5月30日 マスメディアは小沢叩きにうつつをぬかさず、中正・公平な事実報道をやって下さいな!

<小沢一郎議員はじめ、民主党の良識のある議員が「菅退陣を!」の要求>

原発事故は、菅首相の対応失敗で収束に向かうどころか、泥沼状態に入りつつある。
この状況に鑑み、小沢一郎議員がウォール・ストリートジャーナル紙のインタビューに応じて、菅退陣の要求をした。
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_242207
原口、川内、森ゆうこ議員らの民主党議員も独自に菅退陣を求めている。
野党も、今週末には内閣不信任案提出しそうだ。


<マスメディアは、またもや小沢叩きを始めた>

小沢一郎議員が表舞台に登場しだすと、メディアは決まって小沢叩きだ。
今回も、陸山会裁判報道を巧妙に使った小沢叩きが始まった。

メディアの小沢叩きの実例を3例紹介する。


<共同通信が『小沢氏が頭から離れず?菅首相、新幹線で読書「泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴」』>

5月21日、以下の記事が共同通信から配信された。
『小沢氏が頭から離れず?菅首相、新幹線で読書「泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴」』
記事全文
『菅直人首相は21日、温家宝中国首相、李明博韓国大統領との 福島訪問を終えた後、都内に戻る新幹線車中で、ノンフィクションライター森功氏の 「泥のカネ裏金王・水谷功と権力者の饗宴」(文芸春秋)を読んだ。 同書は、小沢一郎民主党元代表の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で 小沢氏側に資金提供したとされる中堅ゼネコン「水谷建設」の水谷功・元会長を描いている。 小沢氏はこのところ政権批判を強めており、首相は重要な外交日程の合間でも、 同氏の存在が頭を離れなかったようだ。』(日経、産経新聞)

下世話で下らない記事だ。見え見えの小沢叩きだ。
車中で首相がどんな本を読んだかはどうでもよいことだ。
共同通信記者が、菅首相を慮って、この記事を作成し新聞社に配信したのだろう。

日経と産経が小沢叩きに乗ったということだ。

森功氏は、自身のブログで、菅首相が自分の本を読んだのは、さも偶然というようなコメントを書いている。

『 ブログタイトル  菅首相「泥のカネ」ご愛読有難うございました

昨21日付の共同、時事通信の配信で以下のような記事が載っていると連絡がありました。
「小沢氏が頭から離れず? 首相、新幹線で読書」
記事全文(上記に掲載した文のため省略)

当代の総理大臣に拙著を読んでいただけるとは光栄のいたりです。ご愛読ありがとうございます』


<森功氏は、さらに週刊文春に大嘘記事を寄稿した!>

以下の週刊文春記事参照下さい。
週刊文春6月2日号.pdf
サブタイトルが「法廷傍聴記」となっている。前述の「泥のカネ」の作者森功氏が陸山会裁判を傍聴し寄稿したようだ。
傍聴記だから、事実に基づく記事と思えるが、とんでもない。
検察側が立てた証人の作り話に、さらに尾ひれのつけたコメントを載せ、『もはや一億円の裏献金はマックロ以外の何者でもない。やっぱり万事休す。』と結んでいるのだ。

記事全体もムチャクチャだが、さらに酷いのは以下の大嘘部分だ。
『4月27日第十回公判。水谷建設元社長の川村の証人出廷だ。裏金を渡した張本人だけあって、小沢陣営も気が気でなかったに違いない。この日は永田町の小沢ガールズまで法廷に駆けつけていた。
アハハ・・・・。普段は静かな法廷内に、下品な笑い声が響く。誰かと思えば、
森ゆうこ参議院議員とその御一行だ。川村の証言を揶揄するかのような態度に、
裁判長から「静かにして」と、たしなめられる一幕まであった。』
"裁判長に注意された森ゆうこ議員"との注釈つきの本人写真まで載せている。

森ゆうこ議員がご自身のブログで、「週刊文春の記事は、全くの事実無根である。私が陸山会事件の4月27日の第10回公判傍聴に行った事実はない。」と述べた。

森議員は傍聴していないのに、「下品に笑った」とまで書かれた。
森功氏が、小沢氏と小沢氏の考えに賛同する議員を貶めるために、捏造記事を作ったのだろう。
もちろん、週刊文春も加担する意図がありありだ。
地に落ちた3文週刊誌だ。


<東京新聞一面トップ記事に『「裏金」めぐり火花』>
5月29日付東京新聞『「裏金」めぐり火花』.pdf
5月29日の東京新聞の一面トップ記事を紹介しよう。
5月29日付東京新聞『「裏金」めぐり火花』参照

こんな偏向記事をトップ記事にするとは東京新聞も情けない。
タイトルが『「裏金」めぐり火花』、サブタイトルが、『 授受場面 「検察側 やりとり詳細に」 「弁護側 不自然さを強調」』だ。

タイトルだけを見ると、検察側が授受場面をリアルに再現し、弁護側が防戦に追われているように見える。

実態とはあまりに違いすぎるので、陸山会裁判に至る経緯について触れる。

事件は、別件で服役中だった水谷功元水谷建設会長が「秘書に一億円の裏金を渡した」という供述から始まった。
検察は、捜査の段階で、事件になんら関係のない石川議員女性秘書を長時間軟禁しプレッシャーをかけたり、石川議員を直接威したりしたが、一億円授受を立証できなかった。
そこで、不動産購入時期の収支報告書記載ずれがあったとして、3人の秘書を逮捕した。まさに微罪で、修正すれば済む話なのだが。

ところが、検察は、裁判では、水谷建設の関係者を手なずけ、授受があったかのような証言をさせだした。
前述の森功氏の本「泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴」でも描かれているように、水谷建設は裏金作りに長けており、多くの政治家に裏献金を配ってきた曰くつきの会社だ。
税務署を誤魔化し、政治資金規制法違反の片棒を担いで儲けてきた会社だ。利になれば、嘘など平気で吐く輩だ。検察はその曰くつきの水谷建設関係者を利用したのだ。
弁護側にしてみたら、お金を渡したと一方的に言われても、それが嘘だとはなかなか証明できない。
もらっていないことを証明できるのはアリバイぐらいしかない。古い話でアリバイがなければ「不自然さを強調するぐらいしかない」と思う。

この状況での応酬を、「裏金めぐり火花」、「白熱の法廷」などと表現するのはおかしい。
火花が散ってるわけでも、白熱しているわけでもない。
検察側が罰せられることがないことをいいことに、授受のないものを授受があったと強弁され、弁護側が困っているだけだ。
裁判官が根拠のない証言をたしなめるべきだと思う。

極めて偏向した報道だと思う。

報道関係者は、中正・公平を心がけるべきだ。
このような報道を続けていたら、いずれ読者がいなくなる。

2011年5月30日