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7月17日 小沢バッシングを続け国民を洗脳したメディアよ! 懺悔して「小沢氏無罪間違いなし」報道を大々的にやれ! 

<陸山会裁判:東京地裁が検察の供述調書の一部却下の決定書を出す>
陸山会裁判も近々論告求刑を迎え大詰めに近づいた。6月30日、東京地裁は、検察が提出した元秘書3人の取り調べ調書の一部を却下する決定書を出した。検察が威圧、脅し、誘導により、供述調書を捏造していたことが、石川議員が検察の再聴取を録音していたことで明かになったからだ。東京地裁は、その決定書の中で暴走検察を徹底的に指弾している。
地裁がこのような指弾書を出すのはめずらしいことだ。
AERAが、この決定書の意味や小沢裁判に与える影響などを公正に伝えているので、以下に紹介させて頂く。
AERA7月18日号『「小沢無罪」決まりの中身』その1.pdf
AERA7月18日号『『小沢無罪」決まりの中身』その2.pdf
『「少なくとも小沢氏本人の無罪は、これで間違いないだろう」 90ページに及ぶ文書を読み終えたある元検察首脳は、こうつぶやいた』の書き出しで記述が始まっている。
AERAは事件の本質を的確に捉えていると思う。

<陸山会裁判・小沢裁判の本当の話>
メディアは、小沢氏と3人の元秘書が不法でダーティーなことをやったらしい、そのことで起訴されたと、大々的に何度も報道した。その報道のせいで、小沢=悪人というイメージがすっかり定着してしまった。
ところが、ここにきて、本当の話は、2つの裁判がともに、検察と検察審査会事務局のでっち上げ、捏造によるものであることがわかってきた。
小沢氏は罰せられることなど何もしていない。
3人の元秘書も、手続き上のミスがあったかも知れないが、被告人にされるほどの罪を犯したわけでない。
以下に、2つの裁判の「本当の話」をまとめてみる。
①検察は、水谷建設元会長の発言「小沢議員側に一億円の裏献金をした」を元に、
その裏献金が小沢側の4億円の土地購入に充てられたという架空のストーリーを組立て、メディアに何度もリークした。メディアは、そのストーリーがあたかも事実であるかのごとく報道し、小沢=悪人の虚構を作った。(現在に至っても、元秘書に直接お金が渡ったという証拠は一つも出ていない)
②検察は、3人の元秘書を取り調べ、4億円の収支報告書への虚偽記載(記載時期のズレ)の容疑で3人を起訴した。(記載時期のズレは、訂正で済まされるものだ)
同時に虚偽記載関与について、小沢氏を取り調べたが、これは不起訴とした。
検察は元秘書石川議員の取調べの際、威圧、脅し、誘導によって、「4億円の虚偽記載について小沢氏に報告・了承を得た」とする供述調書にも強引に署名させた。
③この供述調書を根拠に、検察の回し者(一市民Tはそう思っている)が、検察審査会に申し立てをした。
検察審査会は2度の起訴相当議決を行なった。
公開された情報から推測して、検察審査会事務局は、検察審査会法に基づいた審査員の選定やまともな審査会議を開催したとは思えない。数々のインチキが行われた末の議決だとしか考えられない。
④冒頭記載の如く、6月30日、東京地裁が、検察が提出した元秘書3人の調書の一部を却下する決定書をだし、暴走検察の実態を明らかにした。
このことにより、「4億円の虚偽記載について小沢氏に報告・了承を得た」とする元秘書・石川議員らの供述調書が根底から否定された。
供述調書の内容そのものが存在しないのだから、申し立ては根拠のないもので、本来検察審査会事務局は受理すべきものでなかったといえる。
公訴した指定弁護士は、公訴を取り下げるべきだ。
小沢裁判がこのまま行われた場合、無罪は確定的だ。

<メディアは本当のことや問題の核心について一切報道しない>
テレビ各局は、東京地裁が決定書を出したことさえ報道していない。
TBSは1億円授受のイメージ映像まで捏造し流したが、小沢氏が無罪となることを確定できる今回の情報は一切報道していない。あまりに卑怯ではないか。
新聞社も決定書が出たことを淡々と報道しただけだ。
正義を守るはずの検察が、威圧、脅し、誘導で供述を強引に曲げさせ、罪亡き人を犯罪人に仕立て上げるといった犯罪まがいの行為が行ったのだが、記事を読む限りそのことは全く読み取れない。
今回の件で、小沢氏の無罪が確定したと思う。
ところが、メディアは「小沢裁判では、検察が不利になるだろう」程度の軽い報道だ。
国民は、どれだけの人が、小沢氏無罪を理解したのだろうか。
メディアはあまりに公正を逸している。
小沢バッシングを続け国民を洗脳したメディアよ! 懺悔して「小沢氏無罪間違いなし」報道を大々的にやれ! 

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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