

第5検察審査会は、疑惑だらけの審査員選出と謀略で、大捜査でも起訴処分に出来なかった案件を強制起訴にしてしまった。
このまま放っておくと、また血税を使って納得の行かない無駄な裁判が長々と行われることになる。

このようなことを許していると、民主主義が崩壊してしまう。

第5検察審査会の審査員選出から議決まで顛末の調査と国民への説明を、最高裁長官に要求したい。

国民は、税金を払っているのだから知る権利がある。

民主党議員の皆様は、この問題を国会その他でとことん追及していただきたい。


2010年10月19日|個別ブログ記事

10月15日 「デタラメな平均年齢公表」は第5検察審査会事務局悪行のほんの一部だ!

 議決に携わった審査員平均年齢のあまりの低さに多くの方が不信を持ったと思う。審査会事務局が2度もこの平均年齢を訂正したことで、さらに疑惑が脹らんだ。11人の平均年齢を出すという単純計算で、2度の訂正発表は魔か不思議だ。

 フリージャナリストの畠山理仁氏がこの訂正について審査会事務局に問合せをした。その問合せのやりとりをご自身のブログで紹介していたので、以下に添付する。
 「畠山理仁氏のブログ」 http://bit.ly/a58dxs 

 
 一市民Tもこのブログを読み、裏を読み取ってみた。以下に一市民Tの推理を示す。


 一市民Tの推理

 <第5検察審査会事務局は、架空の平均年齢を公表した?>

1.審査会事務局の担当は、不法に、面接や調査で小沢嫌いの審査員を選んだ。選んだ結果として、2回とも若年層だった。

2.2回目は、30.9歳という架空の若い平均年齢を公表した。
若年の平均年齢にすれば、国民が議決を受け入れやすいと考えたと思う。
事務局は、公表するまで平均年齢が若年になってしまったことを疑われるとは思っていなかったと思う。

3.ところが、公表後、若年過ぎておかしいという意見が続出した。慌てて、これまた33.91歳という架空の平均年齢に訂正した。
訂正の理由を、一人足し忘れがあったとした。これもウソだろう。
ここで、足し忘れの人の年齢33歳とすればごまかせたのだ。[(33.91-30.9)×11≒33]
ところが、勘違いして37歳としてしまった。
2回目の平均年齢も、第1回目平均年齢34.27歳だと錯覚してしまっていたのだろう。
34.27-30.9)×11≒37で計算した37歳としてしまったに違いない。
「足し忘れの37歳を入れて計算しなおすと、2回目の平均年齢は(30.9×11+37)/11=34.27歳となる。この数字が、1回目平均年齢と同じになるというのはミステリーだ」との話がある。
これは、37歳の人が存在したわけでなく、2回目も平均年齢34.27歳と想定して足し忘れをした人の年齢を導き出したのだから、ミステリーなんかではない。

4.報道対応者である手嶋健総務課長は、「37歳を加えると34.27歳になるのに、何故33.91歳か?」との問いに対し「足し算も間違っていた」と回答した。
1回目の訂正で、「37歳の人だけ足し忘れた」と説明した。いまさら、「残り10人分の足し算も間違っていた」など言うのはおかしい。
元々足し算などしないで、30.91歳という架空の平均年齢を公表したに違いない。

5.「東京第5検察審査会は13日、小沢氏を起訴議決した9月14日時点の審査員11人の平均年齢を「33.91歳」から「34.55歳」と再訂正した。
訂正前は審査員就任時の年齢で計算していた」との報道がなされた。
http://s.nikkei.com/aYaEh9
この訂正報道もデタラメだ。
公表する平均年齢は議決した時の年齢を提示するのが当たり前ではないか。
よしんば、就任時の年齢で提示したとしても、平均年齢が0.64歳(34.55-33.91=0.64)上がったことになる。このように誕生日が短期間に集中する確率は小さい。

 ウソをウソで塗り固めようとしているので、どんどんボロが出てきてしまう。もう説明がつかなくなっている。


 <1回目34.27歳、2回目34.55歳でも、ありえないくじの確率である>

 100人から5人、別の100人から6人を、70歳以上を除外して選ぶ場合、平均34.27歳になる確率は1.28%だ。(桜美林大学教授数学者芳沢光雄氏の計算)
 34.55歳になる確率もほぼ同じだと仮定すると、1回目34.27歳、2回目で34.55歳になる確率は、0.0128×0.0128=0.000164だ。即ち、10,000回で1.64回しかないのだ。
 一発のくじで、こんな結果が得られることはない。
 ちなみに、過去の審査員の平均年齢は以下の通り
 JR宝塚線脱線事故1回目47歳、2回目53歳、鳩山偽装献金事件52歳だ。
 
