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森裕子元参院議員の小沢判決前の本気度はどこに?法務委員会秘密会も開催されなかった!

<小沢判決1か月前、森裕子元議員は市民の集会で最高裁を激しく非難>
2012年3月23日市民の集会で、森裕子参院議員は壇上で、最高裁の不正を激しく非難した。
小沢政治裁判を終わらせよ!2/2-森ゆうこ 参議院議員
<小沢判決直前決起集会で、元レバノン大使・天木直人氏「"最高裁による架空議決"疑惑を外国人記者クラブで世界に発信せよ」と>
小沢判決直前の4月19日、決起集会が文京シビックホールで開かれた。
元レバノン大使・天木直人氏が壇上で"最高裁による架空議決"疑惑を指摘、「判決前に外国人記者クラブで、小沢一郎議員らが検審問題を世界に発信せよ」とアドバイスした。
「天木直人 STOP権力の暴走⑪国民大集会 小沢一郎裁判 外国人記者クラブで!」
<森裕子議員は「法務委員会秘密会開催要請をした」と集会で報告>
4月19日の決起集会でも、森氏が壇上で演説した。
森ゆう子 STOP権力の暴走⑫ 検察審査会を調査する法務委員会秘密会要請
読み上げた「秘密会開催の要請について」は以下の通りである。
検察審査会の実態調査を目的とする法務委員会秘密会の開催について(要請)
<秘密会開催要請は本気だったのか>
森議員のブレーンのⅩ氏(くじ引きソフトを解析したソフト専門家)から「近々要請文が出る。平野貞夫氏と私がその原案を作成し、森裕子議員が修正した」と事前に聞かされていた。森議員とその仲間が作成したということである。
私は要請文の内容について以下の点で不満だった。
①「検察審査会の実態を調査すべきである」と言っているが、具体的に何をどのように調査するかが決まっていない。
②調査する理由も曖昧。
たとえば、『(3)......審査員選定くじ引きソフトの欠陥が証明されたこと等により、検察審査会法の根幹である審査員選定の公正性そのものに、国民から大きな疑念が寄せられている』とあるが、
「ソフトの欠陥」ではなく、最高裁がイカサマソフトを作製したのである。「国民から疑念が寄せられている」ではなく、森議員が「私が直接確認した結果、選定はデタラメだった」と言っていたのである。
『(4)加えて、情報公開が極めて限定的であることから、実際に検察審査会が開催されたか否かにさえ疑念を抱いた国民による大規模なデモや集会などの抗議行動が繰り返し行われている。』とあるが、
情報公開が限定的だから疑念を抱いたのではなく、公開された情報そのものに疑念を抱いたのである。「疑念を抱いた国民による大規模なデモや集会が行われている」と他人事のような表現になっている。
3月23日の森氏の発言とはあまりにギャップがありすぎる。
私は、秘密会が開かれれば何らかの事実が明らかになる、最高裁の不正も明らかにされると思って黙って聞いた。
後にはっきりしたことだが、
秘密会は開催されなかったし、天木直人氏が提案した「小沢一郎議員らによる外国人記者クラブ記者会見」も実現しなかったのである。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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