4月1日 検察審査会事務局(最高裁が直轄)は幽霊審査員に日当旅費を支払っている!

 小沢氏を起訴議決にした東京第五検審、そして二階俊博議員関係者を「不起訴不当」で起訴しななかった東京第三検審は、審査員を存在させず、架空議決したと何度も書いた。
 先週発売の『週刊ポスト4月5日号』そして『最高裁の罠』をぜひ読んでほしい。

 とんでもないことが行われている。
 審査員がおらず、審査会議が開催された形跡がないのに、多量の「審査員日当旅費請求書」が存在している。そして、請求書に基づき「支出負担行為即支出決定決議書」が作成されお金が払われているのだ。

 一体お金はどこに振り込まれたのか?

 
 <審査員日当旅費支払のフロー>

 日当旅費支払は以下のような手順で審査員・補充員に支払われる。
1.検審事務局職員が審査会議開催当日に請求書を作る
2.開催当日、審査員から請求書に捺印をもらう(請求書.pdf
3.その日あるいは翌日に東京地裁にその請求書を提出する(傳田みのり元東京第五検審事務局長談)
4.東京地裁は請求日毎に「支出負担行為即支出決定決議書」(決議書.pdf)を発議し、決議書を2通作成し、正の方に関係者の承認印をもらう
5.東京地裁出納課は発議してから約1週間後に審査員に日当旅費を振り込む
6.東京地裁は正の「歳出支出証拠書類」(歳出支出証拠書類.pdf)を会計検査院に送付し,副を保管する


 <小沢検審、二階検審ではどのようなスケジュールで日当旅費支払手続きがなされたか>

 会計検査院ならびに地裁から開示された「歳出支出証拠書類」から、請求書提出日(会議日)と東京地裁が「支出負担行為即支出決定決議書」を発議した日を一覧表にしてみる。
 審査会議日と発議日.jpg

 <審査会議日と発議日の関係からみられる不可思議な点>
 
 小沢一郎議員の東京第五検審
 3月に請求書が出された4回分は、まとめて4月1日に発議されている。
 8月4日分は8月13日に発議されているが、8月10日、8月24日、8月31日分は9月6日にまとめて発議されている。
 他の会議日の請求書はその都度処理されている。
 東京地裁は検審事務局から請求書が送られ次第「支出負担行為即支出決定決議書」を作成するのだから、発議日まで日数がかかっているのは第五検審が東京地裁に請求書を提出しそびれていたと考えられる。
  本当に審査員から請求書を受け取っているのであれば、同じ建物内の東京地裁に届けるだけなので、何度も提出が大幅に遅れることはない。それに、請求書の提出が遅れると審査員への日当旅費の支払いが遅れることになるので審査員とのトラブルが生じる。審査員が実在していれば請求書の東京地裁への提出をわざわざ遅らせることはない。 

 二階俊博議員の東京第三検審
 7月21日は議決日なので、必ずその日の請求書があるはずである。
 今年1月会計検査院から「5月~7月歳出支出証拠書類」の開示を受けたが、「7月21日」の請求書はなかった。念のため、地裁の「8月の歳出支出証拠書類」を開示請求し3月13日に開示を受けたが、「7月21日」の請求書はその中にも存在しなかった。
 審査員がいて支払いがなされなかったら、大変なクレームになる。支払いがなされないままになっているということは審査員が存在せず、審査会議が開かれなかったからとしか考えられない。


 <請求書は全て偽造>
 
 上記の点からも、審査員が存在しなかったと結論付けられる。

 となると、審査員日当旅費請求書は全て偽造ということになる。

 よくぞ、多量の「請求書」を偽造したものだ。

2013年4月 1日