10月11日 最高裁は小沢検審以外も「架空議決」!東京第三検審「西松の二階元経産相パー券購入事件」!

10 月6日 『最高裁は、「西松の二階派パー券購入事件」でも、検審架空議決という魔法の手を使った!?』と拙ブログに書いた。
http://civilopinions.main.jp/2012/10/106.html

多くの傍証はあったが決め手がなかったから「?」を付けたが、その後「架空議決」の確証を見つけることができた。


<阿修羅に『小沢一郎裁判の原点を探る 「検察審査会メンバーの告白」 (G2)』が掲載された>

『小沢一郎裁判の原点を探る 「検察審査会メンバーの告白」 (G2)』が阿修羅に紹介された。
http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/840.html

G2という月刊誌に掲載された記事である。今西憲之なるフリージャナリストが「西松の二階派パー券購入事件」を審議した東京第三検察審査会の審査員Aに会ったという。そのAが語る検察審査会の模様を掲載している。そして、今西氏は、小沢事件の議決も西松事件のそれも、検察の誘導により議決が歪められたと説く。

この阿修羅記事のコメント欄に、Aは最高裁の工作員、架空議決間違いなし、架空議決を隠すための策略などの意見が多数書き込まれた。

一市民Tも、「検察審査会メンバーの告白」の真偽を検証してみた。


まずは、「検察審査会メンバーの告白」について知ってもらおう。

<『小沢一郎裁判の原点を探る 「検察審査会メンバーの告白」 (G2)』掲載>

検察審査員メンバーの告白第1回.pdf

検察審査会メンバーの告白第2回.pdf

検察審査会メンバーの告白第3回.pdf

検察審査会メンバーの告白第4回.pdf

検察審査会メンバーの告白第5回.pdf


一市民Tも、この記事を読んで以下の疑いを持った。

<3年以上過ぎた今、何故告白したのか(第1回)>

Aさんの告白理由
「検察審査会に求められる役割は、法と証拠を照らしあわせて、国民が自分たちの視点を反映させることだと思います。だが、私が実際に経験した検察審査会は、検察のサジ加減で簡単に議決が左右されてしまう雰囲気があった。事務局にも、公正さに欠けるところがあるように思えました。結果として、くじで選ばれた国民が検察審査会によって、無実の人を罪に陥れる可能性がある。何らかの形で声をあげるべきではないかと思ったのです」


<審査員への質問票送付時期が間違っている(第1回)>

『2008年11月か12月だと記憶している。
Aさんのもとに、審査員の候補に選出されたという通知が届いた。封筒の中には、アンケートが同封されており、記入して返送した。』とある。
2008年11月上旬に送られるのは、2009年2月~8月任期の審査員(1群)候補者だけ。Aさんは2009年5月~11月任期の審査員(2群)の候補者だから、2009年2月中旬に質問票が送られてくるはず。
検察審査会業務フロー.pdf参照
Aさんが嘘を言っているのか、Aさんが審査員でないのかどちらかだ。


<「審査員の平均年齢は30代前半...」はわざとらしい(第2回)>

くじで選んだのなら、30代前半にはなりえない。
わざわざ、このようなことを言うのは、小沢検審の審査員平均年齢発表を意識しているのか。


<初回審査会議で、いきなり厚さ3cmの資料を渡し、「読んで下さい」はないだろう(第2回)>

そもそも申し立てを受けたのが6月2日。検察はそれから16日までに、検察審査員説明用として、わざわざ厚さ3cmの膨大な資料を作成したとは考えにくい。
数枚の資料を提示したというならわかるが。
「悪戦苦闘して読み込んでいると...」と言っているが、一般の人は、厚さ3cmの難しい内容の資料渡されて、これを2時間で読み切れる人はほとんどいない。
これも嘘だろう。


<初回審査会議開始1時間後に、木村検事が現れる不思議(第3回)>

検察審査会法35条では、「検察官は、検察審査会の要求があるときは、審査に必要な資料を提出し、又は会議に出席して意見を述べなければならない。」とある。
初回の審査会議で、審査会長もその日決まったのだから、検察審査会は検察官を呼びようがない。
呼んでいない検察官が何故現れるのか。
検察官が来たという話も作り話だろう。