 第5検察審査会事務局が、特別な手心を加えて選出したと断言できる。


 <審査員選出に不正があれば無効だ>

 公表された審査員平均年齢は正しくなく、その平均年齢も若すぎる。今回の審査員選出には不正があることは間違いない。不正があれば、議決は完全に無効だ。
 第5検察審査会事務局の職員が不正を行っていれば、公務員特別職権乱用罪に問われるはずだ。第5検察審査会は、自ら、審査員選出のいきさつを明らかすべきだ。法務大臣も、その権限で、上記の内容を調査し、関係者や国民に公表し、善後策を示すべきだ。

2010年10月15日|個別ブログ記事

10月9日 「検察審査会の起訴相当議決は本当に国民の判断か」第3弾

<検察審査会の議決結果は全く納得できない>

一市民Tは、検察審査会の議決結果に不信を抱き、当ブログで、2度コメントを書いた。

第1回目の議決が出た後
8月10日 検察と検察審査会事務局は同じ穴のむじな『騙しのテクニックはこうだ』
http://civilopinions.main.jp/2010/08/810.html

第2回目の議決が出た直後
10月5日 巨大利権集団手下の検察とメディアが民主主義の根幹揺るがす ―検察審査会の再議決「起訴相当」は本当に国民の判断か?―  
http://civilopinions.main.jp/2010/10/post_12.html

検察審査会の運用の方法と議決結果には、余りに不可思議なことが目立つ。

裏に、政権首脳(仙石大臣ら)、官僚、米国などの汚い、大きな力が働いているように見える。
この大きな力が、検察を中心とした司法関係者を動かしているのではないか。

検察を中心とした司法関係者は、メディアや右翼団体までを動員して、小沢氏を追い落とす一手段として、検察審査会を悪用したのではないかと思い始めた。


<検察審査会悪用の手口はこうだ?>

一市民Tの見立ては以下の通り。

全国165箇所ある検察審査会うち、検察がコントロールできる審査会を選ぶ。
選ばれたのが第5検察審査会だ。
第5検察審査会事務局は、小沢氏がお金に汚い、ずるい政治家という偽りのイメージをもっていそうな11人を作為的に選ぶ。
第5検察審査会に、検察は特定の団体から小沢氏を告発させる。
検察の意を察して動く審査補助員を選ぶ。
審議に当たって、捜査に当たった検察官は「裏献金について疑いは持っているが、証拠が掴めない」などと説明する。
審査補助員は、誘導したい結論に沿って、資料を提供し、説明をする。

これで起訴相当きまりだ。

このような土俵を作っておけば、何度審査会を開いても起訴相当になるだろう。
そのように仕組まれているのだから。


<検察審査会が悪用されていることを見破るために>

1.告発人を疑おう

告発人の名前は公表されていない。
起訴できる権限まで付与されているのに、告発人の名前を公表しないのは片手落ちだ。

噂では、「真実を求める会」「世論を正す会」「在特会」などいくつの告発人の名前があがっている。
これらはいずれも、曰くつきの右翼系の団体のようだ。

「在特会」の桜井代表は、外国人地方参政権を提案している小沢氏を失脚させるために告発したと自身のブログで語っている。まさに審査会を悪用しようとしたことを広言している。

検察や警察とこれらの右翼団体との関係も取りざたされている。検察から示唆されての告発だろう。第5検察審査会に告発が集中しているところがそれを物語っている。

小沢氏の不起訴発表した2月4日直後に、メディアが「検察審査会への告発があり、3ヶ月後に、小沢氏の案件が検察審査会で審議される」と報じた。
検察審査会は自らこのようなことを公表しない。
間違いなく検察のリーク情報だろう。

2.審査員事務局がどのようにして審査員を選んだのか?

くじで選ばれたはずの審査員の平均年齢が、1回目34.6歳、2回目30.9歳だそうだ。
20歳以上が対象なので、平均だと50歳を超えるはずなのに。何故だ。

このことが「きっこのブログ」に書かれている。ぜひ読んで頂きたい。

2010.10.07  「11人の操り人形」
http://www.kikko.cocolog-nifty.com/kikko/

審査員の選出方法などが検察審査会法に記述されているので、簡単に紹介する。
・第1ステップ :選挙管理委員で、1年に100人の群を4群無作為に選ぶ
・第2ステップ :検察審査会事務局が、3ヶ月に一度100人の群から、5人ないし6人をくじで選ぶ
任期は6ヶ月で、3ヶ月で半分入れ替わる。

