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11月20日 小沢起訴は"クジ引きソフト"の欠陥悪用の大犯罪!偽審査員を作り出す魔法ソフト!

<審査員の選定に使われる"クジ引きソフト"は信用できるものか?>
審査員の選定は、検察審査会法第5条~第18条の2に規定されている。
検察審査会法 https://www.houko.com/00/01/S23/147.HTM
そしてその審査員は、"クジ引きソフト"なるもので公正に選定されることになっている。
国民は、どんなに審査員平均年齢が低かろうが、6000万円もする高級ソフトでクジ引きやるのだから間違いないと思ってしまう。
ところが、このクジ引きソフトがとんでもない代物なのだ。
クジ引きソフトの悪用の可能性が、以下に指摘されているのでじっくり読んでほしい。
『恣意的に検察審査員を選ぶ方法(悪意がある場合の実証例)』
https://my-dream.air-nifty.com/siryou/files/444.pdf
昨年11月に森ゆうこ議員らが選定ソフトの提供を受けて、専門家にプログラムの実行実験を依頼し、確認した内容だ。
この報告において、このクジ引きソフトには以下の重大な3つの問題(欠陥)が指摘されている。

<問題1:検審事務局員が、予定者名簿に登録がない人を、候補者名簿に直接登録することが可能>
ページ2
『問題点は予定者名簿に登録がない人を、「候補者名簿の調製」プロセスで、候補者名簿に直接登録が可能である点である。候補者名簿のチェックは行わないため、意図的に選考した名簿を投入することが可能である。名簿の人数もチェックしていない。選ばれる人数と同数でも問題なくシステムは作動する。』

<問題2:検審事務局員が、候補者の資格審査情報を入力することにより、勝手に候補者からはずすことが可能>
ページ3
『候補者の資格審査にて、前科、欠格、就職禁止、辞退申出、選管確認、などの候補者情報を入力できる。同じインターフェイスにて、欠格理由の入力と承認が行える。当選させたい人以外に何らかのチェックを入れることで、意図的に当選者を決めることができる。』

<問題3:上記問題1及び2の内容を入力した後の帳票が保存されない仕組み>
ページ4
『新たな候補者と資格審査情報が入力された帳票は保存されない。選定画面では既に欠格者が表示されていないので、立会い者はそれを確認できない。立会い者は判事・検事であるが、彼らが署名・捺印をするのは選定が終わった後の選定録であり、本帳票を確認していない限り、立会いしたとは言えない。』

<小沢起訴議決は、魔法の欠陥ソフトでアウトプットされた偽審査員>
小沢起訴に選定された審査員・審査員補充員は、このソフトの悪用により作り出された偽審査員の集団だ。
偽審査員選定プロセスは以下通りだ。
1.事務局員が、「候補者の調製」で、選管選出予定者名簿にない、選定したい候補者を入力する。
2.事務局員が、「候補者情報の入力」で、議決にどのように反応するかわからない候補者に、前科、欠格、就職禁止、辞退申出、選管確認などにレ点を入れ、辞退理由承認等に「承認」の文字を入れる。こうすると選定対象からはずされる。
おそらく、選管選出予定者の全てあるいは大半を選定対象からはずしたと思われる。
3.1及び2の結果がインプットされた立会人用リストをアウトプットする。
4.立会人の立会いのもと、「選定の実行」ボタンを押す。
 (立会人には、立会人用リストを見せない)
クジ引きソフトに、審査員にしたい人だけを残す状態にし、「選定の実行」のボタンを押すと、自動的にその人達が選定される。
クジ引きソフトといいながら、クジの機能は全く使わない。
クジをやらないのと同じだ。
上記の方法で、意図した人物を審査員に仕立て上げ、小沢氏を起訴してしまったということだ。
クジ引きソフトの欠陥を悪用した世紀の大犯罪だ。
全く酷い話だ。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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