<「議論が煮詰まってきた時...」(第4回)>

『議論がかなり煮詰まってきた時、議長が「議決をとりましょうか」と声をかけると、事務局から、それぞれの審査員の手元に用紙が配付された。』とある。
厚さ3cmの資料を2時間読んで、木村検事の話をちょっと聞いて、ほんのわずか議論して、その日の午後に議論が煮詰まることなどありえない。
これも嘘だろう。


<『配布された用紙には「起訴相当」「不起訴不当」「不起訴相当」とプリントされていて...』(第4回)>

『配布された用紙には「起訴相当」「不起訴不当」「不起訴相当」とプリントされていて、いずれかに印をつける仕組みだった』とある。

この三択はおかしい。
事務局は、審査員にまず「不起訴相当」か「不起訴不当」かの二つを問うべき。
その後、事務局は以下の処置、判断を下す。
・「不起訴相当」が6人以上になった場合、「不起訴相当」と判定する。
・「不起訴不当」が6人以上の場合、その人たちに「起訴」すべきかどうかを問い「起訴すべき」と判断した人が8人以上だと「起訴相当」と判定する。
・「不起訴不当」が6人以上だが、「起訴」すべきと判断した人が6ないし7人の場合、「不起訴不当」と判定する。


<『事務局が国沢元社長を「起訴相当」、二階派関係者を「不起訴不当」とした議決理由書の文案をまとめはじめた』(第4回)>

『事務局が国沢元社長を「起訴相当」、二階派関係者を「不起訴不当」とした議決理由書の文案をまとめはじめた。再度、それぞれが意見を述べて、とりまとめていく。文案を印刷した用紙が審査員にまわされて、全員でチェックした。』とある。
Aは事務局職員がさも優秀なようにいうが、職員は裁判所事務官であり、法律的な事件をまとめる能力は持ち合わせていない。
一市民Tは東京第五検審事務局の数人の職員と何度も話し、彼らのレベルを把握しているつもりだが、彼らは短時間に議決理由をまとめられるとは思えない。
この記事も嘘だと思う。


<「補佐役の弁護士ですか? 私の審査会議には、いたのかな。いなかったように思います」(第4回)>

審補助員がいたかいないかなど審査員がはっきりわからないなどありえない。


<『終了したのは、3時半だった』(第4回)>

二階秘書と国沢元社長の2つ案件を、初めて集まった素人11人が、前者は「不起訴不当」、後者は「起訴相当」と議決し、議決理由書も作ってしまった。たった4時間半の出来事だ。
これはありえない。


<『明日の新聞などで、この議決が大きな記事になっているはずです...』(第4回)>

『「明日の新聞などで、この議決が大きな記事になっているはずです」
新聞報道に興奮する事務局員
翌6月17日の新聞各紙では、Aさんたちの議決が、事務方の言葉通り大きな記事になっていた。』とある。

事務局員は、何故「明日の新聞などで、この議決が大きな記事になる」ことが分かるのか。
事務局員は何故こんなことを言わなければならないのか。


<一市民Tの結論:「西松の二階派パー券事件」の検審議決も架空議決、Aなる人物は最高裁側の工作員>

申し立てがあって2週間後に議決。
事件の理解から議決までに要した時間は4時間半。

短時間で、二階派側と国澤社長の双方の起訴処分が妥当かどうかを判断するのはとても無理。

議決されたとしたら架空議決でしかない

最高裁は、小沢検審起訴議決が架空議決であることがばれそうになってきたので、「審査員のアリバイ作り」と「小沢起訴議決が検察の誘導でなされた」と見せかけたかった。

そこで、工作員Aを検察問題に詳しい今西憲之氏に近づけた。

今西憲之氏は見事に騙された。
今西氏は、小沢事件も二階事件も検察審査員が存在し、検察の誘導があったとした。
結果として、今西氏は、最高裁の片棒担ぎをやったのだ。

最高裁は相当焦っているようだ。

2012年10月11日