3月14日 最高裁事務総局作成"くじ引きソフト"は開発仕様書では要求していない「ハンド入力」が可能だった!

<最高裁イカサマソフト問題は大不祥事>

日刊ゲンダイ記事及びサンデー毎日2月26日号をもう1回読み返して欲しい。
日刊ゲンダイ「審査員選定ソフトはイカサマ自在」.pdf
サンデー毎日2月26日号.pdf

とんでもない不祥事なのだ。
最高裁事務総局は、ガラガラポン抽選器で充分なのに無理やりクジ引きソフトを導入した。
発注額の水増しも相当だ。
一番の問題は、恣意的に審査員を選べる仕掛けをこのソフトに組み込んだことだ。
100名の審査員候補者以外の人をハンド入力できる機能と、クジ引き前に審査員候補者を全て消除できる機能だ。

クジ引きソフトは、審査員候補者名簿に新たな候補者を加えたり、削ったりできないように設計されなければならない。そのため審査員候補者名簿が掲載された磁気ディスクは暗号化されて授受がなされるなどの配慮がされている。
ところがである。開発されたソフトはハンド入力で作成されたエクセル表を読み込んでしまう。言い換えると候補者でない人を候補者としてハンド入力できるのである。

検察審査会施行令第九条では「検察審査会事務局長が法第12条の7の規定により候補者を検察審査員候補者名簿から消除するに当たっては、当該候補者を消除したことが明確であり、かつ、消除された文字の字体(磁気ディスクをもって調製する検察審査員候補者名簿にあっては、消除された記録)がなお明らかになるような方法により行わなければならない」とある。
「消除は消除された記録がなお明らかになるような方法で行われなければならない」とあるのに、選定直前で入力された情報記録はパソコン上に保存されない。そして選定ボタンを押すとデータは全て消えてなくなる。操作者が勝手に「資格情報」を入力し、その情報を消除できてしまうということだ。

上記2つの機能を利用すれば、審査員候補者でない人を審査員としてアウトプットできる。


<開発仕様書で要求されていない「ハンド入力機能」が何故組み込まれたのか?>

3月5日最高裁に開示請求した「検察審査員候補者名簿管理システム」の開発仕様書を受け取った。
開発仕様書表紙及び目次.pdf

開発仕様書にはソフトに要求される事項が規定される。受託者はその要求通りのソフトを作らなければならない。
そもそも、審査員候補者名簿への「ハンド入力」など出来てはならない。
開発仕様書を確認したが、「ハンド入力」できる機能に関する記述はどこにも見当たらなかった。
また、検察審査会から開示を受けたユーザーマニュアルも確認したが、「ハンド入力」操作の記述はどこにも見当たらなかった。
最高裁の指示があり、ソフトそのものだけに「ハンド入力」機能が付加されたと考えるしかない。
付加した目的は、恣意的に審査員候補者でない者を審査員にするためとしか考えられない。
そして、最高裁はこのソフトを使わせて、小沢氏を強制起訴へと追い込んだのだ。

これまで最高裁は全てのことを秘密裡にしてきたので、ばれないとでも思っていたのだろうか。
この件は徹底的に追及されなければならない。

2012年3月14日