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12月6日 ブログ記事の内容が"名誉棄損"に当たるとし、森ゆうこ前国会議員が一市民Tを訴える!

 小沢氏が検察審査会で強制起訴された件に不審を抱き、3年間調査し、その活動と調査結果をブログ「一市民が斬る」や著作「最高裁の罠」等で発信してきた。
 10月19日東京地裁から私に一通の訴状が届いた。
 なんとその原告は、3年にわたり一緒に検審疑惑を追及してきた元生活の党代表代行の森ゆうこ氏だった。
 訴状を添付する。
 訴状.pdf 
 甲第1、第2、第3号証.pdf
  
 訴状の請求内容は以下の通り
① 500万円の賠償請求
② 別紙目録1記載のブログエントリー削除
③ ウェブサイト、ブログ、書籍または雑誌において、別紙目録2記載の事実摘示を行ってはならない

 <原告・森氏と私の関係を以下に簡単に示す>
1.小沢起訴議決直後から、森議員の検察審査会の疑惑追及をサポートしてきた。
市民オンブズマン「いばらき」事務局長石川克子氏とともに多くの資料や情報を提供してきた。
森議員を支援する会の会員でもあった。
2.小沢裁判の判決直前から、森氏と私の見解の相違が明らかになった。
森氏は、検審起訴議決直後から検察審査会を管轄する最高裁の責任を追及していた。ところが、小沢判決の直前になり小沢検審起訴議決の謀略の首謀者は"検察"と主張しだした。
私はその首謀者が「最高裁」であると一貫して主張し続けてきた。今も変わらない。
森氏の著書「検察の罠」と私の著書「最高裁の罠」を比較して頂けばわかる。
さらに12月4日の拙ブログを読んで頂けばご理解頂ける。
【12月4日 小沢検審疑惑の総まとめ! "架空議決"8つの根拠】
https://civilopinions.main.jp/2013/12/1248/ 
3.今年3月、森氏のブレーンⅩ氏が「検察の捏造捜査報告書を、小沢無罪判決の直後、ロシアサーバー通し八木啓代氏に流したのは私です。」と私に語った。Ⅹ氏との共通の知人もこのことをⅩ氏から聞いたという情報を私にくれた。
Ⅹ氏は森氏の要請を受け、最高裁が開発した「審査員選定くじ引きソフト」の分析をしたり、「検察庁ロビーで議決後の9月28日、検審説明に行く斉藤検察官に会った」という情報を森氏らにもたらすなど、小沢検審疑惑解明のキーパーソンで、森氏のブレーンでもあった。そして、Ⅹ氏は小沢判決直前まで私達と最高裁スキャンダルを追及していた。
4.私は拙ブログ「一市民が斬る」に、3.の内容を数回掲載した。

 <驚きの訴えだ>
① 議員時代の森氏の政治活動を、拙ブログで批判したことに対して起こされた訴えである。
② 直接森氏から抗議も、申し入れもなく、いきなり訴状が届いた。
③ 森議員の支援者であり、一緒に検審疑惑を追及していた一市民に対し、多額の金額請求と、ブログ削除、並びに今後の情報発信に制限を加える請求である。
 特に、③のブログ削除、ならびに今後の情報発信に制限を加えるということは、憲法で保障された「言論の自由」を奪うものである。

 <「情報公開から読み解く最高裁判所」(森ゆうこ裁判の被告・志岐武彦さんの話を聞く会)の開催>
 森氏の今回提訴内容は「国民の言論の自由」を奪うもので、民主主義を根本から否定しているものと判断せざるを得ない。
上記の観点から、日本ジャーナリスト会議(JCJ)が以下の会を主催してくれることに決まった。

 多くの方のご参加をお待ちしています。
 
 <今後の裁判予定>
 第2回口頭弁論
 日時:2014年1月14日 10時30分から
 場所:東京地方裁判所 526号法廷

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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