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9月5日 参議院法務委員会:「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」を審査未了で保留!

<検察の冤罪でっち上げと検察審査会インチキ議決が日本を狂わした>
検察、検察審査会事務局、マスメディアの報道が日本を大きく狂わした。
小沢議員の起訴議決を行った検察審査会についていえば、公正に審査員を選んだとは思えないし、まともな審査会審議で議決されたとも到底考えられない。要はインチキ議決をしたということだ。
そのインチキ議決の実態は明らかにされるべきだ。

<平均年令クルクル検察審査怪?>
2010年10月16日東京新聞こちら特報部「年令クルクル検察審査怪」.pdf
検察審査会事務局が審査員の平均年齢を、30.9歳と発表、足し忘れがあったとして、33.91歳と言い直し、さらに、基準日を間違っていたとして34.55歳と言い換えた。34.55歳は、一回目議決メンバーのそれと全く同じだという。11人の平均年齢の計算を2度も間違えるなど考えられないし、その間違いの理由にも納得できない。公正なくじ引きで、2度続けて、こんなに若い年令の審査員が選ばれる確率はありえない。
 
<"10月末議決の公算"(9月8日報道)が6日後の"9月14日(代表選当日)議決"になった怪?>
大手新聞6社が、9月8日「審査補助員がやっと決まった。これから審査が本格化し、10月末には議決の公算が大きい」と一斉に報道した。
9月8日付大手6紙報道(1).pdf
9月8日付大手6紙報道(2).pdf
6社が報道したのだから、審査会関係者のリークだと思われる。
ところが、この報道の6日後の9月14日代表選投票直前に議決されたというのだ。
さらに不可解なのは、議決発表がなされたのは、議決日から20日も経った10月4日だ。当時の報道は以下の通りだ。
10月5日付朝日新聞記事.pdf
10月6日付読売新聞記事.pdf
この二つの報道には矛盾がありすぎる。
9月8日の記事が真実だとすると、6日間の間に、何か大きな力が働き、一気に議決したということだ。菅政権との関わりがあったことを匂わせる。
また、一般の市民が、6日間で、議論を尽くし、議決の判断を下せると思えない。
平均年齢といい、審議・議決プロセスといい、疑惑だらけだ。
一体どんなカラクリがあったのだろう?
一市民Tも、検察審査会事務局に乗り込み質問をしたが、事務局責任者は回答をはぐらかすばかりで疑惑が深まるばかりだった。
『10月26日 検察審査会事務局に乗り込みました。疑惑だらけでした』
https://civilopinions.main.jp/2010/10/1026/

<「東京第五検察審査会の情報公開を求める請願」を22人の紹介議員を通じ、参議院に提出>
国会請願を出そうと考え、7023筆の請願署名を集めた。
森ゆうこ先生の骨折りで、22名の紹介議員を通じて、請願書を参議院議長に提出できた。
以下は提出の状況だ。
『4月16日 嬉しいお知らせです。 4月15日「検察審査会の情報開示を求める請願署名」を川内博史議員・森ゆうこ議員に託すことが出来ました!』
https://civilopinions.main.jp/2011/04/416415/
『7月8日「東京第五検察審査会の情報公開を求める国会請願」が、参議院法務委員会に付託された! 法務委員会委員はぜひ本請願の採択を!』
https://civilopinions.main.jp/2011/07/post_37/

<参議院法務委員会で審議されたが、審査未了で保留となった>
第177回国会が閉会になった8月31日、請願の紹介議員でもある森ゆうこ議員の事務所から、請願の結果報告を頂いた。
参議院ホームページ「請願結果」.pdf
法務委員会では、野党議員らがこの議案採択について反対をしたのだろう。
紹介議員で委員でもある中村哲治議員、有田芳生議員、田城郁議員等が頑張り、審査未了で保留にこぎつけてくれたものと推察する。
なお、法務委員会のメンバーは以下の通り
参議院ホームページ「法務委員会委員名簿」.pdf

国会もおかしなことになっている。
誰が見ても、今回の検察審査会は怪しいことだらけだし、起訴議決という結果にも納得がいかない。
22名もの多くの参議院議員が賛同し、紹介議員になってくれた。
疑惑満載の審査員の選出と審査会議の状況を明らかにするのは当然だ。
ところが、法務委員会の委員までが真実を明らかにすることを拒んでいる。悪を覆い隠せとする議員が多いということだ。
そのような中で、森ゆうこ議員や中村哲治議員等の良識のある議員が頑張って頂いて大変感謝している。
今後にも期待する。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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