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8 月7日 検審事務局(=最高裁)は、「吉田審査補助員の交通費請求書」偽造でも大失敗!   

I氏から、「またおかしなことを発見した」と連絡があった。
I氏が、吉田繁美審査補助員の旅費請求書を調べたところ、審査会議開催日と合わないというのだ。
I氏の言う通りだった。
以下にそれを報告する。

<交通費請求書からみる吉田審査補助員の出頭日>
吉田審査補助員の交通費請求書は以下の3枚しかない。
吉田審査補助員の交通費請求書.pdf
吉田審査補助員の交通費は、神谷町―霞が関で往復320円
交通費請求から、吉田審査補助員の出頭日は
7月:7月27日に640円請求しているので、出頭日は27日と、その前に1回 計2回
8月:8月31日に960円請求しているので、出頭日は31日と、その前に2回 計3回
9月:9月28日に640円請求しているので、出頭日は28日と14日議決日  計2回

<「検審事務局報告の審査会議開催日」等と比較してみると>
歳出支出証拠書類から「審査会議開催日と審査員出席表」は以下の通り
審査会議開催日と出席者.pdf
先ず、9月を比較してみよう。
審査員日当・交通費請求書から読み取れる審査会議開催日は、9月は、6日、14日、28日の3日となっている。
朝日新聞10月5日、読売新聞10月6日記事によると、1~13日までは平日も頻繁に審査会議を開いたとしている。
ところが、この間、交通費請求書によれば、吉田審査補助員は一回も出頭していないことになる。
なお、9月28日に出頭した実績があるが、これは斉藤検察官が議決後説明を行った席に、吉田審査補助員が立ち会ったということを意味する。出席した人達は、ダミー審査員だったに違いない。本当の審査員が議決後の会議で、黙って検察官の話を聴くはずはない。
7月、8月を見てみよう。
9月8日の6紙一斉報道では、吉田審査補助員は、9月上旬に決まったとあるが、
7月2回、8月は3回も、審査会議に出頭し、交通費が支払われている。
おかしな話だ。

<請求書偽造作業で、検審事務局はつじつま合わせに失敗>
どうしてこんな齟齬が起こったのか。
検審事務局は、もともと、審査員を選んでいないし、審査会を開いていない。
架空の審査会議日と架空の審査員出席者を決めて、偽の審査員日当・交通費支払調票を作成した。
審査補助員の交通費請求書も、これに合わせて偽の請求書を作らなければいけないが、それの作成を間違ってしまったということだろう。
開いていないものを開いたとするには、このような作業も間違いなく実施しなければいけない。
これだけアリバイ作りにミスが多ければ、もう隠すことはできない。
検審事務局(=最高裁)はいい加減に観念したらどうか。
完全犯罪はできないものだ。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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