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4月20日 「小沢検審は架空議決」と結論付けた理由その2:齋藤検察官が「議決後」に検審に説明に行った!

 今回は、「小沢検審は架空議決」と結論付けた理由その2
 『齋藤検察官が「議決後」に検審に説明に行った』
 
 <検察審査会法41条>
 
 検察審査会法41条「検察審査会は起訴議決するときは、あらかじめ、検察官に対し検察審査会議に出席し意見を述べる機会を与えなければならない」とあるから、検察官の説明がないと議決ができない。

 <齋藤検察官が「議決後」に検審に説明に行っている>
 
 一市民Tがよく知る民間人A氏が「2010年9月28日、東京地検庁舎1階で齋藤隆博東京特捜副部長(検察官)に会った。その時齋藤氏が『これから検審に小沢さんの不起訴理由の説明に行く』と話した」と語った。
 (「審査員日当旅費請求書」では、9月28日に審査員(?)と吉田審査補助員が集められたことになっている。集まった人は"さくら"だろう。)
 審査会議が開かれ9月14日に議決されたのなら、9月14日以前に必ず検察官を呼んでいたはずで、9月28日に検察官を呼ぶ必要がない。

 <齋藤検察官が「議決前」に検審に行った記録はない>
 
 検察庁に検察官の「出張管理簿」を開示請求した結果、齋藤氏が審査期間の8月1日~9月14日に検察審査会に赴いた記録はなかった。(253枚の出張管理簿入手)
 出張管理簿3例.pdf  

 <最高裁、検審事務局、検察庁は、齋藤氏がいつ説明に行ったかが分かる文書の開示を拒否>
 最高裁、検審事務局、検察庁に、検察官がいつ説明に行ったかが分かる文書の開示を求めたが、いずれの部署も開示を拒否した。
 検察官が説明に行った日を開示しても何ら問題は生じない。
 検審関係者は「齋藤検察官は9月上旬に検審で説明した」と読売新聞等にリークしている(嘘の情報だろう)。
 読売新聞10月6日.pdf
 法務省刑事局は森ゆうこ議員に以下のような嘘を吐いている。
 「......なお、東京地方検察庁に所属する職員が東京地方裁判所内の検察審査会に業務で出向いた場合、両庁舎間の距離が近距離であり、旅費の支給対象ともならないことから、出張扱いとはしておらず、いわゆる出張記録は作成しない取扱いとなっています」
 法務省の嘘回答.pdf
 法務省刑事局までが、嘘の回答をし国会議員を騙している。
 
 齋藤検察官が「議決前」に呼ばれなかったという事実から、「9月14日に審査会議が開かれ、そこで議決された」というのは作り話だと考えざるをえない。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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