3月11日 「小沢検察審の検察審査員はホントにいたのか」第一章 "小沢検審議決を「架空議決」とした根拠"     

 小沢検察審について、多くの証拠や文献、そして現場での調査、資料分析等から、次のように結論せざるを得なかった。
 「検察審査員は存在しなかった」
 「審査会議は開かれなかった」
 「小沢強制起訴議決は架空議決だった」
 「この罠を仕掛けたのは最高裁だった」

 上記の内容を以下の3話にまとめ、「小沢一郎議員の無罪確定報告と三元秘書の無罪を勝ち取る国民集会」(3月7日)で配布した。

 第一章 小沢検審議決を「架空議決」とした根拠
 第二章 小沢総理候補を貶めた『最高裁の罠』のカラクリは?
 第三章 東京第三検察審査会の「西松の二階派パー券購入事件」も架空議決だった?

 一章ずつ当ブログに掲載する。


 第一章  小沢検審議決を「架空議決」とした根拠

                  根拠1
2010年9月8日検審関係者が「審査補助員がやっときまった。これから審査が本格化し、議決は10月末になる」とリークしたのに、6日後の9月14日議決 (これはありえない)

 以下の4つの情報は出処が同じはずなのに相互に矛盾だらけ
①2010年9月8日、検審関係者が「審査補助員がやっと決まった。これから審査が本格化し、議決は10月末になる」とリークし、大手6紙がこれを一斉報道した。(資料1 9月8日6紙一斉報道.pdf
②10月4日、検審事務局は、9月14日審査会議で小沢氏の起訴議決を決定した旨、議決要旨を添えて東京高等裁判所掲示板で発表した。
③朝日新聞(10月5日)と読売新聞(10月6日)は「9月に入って平日頻繁に審査会議を開いた」「議論煮詰まった」などと、議決に至るまでの経過や状況などを報道した(資料2 読売・朝日議決報道.pdf)
 (何故急に平日頻繁に審査員が集まるようになったのか?働き盛りの若者が頻繁に集まれるのか?)
④開示された「審査員日当旅費請求書」から読める審査会議日は、9月上旬は9月6日だけである。 (資料3 請求書から読める審査会議日.pdf

 9月8日「議決は10月末」としていて(①)6日後の9月14日議決(②)、しかも「審査員日当旅費請求書」から見ると9月8日~13日までの間一度も審査会議は開かれていない。支離滅裂だ。

 審査員や審査会議の実体があれば、審査会議開催日に関しこれだけ矛盾する情報が発信されることはない

 このことから以下のように結論付けられる。そしてこう考えると辻褄が合う。
(1)審査員、審査会議に実体はなく、議決は架空議決(議決書の創作)
(2)架空起訴議決日を10月末から9月14日に急遽変更
(変更した理由は、小沢氏が総理になりそうになったので、代表選前に起訴議決したことにした)
(3)①は架空議決予定を発表したものだが、その架空議決日を早めたため②及び③の嘘を吐かざるを得なかった。
 一連の「請求書」(④)は「10月末議決予定」をもとに創作されていたが、変更した架空議決日に合せ作りかえることをしなかった。あるいは作りかえることができなかったのか。

                  根拠2
斉藤検察官が議決後に説明に行ったという事実
(審査会議が開かれていたら議決前に説明に行っているはずで、議決後に呼ばれることはない) 

 検察審査会法41条には「検察審査会は起訴議決するときは、あらかじめ、検察官に対し検察審査会議に出席し意見を述べる機会を与えなければならない」とある。
 民間人A氏が私に「2010年9月28日、東京地検庁舎1階で斉藤隆博東京特捜副部長(検察官)に会った。その時、斉藤氏が『これから検審に小沢さんの不起訴理由の説明に行く』と話した」と教えてくれた。

 検察審査会は検察官の説明を受けてからでないと議決できないのだから、もし審査会議が開かれ9月14日に議決されたのなら、それ以前に必ず斉藤氏を呼んだはずだ。
 何故斉藤氏が議決後に検審に説明に呼ばれたのか?合点がいかない。

 一方、検察庁で検察官の「出張管理簿」を確認したが、斉藤氏が8月1日~9月14日の間に検察審査会に赴いたという記録はなかった。地裁(検察審査会所在地)など徒歩で行ける出張も「出張管理簿」に記載することになっていて、上記の期間以前に斉藤氏が地裁に赴いた記録を確認した。(4月2日)
 最高裁、検審事務局、検察庁に、斉藤氏がいつ説明に行ったかが分かる書類の開示を求めたが、いずれの部署も開示を拒否した。

 斉藤氏は明らかに議決前に検審に説明に行っていない

 斉藤氏が議決前に呼ばれなかったという事実から、「審査会議が開かれ9月14日に議決された」というのは作り話だったと考えざるをえない
 そう考えないと上記の諸々の出来事を説明することはできない

 検審事務局が斉藤氏を議決後に呼んだのは、審査会議が開かれていたと思わせるアリバイ工作が主だったと思われる。斉藤氏は議決していたことも、アリバイ工作で呼ばれたことにも気づかず、「これから検審に小沢さんの不起訴理由の説明に行く」と自分からA氏に話しかけた。説明に行った先に集まっていたのは検審事務局が用意した人達(さくら)だったとみられる。説明から帰った斉藤氏は周囲に「審査員(?)からの質問は何もなかった」と不審そうに語ったという。

                  根拠3
審査会議開催日、会議室名、会議録、審査員・審査員候補者の「生年月」などを明らかにしない(実体のない情報は明らかにできない)

 再三の開示請求にもかかわらず、検審事務局は審査会議開催日、開催回数、会議室名などの情報を明らかにしない。会議録(存在するといっているが)の表紙すら見せない。
 審査員ならび審査員候補者の「生年月日」は個人情報だとしてその開示を拒否するので、それらの「生年月」の開示請求をしたが、「生年月」まで黒塗りにした審査員名簿及び 審査員候補者名簿を呈示してきた。(資料4 審査員の生年月も開示しない.pdf
 私達が開示請求した内容は個人情報でもなく、また開示して何ら問題を生じるものでもない。
 実体のない情報は明らかにできないということか。
 なお、行政庁には情報開示の異議申し立てができるが、最高裁及び検察審査会には  その制度がない。最高裁及び検察審査会事務局は開示しないと断れば済むのだ。

                  根拠4
小沢検審に係った審査員・補充員がいたとすると44名になるが、一向に不審の声が上がらない

 議決に至るまでそして議決後も不可思議なことやありえないことが多数報道された。もし44名が本当に存在したら、「事実はこうだ」と声を上げる者がいるはずだがその声はない。
 ただ一つ、2012年4月26日の小沢判決の日、TBSが NEWSクロス23という番組で、審査員Ⅹ氏の声を登場させた。「厚さ15cmの資料を読み合わせた」など現実的でない内容が多い。
   (URL:http://www.tbs.co.jp/news23x/feature/f201204260000.html

 Ⅹ氏は、TBS取材記者に検察審査会の角印付「審査員召集状」を見せて近づいたという。
 架空議決がばれそうになったため、検察審査会関係者が工作員Ⅹ氏をTBSに差し向け審査員が存在するが如く見せかけたのではないか。
   

 日本の司法はすでに崩壊している

 以下の本並びに当ブログもお読み頂き、多くの国民に実態をお知らせ下さい
 『最高裁の罠』 志岐武彦・山崎行太郎著ケイ&ケイプレス出版(03‐5211‐0096) 
 ブログ『一市民が斬る!!』 主宰者志岐武彦 http://civilopinions.main.jp/  

2013年3月11日