2011年5月のブログ記事

5月30日 マスメディアは小沢叩きにうつつをぬかさず、中正・公平な事実報道をやって下さいな!

<小沢一郎議員はじめ、民主党の良識のある議員が「菅退陣を!」の要求>

原発事故は、菅首相の対応失敗で収束に向かうどころか、泥沼状態に入りつつある。
この状況に鑑み、小沢一郎議員がウォール・ストリートジャーナル紙のインタビューに応じて、菅退陣の要求をした。
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_242207
原口、川内、森ゆうこ議員らの民主党議員も独自に菅退陣を求めている。
野党も、今週末には内閣不信任案提出しそうだ。


<マスメディアは、またもや小沢叩きを始めた>

小沢一郎議員が表舞台に登場しだすと、メディアは決まって小沢叩きだ。
今回も、陸山会裁判報道を巧妙に使った小沢叩きが始まった。

メディアの小沢叩きの実例を3例紹介する。


<共同通信が『小沢氏が頭から離れず?菅首相、新幹線で読書「泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴」』>

5月21日、以下の記事が共同通信から配信された。
『小沢氏が頭から離れず?菅首相、新幹線で読書「泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴」』
記事全文
『菅直人首相は21日、温家宝中国首相、李明博韓国大統領との 福島訪問を終えた後、都内に戻る新幹線車中で、ノンフィクションライター森功氏の 「泥のカネ裏金王・水谷功と権力者の饗宴」(文芸春秋)を読んだ。 同書は、小沢一郎民主党元代表の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で 小沢氏側に資金提供したとされる中堅ゼネコン「水谷建設」の水谷功・元会長を描いている。 小沢氏はこのところ政権批判を強めており、首相は重要な外交日程の合間でも、 同氏の存在が頭を離れなかったようだ。』(日経、産経新聞)

下世話で下らない記事だ。見え見えの小沢叩きだ。
車中で首相がどんな本を読んだかはどうでもよいことだ。
共同通信記者が、菅首相を慮って、この記事を作成し新聞社に配信したのだろう。

日経と産経が小沢叩きに乗ったということだ。

森功氏は、自身のブログで、菅首相が自分の本を読んだのは、さも偶然というようなコメントを書いている。

『 ブログタイトル  菅首相「泥のカネ」ご愛読有難うございました

昨21日付の共同、時事通信の配信で以下のような記事が載っていると連絡がありました。
「小沢氏が頭から離れず? 首相、新幹線で読書」
記事全文(上記に掲載した文のため省略)

当代の総理大臣に拙著を読んでいただけるとは光栄のいたりです。ご愛読ありがとうございます』


<森功氏は、さらに週刊文春に大嘘記事を寄稿した!>

以下の週刊文春記事参照下さい。
週刊文春6月2日号.pdf
サブタイトルが「法廷傍聴記」となっている。前述の「泥のカネ」の作者森功氏が陸山会裁判を傍聴し寄稿したようだ。
傍聴記だから、事実に基づく記事と思えるが、とんでもない。
検察側が立てた証人の作り話に、さらに尾ひれのつけたコメントを載せ、『もはや一億円の裏献金はマックロ以外の何者でもない。やっぱり万事休す。』と結んでいるのだ。

記事全体もムチャクチャだが、さらに酷いのは以下の大嘘部分だ。
『4月27日第十回公判。水谷建設元社長の川村の証人出廷だ。裏金を渡した張本人だけあって、小沢陣営も気が気でなかったに違いない。この日は永田町の小沢ガールズまで法廷に駆けつけていた。
アハハ・・・・。普段は静かな法廷内に、下品な笑い声が響く。誰かと思えば、
森ゆうこ参議院議員とその御一行だ。川村の証言を揶揄するかのような態度に、
裁判長から「静かにして」と、たしなめられる一幕まであった。』
"裁判長に注意された森ゆうこ議員"との注釈つきの本人写真まで載せている。

森ゆうこ議員がご自身のブログで、「週刊文春の記事は、全くの事実無根である。私が陸山会事件の4月27日の第10回公判傍聴に行った事実はない。」と述べた。

森議員は傍聴していないのに、「下品に笑った」とまで書かれた。
森功氏が、小沢氏と小沢氏の考えに賛同する議員を貶めるために、捏造記事を作ったのだろう。
もちろん、週刊文春も加担する意図がありありだ。
地に落ちた3文週刊誌だ。


<東京新聞一面トップ記事に『「裏金」めぐり火花』>
5月29日付東京新聞『「裏金」めぐり火花』.pdf
5月29日の東京新聞の一面トップ記事を紹介しよう。
5月29日付東京新聞『「裏金」めぐり火花』参照

こんな偏向記事をトップ記事にするとは東京新聞も情けない。
タイトルが『「裏金」めぐり火花』、サブタイトルが、『 授受場面 「検察側 やりとり詳細に」 「弁護側 不自然さを強調」』だ。