第5検察審査会事務局では、2回の議決の間で、4回22人の選出を行ったことになる。
くじで、若年者ばかりが選出される確率はきわめて低い。
「きっこさん」が言っているように宝くじの特等を当てるより難しい。

明らかに、選出に作為が働いたと見るべきだろう。

第5検察審査事務局には、資格を確認するため、候補者へのインタビューや調査が出来ることになっている。これらの特権を生かして、審査員を取捨選択できそうだ。

くじは、地方裁判所の判事と地方検察庁の検事が立ち会うことになっている。

立会いをした判事と検事そして第5検察審査会事務局長に、どのような選び方をしたのか確認すべきだろう。
ぜひ、小沢弁護団は確認してほしい。


3.新しい被疑事実を加えて議決した非を追及しよう

第2回目の議決では、告訴容疑になかった「4億円の借り入れの不記載」を「犯罪事実」に認定している。

郷原信郎氏は、これに対し、「議決無効」との見解を示した。
小沢弁護団もこの件で、訴訟手続きをすると発表した。

「4億円の借り入れの不記載」の追加は、小沢氏にダーティーなイメージを与えるために加えられたものだ。

専門家に言わせると、「記載のずれ」も「4億円の借り入れの不記載」もないといわれている。
このことは、秘書3人の裁判で明らかになるはずだ。

告訴容疑だけで議決するのが当然だ。

検察審査会制度の目的は「検察が不起訴にした内容」の検証であるはずだ。

新しい被疑容疑を勝手に加えて議決させることは、素人に検察の仕事をさせるということだ。
これ許すと魔女狩りが続出する。


4.審査のスピードや発表の時期を調整した理由を知ろう

第2回目の審査はなかなか始まらなかった。議決は10月になるとの報道がなされていた。

検察審査会の結論が出てしまうと、小沢潰しの材料がなくなってしまうのでゆっくりしていたのだろう。

ところが、9月初めに、一気に審議を加速しなければならなくなった。

その理由は以下の2つ
・郵便不正前田改ざん事件の発表前に審議を終わらせる必要が生じた。
審査員が、特捜の不祥事と前田容疑者の小沢事件関与を知ってしまえば、小沢氏への嫌疑が薄れてしまうからだ。
・代表選実施が決まった。
小沢氏が勝った場合、『強制起訴』を持ち出して小沢氏を追い落とせる。

新聞報道によると、9月7日~14日の一週間で議決を出してしまったようだ。

議決から3週間も発表を延ばした理由は、郵便不正事件と小沢事件とが同質同根の問題であることを国民に認識させたくなかったためだと思う。


上記のことから、検察審査会の『起訴相当』議決は巨大利権集団が仕組んだ小沢潰しの大きな罠だと、一市民Tは思った。

ところが残念なことに、国民の多くがその罠に気づいていない。
気づいていないどころか、小沢氏の評価は「強制起訴されて良かった」が多い。

メディアのお決まりの世論調査も以下の通りだ。(10月7日東京新聞)
「議員離職を求める54.3%」
「離党論63.8%」
「"何もやましいことはない"の主張に対し、納得できない86.4%」
 
小沢氏が、政治主導で国民主権を確立するため、巨大利権集団と闘っていることなど、もちろん気づいていない。

「世の中どうなっているのだ!」と思う今日この頃だ。

2010年10月 9日|個別ブログ記事

10月5日 巨大利権集団の手下"検察とメディア"が民主主義を揺るがす!検察審査会議決「起訴相当」は本当に国民の判断だったのか!  

<驚きの「小沢氏起訴相当」の議決>

 今回、検察審査会が「小沢氏起訴相当」の議決を下した。
 まさか、としか言いようがない。

 証拠がなくても強引に起訴する特捜検察が2度も起訴できないと判断した案件を、起訴すべきと結論付けたのだ。何を根拠にと問いたい。起訴の容疑事実は、「収支報告書の虚偽記載について小沢氏が関与した」というものだ。

 専門家の間では、「収支報告書の虚偽記載はない」という判断が専ら。虚偽記載ありと認めたとしても、訂正すれば済むことで、犯罪に値しない事案だ。ましてや、そのことに関与したとして小沢氏が強制起訴されるとは。

 検察審査会事務局が審査員の選定に手心を加えたのではないかという疑念が沸く。検察審査会事務局は補助弁護人の選定を出来るが、意に沿った弁護人を選定したと思う。この補助弁護人と検察官の説明と誘導により、ありえない議決が導き出されたと思われる。>


