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3月13日 「小沢検察審の検察審査員はホントにいたのか」第3章 "東京第三検審の「西松の二階派パー券購入事件」も架空議決?"

 第三章 東京第三検察審査会の「西松の二階派パー券購入事件」も架空議決だった?
 2009年3月、西松建設の政治団体から献金を受けた件で、小沢一郎議員の会計責任者大久保隆規氏が「政治資金規正法違反容疑」で起訴されたが、同じ政治団体から総額800万円のパー券購入を受けていた二階元経産相の会計責任者らは不起訴だった。
 2009年6月4日、市民団体が、この不起訴案件について東京第三検察審査会に申し立てを行った。
 東京第三検察審査会は6月17日に審査会議を開き、同日「不起訴不当」の議決を発表した。
 「不起訴不当」の判定とは、11人の中、6~7人が「起訴相当」の判断をしたということだ。「不起訴不当」の判定が出ると、2回目の審査には進まず不起訴として決着される。
 同審査会では、同日贈賄側の国沢西松建設元社長の案件の審査も行なっているが、この件は「起訴相当」の議決が出された。
 申出から13日後に、一日で2つの案件を理解し、議論を煮詰め、議決してしまったということだ。
超スピード審査、超スピード議決だ。くじで選ばれた一般市民ではとても無理なペースだと思う。
 2009年3月5日、漆間巌官房副長官は、自民、民主両党にまたがる西松建設献金事件について「自民党には波及しない」と発言していた。
 この議決にも何らか裏の力が働いたように見える。
 2009年5月21日には改正検察審査会法が施行された。東京第三検察審査会も、東京第五検察審査会も、施行の直前の4月に新設された。 「二階派パー券購入事件」は、改正検察審査会法施行直後の案件で、東京第三検察審査会が担当した初回案件だ。
 東京第三検察審査会も、「小沢事件」を審査した東京第五検察審査会同様、審査員がいない「空のボックス」だった可能性が高い。
 東京第三検察審査会事務局は、6月17日に議決書を創作し発表したと思われる。

 日本の司法はすでに崩壊している。
以下の本、ブログもお読み頂き、多くの国民に実態をお知らせ下さい。
  『最高裁の罠』 志岐武彦・山崎行太郎著 K&Kプレス出版(03-5211‐0096) 
 ブログ『一市民が斬る!!』 主宰者志岐武彦  https://civilopinions.main.jp/  

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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