10月10日 検察審査会事務局の"審査員平均年齢の大嘘"を暴く! 最高裁よ!審査員と選管選出候補者の生年月日を公表しろ!

<小沢さん冒頭陳述「この裁判は直ちに打ち切るべきです」>

小沢裁判が始まった。
小沢氏は、冒頭陳述の中で『指定弁護士の主張は、検察の不当・違法な捜査で得られた供述調書を唯一の根拠にした検察審査会の誤った判断に基づくに過ぎず、この裁判は直ちに打ち切るべきです』と抗議した。
まさにその通りだと思う。


<小沢さんは検察審査会事務局の策略で被告人に!>

検察が30億円もの税金を使って2度の強制捜査を行い起訴できなかった小沢氏を、検察審査会はいとも簡単に起訴してしまった。
ありえないこと、あってはならないことが起こった。
検察審査会事務局が、国家権力に従い、国家権力に守られ、密かにインチキ議決をしたとしか考えられない。


<年齢クルクル検察審査怪!>

検察審査会は、起訴議決発表時点で公表した審査員平均年齢を、その後2度も訂正した。
東京新聞がその顛末をまとめているのでもう一度読んでほしい。
東京新聞2010年10月16日「年齢クルクル検察審査怪」「情報の公開を」.pdf 

計算も簡単だ。11人の平均年齢を2度も間違うなど考えられない。
一市民Tはどうしても納得が行かないので、検察審査会事務局に乗り込み質問をし、調べ、推理した。
調べ、推理していくうち、検察審査会事務局の手の内、カラクリがやっとわかった

一市民Tが暴いた「検察審査怪発表の怪平均年齢」のカラクリを掲載するので、皆さんも検証して頂きたい。


<検察審査会事務局発表の「審査員平均年齢の嘘」を読み解く>

事務局の発表内容とそれに対する一市民Tの読みを以下に示す
① 「審査員平均年齢30.9歳」と公表した。
 一市民Tが読む"事務局のカラクリ"
『 事務局は、正式なルールに則らないで選出した11人(これらが審査員を務めたかどうかもわからない)の年齢から、平均年齢を計算し、それを30.9歳とした。「正式なルールに則らないで」と考えたのは、くじで選べば30.9歳などという若年齢にはなりえないからだ。事務局は30.9歳という若平均年齢が確率的に発生し得ない年令だという認識を持っていなかったのではないか。』
② 周囲から「平均年齢が若すぎる。ありえない確率だ」という声が上がった。
③ 事務局は「若すぎる」という声を受けて「37歳の足し忘れがあった。平均年齢は33.91歳。」と訂正した。
 一市民Tが読む"事務局のカラクリ"
『そもそも足し忘れなどするはずがない。もし37歳足し忘れをし、それに気づけば、躊躇なく、平均年齢を(30.9×11+37)/11=34.27歳と計算し、平均年齢は34.27歳だと発表するはずだ。ところが、事務局は平均年齢を33.91歳と公表した。
事務局は何故このような数字を公表したのか。
事務局は、とにかく平均年齢のかさ上げをしたかったのだろう。
平均年齢のかさ上げをするには、足し忘れがあったとするのが簡単だ。
しかし、実際は足し忘れなどしていないのだから、かさ上げした平均年齢を計算で出さなければならない。
事務局はこの平均年齢33.91歳としたが、この数字はどのように導き出したか。
事務局は30.9×11÷10=33.99の計算をし、33.99歳にしようと考えた。しかし、33.99歳にすると、11人の年齢合計が 33.99×11=373.89となり整数にならない。そこで、0.89歳端数調整して年齢合計を373と決めた。するとかさ上げ平均年齢は373÷11=33.91となる。事務局が公表した平均年齢と少数第2位まで一致するので、この仮説は正しいと思う。
次に、足し忘れの年齢を計算しなければならない。
ここで、事務局は大きなチョンボをやらかす。
本来、足し忘れ年齢は(33.91-30.9)×11≒33 と計算し、33歳と公表すれば嘘がばれないで済んだ。
事務局は、何故37歳という数字を間違って出したのだろうか。間違い方を見抜くのは難しいが、以下のような仮説を置くと、辻褄が合ってしまう。
計算する際、平均年齢として第1回議決平均年齢34.27歳を使ってしまったのではないか。そう仮定すると、足し忘れ年令は (34.27-30.9)×11 ≒37になる。
平均年齢を34.27 歳に近づけたいと考えているうちに、勘違いしてしまったのではないかと思う。あるいは、平均値を出した担当と足し忘れを計算した担当が別で、相互に調整せずにうかつに公表してしまったということも考えられなくもない。いずれにしても、ドタバタで起こしたイージーミスではないか。このような仮説をおくと37歳という数字になるので、この仮説も当っていると考える。』
③ ジャーナリスト畠山理仁氏らから「足し忘れの37歳を入れて計算すると、平均年齢は (30.9×11+37)/11=34.27歳となり、33.91歳とならない。この34.27歳は、事務局が呈示した第1回議決平均年齢と同じでミステリーだ」と追及される。
一市民Tが読む"事務局のカラクリ"
『足し忘れ年齢を(34.27-30.9)×11≒37と計算してしまったとすると、平均年齢は、足し忘れの37歳を加えて計算すれば、(30.9×11+37)/11≒34.27歳となり、元に戻る。当たり前のことだ。カラクリが読めればミステリーでもなんでもなくなる。』
④ 事務局は「平均年齢34.55歳」と2度目の訂正をした。
「この平均年齢は、第1回議決審査員平均年齢34.55歳(議決時に直した年齢)と同じ値になる。平均年齢を再訂正した理由は、審査員就任時の年齢を議決時の年齢に直したことなどによる」と付け加えた。
「就任時と議決時では3ヶ月しか違わない。平均年齢が33.91から34.55歳まで上がるはずがない」と追及されると、手嶋事務課長は「 足し忘れ以外の10人として計上した数字自体にも誤りがある。この数字はお忘れ頂いた方がよい。」と逃げた。
さらに、一市民Tが、このことについて傳田事務局長に直接質問したところ「そういう可能性があると言ったまでだ。間違った理由はわからない。議決時の年令を就任時で計算してしまった間違いもあった」と言う答えが返ってきた。
一市民Tが読む"事務局のカラクリ"
『 事務局の説明は全く理屈が通っていない。
「37歳足し忘れ」と言ってしまったミスで、最初に使った年齢データが全て使えなくなってしまったからだ。「 足し忘れ以外の10人として計上した数字自体にも誤りがある。この数字はお忘れ頂いた方がよい。」と過去の年齢データを捨てるしかなかった。
34.55歳という平均年齢は、これまでとは違う別個の年齢データを使って計算したと思われる。おそらく、選管選出の候補者データから比較的若い人達11人の年齢データを引っ張り出して、その年齢を審査員年齢としたのではないか?就任時年齢を議決時年齢に換えたというだけでは説明がつかない。事務局も「これまでの数字はお忘れになった方がよい」としか言いようがないのだ。
審査員と選管選出候補者の生年月日をつき合わせると真実を解明できる。』

