<後味の悪い代表選>
代表戦が終わった。
後味の悪い代表戦だった。
NHKの代表選の中継を見ていた。
第一回目投票の結果から、海江田氏にもチャンスありと期待した。
いよいよ決戦投票が始まるという時、アナウンサーが「鹿野道彦農林水産相の陣営は野田財務相に一致して投票する方針を確認した。また、馬淵前国交相は今日午前の出陣式で、決選投票になった場合は海江田経産相以外の候補者に投票するよう自らの陣営に呼びかけた」と伝えた。
愕然とした。
もう海江田氏の票は伸びないと思った。
勝負あったと思い、テレビを切った。
ところが、翌朝の朝日新聞は以下のように報じた。
『この中継番組の中で代表選の解説などをしていた政治部記者が「正しくは馬淵さんが『増税はすべきでなく、決選投票になった場合は私の政策に近い海江田さんに投票したい』と表明していた」と報道内容を訂正した。』
<NHKが野田氏に有利なデマを流したということ>
「"増税はすべきでなく、決選投票になった場合は私の政策に近い海江田さんに投票したい"と表明していた」という発言を、「海江田経産相以外の候補者に投票するよう自らの陣営に呼びかけた」と取り違えるミスはありえない。
即ち、記者が聞き違えて誤報を出したという理由付けはできない。
NHKが、野田氏が有利になるように、意図的に「馬淵氏が"海江田以外に投票せよ"と呼びかけた」というデマを流したとしか考えようがない。
酷すぎる。
各陣営の情報を投票前に流すこと事態問題だ。この情報は投票者に伝わり、投票行動に影響した。
NHKは全く公正でないし公平でもない。
当事者は懲戒ものだ。
放送倫理委員会でも糾弾すべきだ。
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