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11月5日 「平均年齢、2回とも34.55歳」は「クジ引きやらず、都合のよい審査員揃えました」と公表したのと同じ!

<平均年齢クルクルには裏がある>
二回目、30.9歳から、33.91歳、さらに34.55歳へ
これで終わらない、一回目も、34.27歳から34.55歳へ
そして、「一回目と2回目の一致は、まったくの偶然」と開き直り
よくぞ、クルクル変わったものだ。
しかし、この年齢クルクルを検審事務局所員のレベルが低かったせいでと、終わらせてはいけない。
公務員がとてつもない違法をした。
その違法を隠すため何度も訂正した。
年齢クルクルは、その違法があったことを示すシグナルなのだ。
再度、審査員平均年齢の闇を探る。

<クジ引いて、2度34.55歳になる確率は、100万回に1回>
クジ引いて、2度とも34.55歳になることはありえない。
偶然起きたと言えるレベルでない。
以下のブログ読んでほしい。
「【小沢検察審査会】の平均年齢が2度も34.55歳になる確率を計算してみました」
https://d.hatena.ne.jp/chamuchamu/20111025
ブログの結論は
東京都の20歳から69歳までの約850万人から、2回のクジ引きで11人ずつ2組選んで、2回とも平均年齢が34.55歳になる確率は 0.000001。
100万回に1回しか起こらないということだ。
言い換えると、毎日2回のクジを引いて、当てクジ(34.55歳が2回)を当てるのに2,740年くらいかかる。
皆様が、一生クジを引き続けても、2度続けて34.55歳の審査員を選ぶことは不可能だ。
ところが、検審事務局は、1回目のクジで当たりクジを引き当てたと言っている。
嘘も程々にしろ。
事務局は詐欺師だ。
一市民Tは、「2回とも34.55歳」の発表は、「検審事務局が審査員をクジで選ばず、都合のよい審査員を揃えた」と素直に理解してしまう。
6000万円もかけたクジ引きソフトを使わず、奥の手を使ったということだ。
それではどういう奥の手を使ったのだろうか?

<事務局は1回もクジ引きやらなかった>
一市民Tは、事務局は1回もクジをやらなかったと見る。
クジ引きを主管する第一検審の事務局長と事務課長に質問をしても、クジ引きの質問に触れると、答えに詰まり曖昧な返答しかない。そして、その話から遠ざかろうとする。
クジ引きをした形跡がない。彼らが以前に呈示した二通の選定録も殆んど黒く塗りつぶされたもの。そこに残る判事のサインも、二通で筆跡が違う。
こんな書類はいくらでも偽造できるので証拠にならない。

<事務局はクジ引きの換わりにどのような選定をやったのか?>
それでは、どのようにして審査員を選定し、平均年齢をごまかしたか?
事務局は、めぼしをつけた人に「貴方は審査員になりました」と伝え、一年かけて44人の審査員・補充員を作ってきたと考える。本人にも審査員だと思い込ませているところがミソだ。
こうして召集された一回目22人、2回目22人のメンバーで審査会議が行われ、この中の半分のメンバーが一回目、2回目の議決に加わり、議決した。
その議決に加わった審査員の平均年齢が、一回目34.27歳、2回目30.9歳だったということで、事務局はこの平均年齢を公表した。
一回目の議決の時はすんなり受け入れられた。
二回目の議決では、あまりに若すぎるとの疑問を抱かれてしまった。
慌てて33.91歳と呈示したが、ごまかしを見破られすぐに撤回、最終的に34.55歳とした。
事務局は、この34.55歳呈示と同時に、一回目の平均年齢も34.27歳から34.55歳と修正した。
何故、この時期に物議をかもすであろう訂正をしたのか不思議だ。
こう考えればその謎が解ける。
審査に携わったメンバーは選管審査員候補者名簿にない人達だ。事務局はこの人達の平均年齢を発表してきたが、もし審査員名簿と選管審査員候補者名簿をつき合わされたら、クジをやっていないことがばれてしまう危険がある。
そこで、事務局は、どさくさにまぎれ、一回目も二回目も選管審査員候補者名簿から選んだメンバーに換えようとした。そうせざるを得なかったということだろう。
二回目審査員は、選管審査員候補者名簿から、一回目議決34.27歳に近くなるような組み合わせを探し、年齢総和380歳(平均年齢34.55歳)の11人を見つけ、これを帳簿上の審査員とした。
一回目は、34.27歳のままに留めておきたかったが、選管審査員候補者名簿から 年齢総和が377歳(34.27×11)になる11人を見つけることができなかった。そこで、年齢総和が377歳に近い11人の組み合わせを探し、年齢総和380歳の11人を見つけた。それを帳簿上の審査員とした。変更した理由は就任時年齢から議決時年齢と換えたためとした。もちろん嘘だ。
こうしてメンバーの平均年齢をともに34.55歳に変更した。
このようにすれば数値がぴたりと一致することの不思議はない。
言い換えると、こういう細工でもしないと一致することはない。
一市民Tが読むストーリーは
クジ引きをせず、議決に同意する審査員を集め起訴議決をした。年齢公表のドタバタの後、選管審査員候補者名簿から偽審査員を選んで、最終的な平均年齢は2回とも34.55歳であったと公表した。
皆さんは、あまりに大胆な仮説だと思われるでしょう。公務員がここまでの不正をやらないと思う方もおられるでしょう。
しかし、この仮説をおかないと不思議な事象が説明できません。
皆様は、偶然の事象だとして見過ごしますか?

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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