一市民Tの深読み
推測を交え、少し深読みをしてみる。
『事務局は、間違いなく不正な審査員選出をしたと思う。そうでないと提示したような若年齢になるはずがない。
最初の30.9歳も、事務局が不正な選出をして選んだ集団の平均年齢ではないかと推測する。もしかしたら、選管選出名簿以外から、事務局のいいなりになりそうな若者を選んだ可能性だってある。事務局が「あなたは審査員に選ばれました」と連絡すれば審査員にしてしまうことができるからだ。いずれにしても、事務局は、生年月日を明かすことができない集団を集めたと推測する。
2度目の33.91歳は、かさ上げのごまかしに失敗した結果により算出された数字だから、推測するのも意味がない。
3度目の34.55歳も、不正に選んだ集団の平均年齢だと思う。
ルール通りの選出をしておれば、最初からこの平均年齢を呈示しているはずだ。
おそらく、選管選出の候補者データから比較的若い人達11人を引っ張り出して、審査員にしたのではないか。その平均年齢が、34.55歳になったということではなかろうか。』

事務局が正式なルールに則って審査員を選出したと言い張るなら、選管名簿の候補者の生年月日と11人の審査員の生年月日を公表してもらえばよい。
そして、30.9歳→33.91歳→34.55歳に換わった理由を説明してもらえば全ての真実がわかるはずだ。


<呈示された平均年齢は確率上もありえない数字>

事務局は、最終的に、第一回議決と第二回議決の審査員平均年齢がともに34.55歳となったと説明した。
無作為にくじで選んだ場合、このように34.55歳という若年齢で一致してしまう確率は極めて小さく、実際には発生しない。
このことからしても、事務局は審査員選出に手心を加えたと思われる。そして、平均年齢の発表でも、手心を加えたことを誤魔化すため嘘に嘘を積み重ねてしまった。


<「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」活動を続けている>

一市民Tは、昨年暮れから、「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」活動を続けてきた。
審査員選出および審議が審査会法に則って行われたかをはっきりさせたいからだ。
その経過を逐次拙ブログで報告してきた。
二件ほど紹介する。
『6月14日 「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」を22人の紹介議員を通じ、参議院に提出』
http://civilopinions.main.jp/2011/06/post_32.html
『9月5日 参議院法務委員会:「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」を審査未了で保留!
http://civilopinions.main.jp/2011/09/95.html


<私達は検察審査会の情報公開を求め続けよう>

提出された請願が参議院法務委員会で議論されたが、審議未了で保留になってしまった。
野党議員と民主党議員の一部が反対したようだ。本当に腹が立つ。

審査員と選管選出審査員候補者の生年月日を公表することなど簡単に出来、なんら問題がないはずだ。
最高裁並びに検察審査会事務局は、個人情報だから公表できないと頑張っている。
生年月日を公表したからといって個人が特定できるわけでもないから、個人情報を開示したということにならない。開示したら不正がばれてしまうから出さないだけだ。
最高裁も本当に汚い。

これからも、とことん要求し続けるつもりだ。
これから衆議院法務委員会にも提出するつもりだ。
衆議院議員の皆様、請願提出よろしくお願いします。

本稿をお読みになった方も、最高裁そして検察審査会に抗議してください。

2011年10月10日