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6月21日 検察審査員平均年齢クルクル言い直しからイカサマが見えてくる!

<年齢クルクルは計算間違いではない>
小沢検察審の二回目議決の平均年齢を、30.9歳→(37歳の足し忘れがあったとして)33.91歳→34.55歳と言い直した。一回目議決の平均年齢も34.27歳→34.55歳と言い直した。
11人の平均年齢を3度も間違えるとは考えにくい。
言い直しの謎を解けば、新たなことが分かってくる。
推理してみよう。
仮説を立て、検証していく。これを繰り返した。
数字をいじっているうち、やっと気づいた。
以下にそのカラクリを示す。皆さんも推理してください。

<①初回呈示平均年齢30.9歳という数字は?>
この数字は、計算を間違ったものでもないし、架空の数値でもないだろう。
たった11個の足し算と割り算だ。
30.9歳は、検察審査会事務局が決めた「テーブル上の審査員」の平均年齢ではないか。
ただし、この集団は、審査員候補者名簿から正式なクジでは選ばれたものではない。
このように若い年齢にはなりえないからだ。
この集団が、審査員として審査会議に加わった人であるかどうかもわからない。(一市民Tは審査会議に加わった集団はいないと思っている)

<②33.91歳はどのような計算で出したか?>
30.9歳を呈示し、周囲から「若すぎる」と言われた。
事務局は「若すぎる」という声を受けて、足し忘れなどしていないのに、1人足し忘れしたとして一人分かさ上げしたとみる。
30.9×11÷10=33.99と計算をし、33.99歳にしようと考えた。しかし、33.99歳にすると、11人の年齢合計が 33.99×11=373.89となり整数にならない。そこで、0.89歳端数を切り捨てて年齢合計を373と決めた。するとかさ上げ平均年齢は373÷11=33.91となり、事務局が公表した値と一致する。
この推理で間違いない。

<③何故、「足し忘れは37歳」と公表したのか?>
もし37歳の足し忘れがあったことに気づけば、躊躇なく、平均年齢を(30.9×11+37)÷11=34.27歳と計算し、平均年齢は34.27歳と発表するはずだ。
足し忘れをしていなから、37歳は以下のように逆算して算出したと思われる。
足し忘れ年齢は(33.91-30.9)×11≒33と計算すればよかったのに、事務局は計算する際、平均年齢として一回目議決平均年齢34.27歳を使ってしまったのではないか。そう仮定すると、足し忘れ年令は (34.27-30.9)×11 ≒37歳になる。
事務局は慌てていて、勘違いしてしまったのではないかと思う。(これだけは事務局のミス)

<④最終呈示の二回目議決平均年齢34.55歳はどのようにして出したのか?>
足し忘れもないのに、「平均年齢33.91歳、足し忘れ37歳」と言って、辻褄が合わなくなってしまった。最初に使った年齢データが全て使えなくなってしまった。
そこで手嶋東京第一検審事務課長の「 足し忘れ以外の10人として計上した数字自体にも誤りがある。これらの数字はお忘れ頂いた方がよい。」発言となる。
事務局は、以下のように、別の集団の平均年齢を呈示した。
審査員候補者名簿200名(2010年2群と3群)から、以前呈示した平均年齢33.91歳に近くなるように、11人の年齢データを抽出した。その平均年齢を計算したら34.55歳になったということではないか。
こうしておけば、審査員候補者名簿と議決審査員の年齢をつき合わされても大丈夫だ。

<⑤一回目議決平均年齢34.55歳はどのようにして出したのか?>
一回目議決平均年齢34.27歳も、審査員候補者名簿から選ばれた集団の平均年齢でなかったと思う。そこで、二回目議決平均年齢同様、審査員候補者名簿から選び直したと思われる。
すなわち、審査員候補者名簿200名(2009年4群、2010年1群)から平均年齢が34.27歳になる集団を選んだ。34.27歳に一番近くなる組み合わせの平均値がたまたま34.55歳になったということだ。
一回目も、二回目も、年齢合計が34.55×11=380になる集団を審査員としたということだ。
作為的に選べば、別々の集団からでも、平均年齢を一致させることができる。
クジで選んで2度とも34.55歳にすることは不可能だ。
細工をしているということを証明しているようなものだ。

<このカラクリから何が分かるか?>
上記のカラクリから、以下のことが言える。
①「初回呈示平均年齢の集団」と「最終呈示平均年齢の集団」は別の集団。
②上記の2つ集団は、いずれも公正なクジで選ばれた人達でない。
③事務局は、審査員候補者名簿および議決審査員の個々の氏名、個々の年齢、生年月日、生年月は一切呈示できない。(呈示を拒否し続けている)
整合性がとれないからだ。
呈示すればイカサマがばれる。
国会議員は、この事を追及すれば、イカサマがあきらかにできるのに動かない。
至極残念だ。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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