連続で、「検察官の説明なしの起訴議決は架空議決の証拠」と書いた。
https://civilopinions.main.jp/2013/08/86/ https://civilopinions.main.jp/2013/08/87/
重大情報「斉藤検察官が議決後検審に説明に行った」の証人はⅩ氏だ。
Ⅹ氏については、週刊実話に以下の記事が掲載された。
週刊実話記事.pdf
この記事の存在を教えてくれたのはⅩ氏本人だ。
この記事は、小沢バッシングのために書かれたものだから、表現に問題があるところがあるが、Ⅹ氏が一市民Tに話してくれたことと一致する内容が多い。
だが、Ⅹ氏が議決後に検審に行く斉藤検察官に会ったことは記事にしていない。これを書くと「架空議決」を認めてしまうことになるからだ。
<Ⅹ氏から最高裁・検審関係の資料・情報を沢山もらった>
昨年の初め、Ⅹ氏が「志岐さんに会いたい」とある人を通じ言ってきたので、Ⅹ氏の事務所で会った。
森ゆうこ前議員らとはその事務所でよく打合せをしたと言っていた。
Ⅹ氏は、森ゆうこ前議員と平野貞夫氏の協力者だということをしきりに強調していた。そして、二人と協力し、小沢の無罪を勝ち取るため動いてきたというのだ。
Ⅹ氏は、最高裁、検察審査会、検察関連の重要情報を持っていて、それを一市民Tにくれた。それを元に、最高裁を追及してほしいということだった。
Ⅹ氏がくれた重要な資料・情報は
1.「審査員選定くじ引きソフト」に関するもの
Ⅹ氏はコンピューターソフトの専門家で、森前議員に頼まれ、最高裁作成の審査員選定くじ引きソフトを解析した。資料と彼の説明で、ソフトから「都合の良い人」を審査員として打ち出せることがよくわかった。ソフトのコピーももらった。
2.「斉藤検察官が議決後に検審に説明に行った」という情報
Ⅹ氏は二階議員特許庁コンピューター汚職などの裏情報を多く持っていて、頻繁Iに検察に出入りしていた。小沢起訴議決時には、特許庁汚職の責任者だった斉藤隆博副部長の捜査の手助けをしていた。斉藤検察官は特許庁汚職の家宅捜査などで9月上旬は検審説明に行けるような状態ではなかったという。
2010年9月28日、Ⅹ氏は、検察庁の一階ロビーで検審に説明に行く斉藤検察官に出会った。
この情報を入手した小沢派議員が斉藤検察官を証人喚問しようという動きがあったという。ところが、この動きを察知した最高裁と最高検は、斉藤東京特捜部副部長を、小沢裁判の検察官役になった指定弁護士の指導係に異動させた。こうして、証人喚問が出来ない立場に置いた。彼は約半年後に副部長職に戻されている。
3.最高裁の発注関連資料(談合の疑い)
森前議員が審査員ソフトの発注が高すぎることに気づき、最高裁から開発管理支援関係調達案件一覧(発注額や落札率などが記載されている)を入手していた。
4.検察審査会関係情報
もらった資料の一部にこんなことも記載されていた。
Ⅹ氏配布資料の一部.pdf
地裁と検審事務局は、昔から支払関係書類を偽造して、裏金作りをやっているということだ。
1.および3.の資料は森前議員が入手したものだが、Ⅹ氏は森前議員の許可を得て一市民Tらに渡したと思う。
一市民Tはもらった情報の一部を、Ⅹ氏の名前を伏せ、拙ブログに掲載した。
Ⅹ氏と一市民Tは知っている記者達にもそのネタを渡した。サンデー毎日、東京新聞、日刊ゲンダイ、週刊プレイボーイなどが森前議員らに取材をするなどして関連の内容を記事にした。
2月から4月の小沢裁判の判決まで、最高裁のこと、検察審査会のことを多く発信できた。最高裁に随分プレッシャーをかけることができた。
2012年4月26日、小沢無罪判決が出た。
一市民らの最高裁追及と秘密会要請に根を上げた最高裁が無罪判決を出さざるを得なくなったと理解した。
これで小沢無罪、そしてこれから本丸最高裁の世紀の大スキャンダル「最高裁による架空議決」が明らかになると期待した。
だが、事態は思わぬ方向に進んでしまった。
続きは次回ブログで。
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