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9月29日 嘘を嘘で塗り固めた最高裁! "架空起訴議決日"を"代表選投票日"に前倒ししてシッポを出した!

 <最高裁は小沢氏が代表選で勝った場合を想定した手を打っていた>
 9月27日ブログで『 「代表選投票30分前の起訴議決」に筋書き変更したのも、「小沢氏を絶対に総理にさせないため」だった!』と書いた。
 https://civilopinions.main.jp/2013/09/92730/
 小沢氏が総理になった後での架空起訴議決は無理。小沢総理大臣が検察審査会の開催状況を調べることができるからだ。最高裁は総理になる前に起訴議決したことにしておこうと考えた。
 小沢氏が代表選に勝った場合、民主党反小沢派や大メディア達は「刑事被告人を総理大臣にするのか」と攻め、総理就任を断念させることが可能だ。
 ところが代表選では菅氏が勝ってしまった。「小沢は検審で起訴議決される?」の噂で民主党議員達が菅氏になびいたのと、党員・サポーター投票に不正(?)があったためなのだろうか。
 結果からみれば、議決日まで早める必要はなかったということだ。
 最高裁は何が何でも小沢氏を総理にしたくなかったので用意周到に準備をしたということか。
 
 <9月8日「議決は10月末の公算」のリークが、架空議決疑惑を濃厚にした>
 一市民Tが架空議決を疑いだしたのは、9月8日主要6紙が「審査補助員がやっと決まった。これから審査が本格化する。議決は10月末の公算」と報道したからだ。(9月8日6紙一斉報道.pdf参照)
 もし本当に審査会議が開かれていて、その審査が順調に進んで9月14日頃に議決する予定だったら、「これから審査が本格化する。10月末議決の公算」と最高裁はリークしないはずだ。すぐに嘘がばれるからだ。
 このようなリークをしたということは、9月8日時点で9月14日頃の議決は全く頭になかったということだ。それがわずか数日して「6日後の9月14日に議決した」となると、「架空議決」しか考えられない。
 最高裁がこのリークをしていなければ、議決日をぎりぎりの9月14日とせず、その数日前にしてもよかった。議決発表は3週間も延ばさなくてもよかった。9月8日のリークさえなければ、架空議決に気づかれなかっただろう。
 9月8日のリークは審査会議が開かれていると思わせようとして、作り話をリークしたものと思う。
 
 だが、9月8日のリーク直後に、架空議決日を変更しておきたい情報が最高裁に入った。

 <「小沢氏が代表選に勝つ?」の情報で、最高裁は議決日前倒しを決断>
 9月8日直後に、「小沢氏が勝つ可能性がある」との情報が民主党反小沢派からもたらされたものと思う。最高裁はこの情報にすぐに反応し、代表選投票前に架空起訴議決することにした。

 <『9月8日リーク』と『9月14日議決』とは矛盾し、最高裁にとって致命傷になるはずだが...>
 最高裁は9月8日「起訴議決は10月末の公算」とリークしておきながら、議決日を9月14日に変えたのはあまりに強引だ。
 だが、ほとんどの国民はその矛盾に気づかなかった。10月4日に議決発表がなされたから、「9月8日新聞記事」をほとんどの人が忘れていた。一市民Tも「そういえばおかしな記事が出ていたな」と議決発表後しばらくして思い出した。

 <最高裁は、議決発表時にも審査会議が開かれた如く見せかける嘘をリーク>
 最高裁は、9月14日に審査会議が開かれそこで議決がなされた如く見せかける"作り話"を読売・朝日両紙にリークし、両紙がそれを記事にした。
 朝日新聞10月5日朝刊.pdf
 朝日新聞10月5日夕刊.pdf
 読売10月6日朝刊.pdf
 「9月に入り平日頻繁に集まった」「こんな日になっちゃったね」など明らかな嘘をリークした。
 "審査員の言葉""審査補助員の言葉"まで載せられると、まさか「審査員がいなかった」「審査会議が開かれなかった」などと思わない。

 最高裁は嘘を嘘で塗り固め国民を騙しきっている。
 最高裁は国民を舐め切っているが、国民を甘く見てはいけない。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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