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11月8日 松本清張の世界!「起訴に積極的に同意する輩をこそっと動員して議決!平均年齢修正、審査員関係資料など偽装工作に汲々」!

現実の世界にも松本清張の世界があった。
お堅いはずの司法に携わる公務員(検察審査会事務員、裏に検察?)が全国民を欺き、偽審査員を使って議決。それを隠すための偽装工作。

<"議決した輩"と"公表した平均年齢34.55歳の人達"は別人の疑い濃厚>
事務局は、起訴に積極的に同意する輩11人を動員し起訴議決を導いた。この輩に審査員だと信じ込ませている。
このインチキを隠すため、選管候補者名簿からダミー審査員を決め、平均年齢をそれに合わせて言い換え、審査員関係資料など偽造し、偽装工作をした。このダミー審査員は、審査員にされてしまったことを知らない。

<この推理、なかなか信じてくれない>
この説を説明し、「わかった。その通りだ」と言ってくれた人は少ない。
「公務員がそこまでやるか」
「大胆すぎる」
「事務局に大それたことをする動機がない」
「識者、ジャーナリスト、政治家でそこまで言っている人がいない」
と云って否定されてしまう。
権威のある立派な方ほどそのような反応をする。
この説に辿りつくまでの思考を説明する必要がありそうだ。

<一市民Tは思考をどのように詰めたのか>
あまりに不可思議なことや偶然は続かない。不可思議や偶然が続くなら必ず裏がある。トリックがある。そう信じている。
昨年10月検察審査会に乗り込んだときからそう思って、トリックを捜し求めた。
与えられた情報をもとに仮説を立てて辻褄があうかどうか考えてみた。

<思いつく仮説の評価>
仮説1:検察審査会法のルール通りの方法で審査員を選定し、審議し起訴議決
評価:選ばれた人達の平均年齢が若すぎるからクジで選んだと認められない。
仮説2:審査員を選ばず、事務局で議決文を作成して発表した(架空議決説)
評価:審査をやったという証拠がでてきたので、この仮説も没。
仮説3:正式なクジで審査員を選んで、補助員、検察官が誘導により議決に導く
評価:選ばれた人達の平均年齢が若すぎるからクジで選んだと認められない。
補助員等が如何に誘導しようが、9月14日代表選日で急に議決はできない。(反対者がでる) 
仮説4:選管名簿から面接、アンケート等で起訴に同意するものを選び出した(これも違反だが)
評価:意にそぐわない人とわかっていても断れない。断ったらその事実が残る。
100人から意図にそう10ないし12人を選ぶことは不可能。
仮説5:事務局が、議決に協力できる輩に頼み込み、審査員になってもらう
評価:44人も選ばなければならない。
   秘密を漏らす人が必ず出てくる。
上記の仮説は全てダメ。

<とっておきの仮説:起訴に同意するメンバーをこそっと選び起訴議決。選管候補者名簿から選定された如き偽装工作>
はたと気づいた。
一回目も二回目も、平均年齢を言い換えた。どうして言い換えたのか。
一回目などわざわざ訂正せず、34.27歳のままでよかったのに。
審査に当たった人達は、名前、生年月日は絶対に公表できない人達だということに気づいた。
もうひとつ、一番確実に起訴議決をとるためには、どんな状況になっても起訴に同意するメンバーを選ぶだろうと考えた。
9月7日には「補充員がやっと決まった。審議がこれから始まり、10月末議決予定」との報道(大メディア6社)があった。そのような状況の中で、9月14日代表選日に起訴議決しようとの誘導があっても「そりゃ無茶だ」という者もいるはずだ。読売新聞の記事では、審査員が「議論は煮詰まった」と発言したというが、普通の市民はこうは言わないだろう。

<これなら、年齢クルクルの疑惑も説明できる>
上記の仮説をおくと、平均年齢修正の全てを説明できる。
以下の拙ブログを見てほしい。
『11月2日「検察審査怪の年齢クルクル」のカラクリがわかったぞ!』
https://civilopinions.main.jp/2011/11/11_2/
一市民Tにはこれ以上の推理は浮かばない。
「こんな大それたことが行われてはいないだろう。だけど怪しい。」と
思われている方は、どんなトリックがあったとお考えなのだろうか。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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