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11月3日 東京第五検審事務局と東京地裁出納課は、こうして架空の検察審査員日当旅費請求書を作成した!

 10月2日 最高裁事務総局は反論できますか? 「小沢一郎検審起訴議決を"架空議決"と結論付けた"7つの根拠"」!と書いた。
 https://civilopinions.main.jp/2014/10/102/
 以下の報告書に目を通して頂きたい。
 小沢一郎検察審起訴議決を"架空議決"と結論付けた"7つの根拠"
 添付資料:証拠書類
 
 ところが、東京地裁に審査員日当旅費請求書を開示請求すると、審査員はいないはずなのに多量の請求書が呈示された。
 どうして請求書が存在するのか?この謎を解くため、呈示された小沢検審の請求書を徹底分析した。
 
 <三文判さえ用意すれば、架空の検察審査員日当旅費請求書はいくらでも作れる>
 審査員の日当旅費はどのような手順で支払われるのか?
 東京の検察審査会事務局と、日当旅費支払業務を行う東京地裁の出納課、情報開示を行う東京地裁総務課に確認してその手順をまとめた。
 審査員日当旅費はどのような手順で支払われるか
  
 検審事務局職員が請求者の住所・氏名を印字、支払明細を記入し、請求者は認印を押すだけで請求書が作られる。検審事務局が3文判さえ用意すれば何枚でも請求書が作れるということである。
 地裁出納担当者が請求書に書かれた金額を仲間内の口座に振り込めば出金実績も作れる。こうすれば検審事務局と地裁出納課は裏金を作ることもできる。
 請求書の住所・氏名がマスキングされているので、請求者が本当の審査員だったのかそして本当に審査会議に出席したかを確認できない。経理の不正を見つける役割の会計検査院も、上記の「小沢一郎検察審起訴議決を"架空議決"と結論付けた"7つの根拠"」の 5ページ記載のごとく、小沢検審の「審査員実在確認」を外して確認しない。
 昔から、地裁は裏金作りに検察審査会を利用していたといわれているが、十分にありうることである。三文判の束がある検察審査会の事務局に置いてあったという目撃情報も知人から聞かされた。
 <日当旅費の支払い処理が6回も遅れている。高額支払者のみ遅れなしに支払い>
 では小沢東京第五検審ではどのような請求書が作られ、どのような支払がなされたか。小沢検審の請求書並びに決議書から、添付の表をまとめた。
 小沢検審日当旅費支払
 発議日とは、東京地裁が請求書を受け取り、支出負担行為即支出決定決議書を作成した日、言い換えれば支払を決定した日のことである。
 不可解な点を以下に記す。
 <7か月の間に6回も発議が遅れているが、これは架空請求書作成の証拠>
 以下の発議遅れ(支払遅れでもある)がある
 ①2月23日会議分13人(3月19日発議)
 ②3月9日会議分のうち高額支払者1人を除く14人(4月1日発議)
  高額支払者1人は3月19日に発議している。
 ③3月16日会議分13人(4月1日発議)
 ④3月23日会議分15人(4月1日発議)
 ⑤8月10日会議分15人(9月6日発議)
 ⑥8月24日会議分16人(9月6日発議)
 今年9月1日、「発議遅れの理由」についての質問書を東京地裁森本益総務課長に提出し(東京地方裁判所長宛質問書)、10月7日、森本総務課長に面談した際、口頭にて以下の回答をもらった。
  森本課長の回答:
『いずれの支払いも、予算枠を超えたのでその資金手当てができず、支払を延ばした。3月19日に1人だけ支払ったのは立替え金額が大きいと判断したからである。』
 10月29日森本課長に面談した際、この回答で間違いないかと確認したが、「間違いない」との返事があった。
 この回答はどう考えても嘘である。地裁は、この短い期間に6回も予算がショートしたとしているが、一回予算が無いことに気づけば次は予算が足りなくならないように先の手当てをするはずだから、何度も資金がショートすることなどありあえない。この件に関し、10月29日、森本課長に新たな質問書を提出した。回答を待ちたい。
 <高額支払者111589の請求書の交通費請求明細が手書き>
 高額支払者111589は島在住の人で、請求書によると2月9日と3月9日の審査会議に出席したことになっている。
 その請求書を以下に示す。
 高額支払者の請求書
 111589の2月9日付請求書は、交通費の欄の部分が印字である。3月9日には111589以外にも14人が出席したことになっているが、この14人の交通費の欄も印字記入である。ところが、3月9日の111589の交通費の欄は手書きされている。
 3月9日に、14人と一緒に作られたら111589だけ手書きになるとは考えにくい。
 6回の支払い遅れや数回分のまとめ払いは、実際に審査員がいて審査会議が開かれていたとしたら起こりえないことである。
 請求書が架空のもので後付で作成された可能性が強い。
 高額支払者については、あまりに支払いが遅れると怪しまれるので先に支払ったことにしたと思われる。
 

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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