7月6日 山上秀明新任特捜部長は「小沢検察審の審査員選定くじ引き」立会人だったが、立会わず署名していた!

 法務・検察当局は、山上秀明公安部長(52)を7月5日付けで東京地検の特捜部長に充てる人事を発表した。山上氏は52歳、検察庁の出世頭のようだ。
 山上氏は、小沢起訴議決をした東京第五検審の「審査員選定くじ引き」立会人だったことがわかっている。だが、この山上氏はくじ引き選定に立ち会わず、署名だけをしていたことも判明した。


 <審査員がいないのに、審査員平均年齢が発表される不思議>

 2010年9月8日主要6紙が「これから審査が本格化し、議決は10月末の公算」と発表しながら、わずか6日後の9月14日代表選の直前に小沢氏の起訴議決がされたという。審査員がいて審査会議が開かれていたらこんなことは起こりえない。
 しかし、審査員がいないのに、議決審査員の平均年齢が発表された。
 国民を騙すため、仮審査員(画面上の審査員)を決めその人達の平均年齢を発表したと思われる。

 
 <その仮審査員(画面上の審査員)選びでも不正が行われた>

 検審事務局は、2回目議決審査員の平均年齢を30.9歳と発表したが、すぐに33.91歳、さらに  34.55歳と言い直した。同時に1回目議決のそれも34.27歳から34.55歳と言い直した。
 何度も言い直すこともおかしいし、34.55歳はあまりに若すぎる。また、1回目と2回目が全く同じになるわけがない。仮審査員選びに不正があったことも確実だ。

 検察審査会法施行令では、検察審査員は、年4回、審査員候補者100名から、審査員・補充員 10名ないし12名を「審査員くじ引きソフト」で選ぶことになっている。
 そのくじ引きには、判事1人、検事1人がくじに立ち会うことが義務付けられている。くじ引き前に、判事・検事が候補者名簿(辞退の状況などがわかる)を確認し、くじを確認することになっている。立会人が役割を果たせば仮審査員選びの不正はできない。
 このようなことになったということは立会人がその役割を果たさなかったということだろう。


 <小沢検審の審査員選定くじ引き立会人は山上秀明特捜副部長だったが>

 一市民Tは、小沢一郎の2度目の起訴議決をしたという東京第五検察審査会審査員の選定録を開示請求した。
 東京第五検審平成22年2群審査員選定録.pdf
 東京第五検審平成22年3群審査員選定録.pdf
 なんと、22年度3群の選定では山上秀明氏が立ち会い検事になっていた。
 6月25日には東京第一検審から第六検審の6つの検審で審査員選定が行われたことになっており、全ての選定録に山上秀明氏の署名があった。
 法律上、立会人は検事なら誰でもよい。東京地検特捜部副部長という要職にありながら、山上氏は本当に立ち会ったのだろうか。


 <審査員選定日6月25日の出張管理簿に山上秀明検事の名前はなかった>

 石川克子氏と一市民Tは昨年この時期の検察官出張管理簿を検察庁から取り寄せた。斎藤検察官(当時特捜部副部長)が「議決前に検審で不起訴理由を説明に行ったかどうか」を確認するためだった。
 http://civilopinions.main.jp/2013/04/420.html
 山上氏が立ち会ったとすれば、その中に出張記録があるはずだ。入手した253枚を全て繰って山上氏の出張状況を確認した。見てびっくりした。
 6月25日の山上氏の出張記録がなかった。
 出張管理簿6月25日分.pdf
 出張管理簿山上秀明分.pdf

 山上秀明氏は6月25日検察審査会での選定に立ち会わなかった。立ち会ったことにして署名したということだ。明らかな法違反だ。
 最高裁は検審審査員を正式に選ばず、「画面上の審査員」を決める際も、立会もさせず、自分達で勝手に決めていたということだ。


 <山上秀明副部長も最高裁の言いなりか>

 最高裁は架空議決で起訴することで進めていた。
 審査員がくじで選ばれたことにしなければならない。
 イカサマソフトから仮審査員をアウトプットするのだが、その場に立ち会われるとイカサマがばれる。出来上がった選定録を山上氏に持っていって署名をお願いしたのだろう。
 山上氏も裏の事情をわかって署名に応じたのではないか。
 
 最高裁には逆らえないのではないか。
 こういう人間が出世していくのだろう。


 検察は最高裁の言いなりになって、せっせと下働きに徹している。
 
 議員は検察審査会の実態を調べ、最高裁を追及すべきだ。

2013年7月 6日