<不起訴処分の対象事実を逸脱した被疑事実での、起訴相当の議決は無効>
 
 郷原信郎氏のツイッターに以下のツイートがあった。
『 昨日の段階では、議決書の冒頭の被疑事実(不動産取得時期、代金支払時期の期ズレだけ)が、当然、そのまま起訴すべき犯罪事実になっていると思っていたが、よく見ると、添付されている別紙犯罪事実には、検察の不起訴処分の対象になっていない収入面の虚偽記入の事実が含まれている。検察の公訴権独占の例外として検察審査会議決による起訴強制が認められている趣旨に照らして、不起訴処分の対象事実を逸脱した被疑事実で起訴相当議決を行うことは許されない今回の起訴相当議決は無効であり、強制起訴手続をとることはできない。』

 別紙犯罪事実が手元にないので確認できないが、不起訴処分の対象事実に、勝手に被疑事実を付け加えて起訴相当議決を出してしまうのは、おかしいと思う。
 こういうことが許されるなら、素人が新たな罪を加えて、起訴できてしまうことになる。一般市民にそこまでの権限を与えるべきではない。これも、補助弁護人がそのように誘導したのであろう。どのような処置が下されるか分からないが、小沢氏側はぜひ抗議してほしい。


<巨大利益集団は、検察・最高検・メディアを意のままに動かしている>
 
 小沢潰しは、民主党が政権を取ろうとする時から始まり、延々2年以上続いている。
 大きな流れはこうだ。
 西松事件(大久保秘書起訴)→小沢氏代表辞任→陸山会事件(秘書3人起訴)→第1回目審査議決「起訴相当」→小沢氏幹事長辞任→第2回目議決「起訴相当」

 これは、検察とメディアだけでできることではない。裏に巨大利権集団(官僚、米国、大資本、利権政治屋、御用メディア)の存在があり、彼らが次から次に小沢潰しをしかけたのだろう。

 巨大利権集団は、民主党が政権を取ってから、菅と7奉行達をも抱え込んだ。菅、仙石、岡田、前原などがその中心人物だ。

 巨大利権集団は、検察とメディアに無理筋な手を使わせて、確実に成果をもぎ取ってきた。


<政府首脳・最高検・裁判所・メディアは、みずからの裁量権を効かして追い込む>

 政府首脳・最高検・裁判所・メディアは、相互に調整を行いながら、裁量の幅を充分に効かして小沢氏を追い詰めてきた。

 下記の手順を見ると意図が歴然。
9月7日   村木氏の無罪判決
9月11日  最高裁 鈴木宗男上告棄却 (小沢氏にダメージを与えるため、代表選直前を選んだ)
9月14日  代表選実施
9月14日  検察審査会で起訴議決
10月1日  大坪・佐賀逮捕(議決結果公表直前なので話題がすぐに薄れる)
10月5日  検察審査会議決結果公表

 彼らは、発表時期等の裁量権をもっているので、小沢氏に大きなダメージを与えるように、菅氏が勝つように、検察関係にお咎めが少なくなるように画策してきたに違いない。そのほか、メディアへの巧妙なリークを度々行い、ダメージを与えた。


<小沢事件での検察・メディアの実態を世に知らせよう>

 郵便不正事件では、特捜検察の組織ぐるみの冤罪つくりが明らかになった。正義を実行するはずの検察がヤクザまがいの方法で冤罪作りをしているのだ。西松・陸山会事件でも全く同じ構図だ。
 中正・公平な報道をするはずのメディアは、郵便不正事件をはるか上回る酷さで、ウソ報道と偏向報道を続けた。その報道と、それと対になって行われる世論調査のせいで、「小沢=悪者」のイメージが国民に完全定着してしまった。
  
 今回も、新聞各紙は、一面で大々的に小沢氏起訴を報じた。「国民の責任で起訴」「法廷判断強く求める」など、起訴は当然との論調だ。

 テレビも、大々的に報道。町の声も、「小沢氏が起訴されて良かった」。検察とメディアが作った冤罪なのに、まるで犯罪扱いだ。推定無罪の法則などお構いなしだ。

 検察とメディアが民主主義を歪めている。
 心ある識者達がネット等で冤罪だと叫んでも、その意見はメディアにもみ消されてしまう。

 日本の危機だ。
 大手メディアが作る偽世論に対抗し、正しい世論を起さないとどうしようもない。
 心ある民主党議員と一般市民が一緒になって国民運動を起すべきだ。
 西松・陸山会事件での検察の捜査状況を公開すべきだ。
 そして検察が組織ぐるみで冤罪作りをやっていることを多くの国民に知らせるべきだ。
 特捜組織を解体し、検察の取調べを可視化すべきだ。

 メディアが、ウソ報道と偏向報道をしている実態を多くの国民に知らせるべきだ。

2010年10月 5日|個別ブログ記事