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11月11日 悪どもは、東京第五検察審査会という"罠"を新設までして、小沢起訴議決完遂!

<東京第五検察審査会は、09年4月誕生した、出来立てほやほや、局員2人の小組織>
意外な事実がわかった。
10月28日検察審査会事務局を訪問した時のことだ。
一市民Tらが「東京第五検察審査会は、2005年から2009年10月までに審査員・補充員の選出を20回行っている。各回の審査員平均年齢を開示してほしい」と要求した。議決平均年齢と過去に選定された審査員平均年齢とを比較してみたかったからだ。
すると、長瀬東京第一事務局長からびっくり回答があった。
「東京第五検察審査会は2009年4月にできた組織。それまで東京第一と東京第二の二つだったが、09年4月に東京第三、第四、第五、第六が新設された。従ってこの時期の第五の審査員平均年齢のデータはない。」との返事が返ってきた。
「東京第五検審には何人いるの」と聞いたら、
「局長(以前は傳田氏)と係長(金子氏)の二人」
おやおや、東京第五検察審査会は、09年4月誕生した、出来立てほやほやの、局員2人の小組織ではないか。
検察審査会訪問の顛末は、拙ブログに掲載しているので参照下さい。
『10月30日 検審事務局再突撃! 手嶋第一検審事務課長「くじ引きは第一検審でやっている」! その本人がクジ立会いについて曖昧な答え!』
https://civilopinions.main.jp/2011/10/1030/

<新設時期の09年4月といえば、西松事件で大久保氏が起訴された直後だ>
09年といえば、3月に西松事件で大久保氏起訴、そして6月に、検察審査会2度の起訴議決で強制起訴できるよう法改正がなされた。その間で誕生した組織だ。
翌10年2月、この新設東京第五審査会が、小沢氏不起訴案件の審査を始めた。
出来立てほやほやの審査会が、小沢氏不起訴案件を担当し、起訴議決してしまったということだ。もしかしたら、小沢起訴議決が初仕事だったかもしれない。
この時期に小割の審査会をつくるとは? 怪しすぎる。

<2人だけだったら、秘密裏に細工ができるからだ>
2010年2月1日、東京地検特捜部吉田正喜副部長が「小沢はここで不起訴になっても、検察審査会で裁かれる可能性が高い。その議決は参議院選挙前に出るでしょう。そんなことになって良いのでしょうか」と取り調べ中の石川知裕議員に語った。
吉田副部長の言葉がなるほどとうなずける。
検察側は、09年4月の時点で東京第五検察審査会を新設して待ちうけていたということだ。
局員が多いと悪いことをすればすぐばれる。これまでの東京第一、東京第二という組織では悪行の達成は難しい。そこで、悪ども(検察?)は、組織を小割にすることを考えた。審査会事務局には仲間がいてどうにでもなる。東京第五審査会を新設し、そこに小沢案件をぶち込むことにした。傳田氏、金子氏を配置し、二人に悪行の手助けをしてもらうことにした。
偽審査員を審査会に送り込めば、東京第五検審の傳田局長と金子係長の段取りで、議決を導き出せる。
偽審査員は、小沢起訴に積極的同意しそうな輩の名簿を東京第一検審に渡してやれば、第一検審事務局がそれに基づき準備できる。
悪どもは、こうすれば、誰にも知られず小沢起訴議決が取れると踏んだ。その通り実行させ、成功した。
この計画に係わった第一検審と第五検審メンバーはただの実行犯だ。
裏に、小割り審査会を新設させ、偽審査員を揃えさせた悪ども(検察?)がいるはずだ。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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