タイトルだけを見ると、検察側が授受場面をリアルに再現し、弁護側が防戦に追われているように見える。

実態とはあまりに違いすぎるので、陸山会裁判に至る経緯について触れる。

事件は、別件で服役中だった水谷功元水谷建設会長が「秘書に一億円の裏金を渡した」という供述から始まった。
検察は、捜査の段階で、事件になんら関係のない石川議員女性秘書を長時間軟禁しプレッシャーをかけたり、石川議員を直接威したりしたが、一億円授受を立証できなかった。
そこで、不動産購入時期の収支報告書記載ずれがあったとして、3人の秘書を逮捕した。まさに微罪で、修正すれば済む話なのだが。

ところが、検察は、裁判では、水谷建設の関係者を手なずけ、授受があったかのような証言をさせだした。
前述の森功氏の本「泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴」でも描かれているように、水谷建設は裏金作りに長けており、多くの政治家に裏献金を配ってきた曰くつきの会社だ。
税務署を誤魔化し、政治資金規制法違反の片棒を担いで儲けてきた会社だ。利になれば、嘘など平気で吐く輩だ。検察はその曰くつきの水谷建設関係者を利用したのだ。
弁護側にしてみたら、お金を渡したと一方的に言われても、それが嘘だとはなかなか証明できない。
もらっていないことを証明できるのはアリバイぐらいしかない。古い話でアリバイがなければ「不自然さを強調するぐらいしかない」と思う。

この状況での応酬を、「裏金めぐり火花」、「白熱の法廷」などと表現するのはおかしい。
火花が散ってるわけでも、白熱しているわけでもない。
検察側が罰せられることがないことをいいことに、授受のないものを授受があったと強弁され、弁護側が困っているだけだ。
裁判官が根拠のない証言をたしなめるべきだと思う。

極めて偏向した報道だと思う。

報道関係者は、中正・公平を心がけるべきだ。
このような報道を続けていたら、いずれ読者がいなくなる。

2011年5月30日|個別ブログ記事

5月27日 民主党議員の皆様へ。 「国民の安全と健康を脅かす菅首相を即刻辞めさせて下さい!」


<今一番腹が立つことは、「民主党議員が菅首相を降ろそうとしないこと」>

首相就任後の菅氏の市民運動家からの変身振りを見て、多くの国民は失望した。政治家としての信念を疑ったのだ。国民は、多くの不賛成票を参院選で投じた。
ところが、その後行われた代表選では、過半を超える206人もの民主党議員が菅氏を支持した。206人の見識にはびっくりだ。
その後、首相に再選された菅氏は、予想通りの失政を繰り返した。
不幸にも、国民はこの最悪のリーダーの下で原発事故を迎えてしまった。
菅首相の失政はさらに続き、国民は、取り戻すことができない甚大な被害を受けてしまった。

それでも、民主党議員は菅首相を降ろそうとしない。
民主党議員よ、しっかりしろ!


<菅首相の人間的な欠陥が問題をさらに大きくしている>

菅氏は情を解さない冷たい性格の持ち主だ。異常なまでに権力に執着する。打算的な考えだけで行動する。平気で嘘を吐く。
都合が悪くなると、恥ずかしげもなく、嘘と作り話で国民を誤魔化す。首相を評するにはあまりに失礼な表現だが、"ペテン師"だ。
菅氏はご都合主義だ。
菅首相は、子供の健康と命を慮る気持ちがさらさらないから、学校での被曝線量上限を一般人の被曝限度の20倍の20ミリシーベルトに設定させてしまうことなど平気だ。
サミットでは、アメリカ、フランス、イギリスなどの原発推進国に擦り寄って、「原発の安全性をより高めていく」などと発言し、日本国民が希求する「脱原発に向かう」など一切言わない。

菅首相のこの属性が、国民の安全と健康を脅かし、近接住民の生活を台無しにしてしまった。今起こっていることは、まさに菅首相が巻き起こした人災だと言えよう。

菅災(菅首相が起こした人災)について書いてみよう。


<菅災1:へり視察パフォーマンスで、ベントを遅らせ事故を拡大させた>

菅首相のヘリ視察は挽回のパフォーマンスの一手だった。
こともあろうに、菅首相は自分のヘリ視察が終わるまでベントを待たせるよう指示していた。
へり出発前の枝野官房長官の記者会見を聴くと、そのことがよくわかる。
共同通信記者「(ヘリ視察とベントが重なることを心配して)大気への放出(ベント)は何時ごろになるのか?」の質問に、「東電が(大気への放出を)行う前に、しっかり国民の皆様に予めご報告することを、東電に、要請というよりは指示しました。この時間に経産省と官邸に(そのことを)報告しているので、そんなに遠くない時に(ベントが)行われる」と答弁している。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4477.html参照)
ところが、官邸側は、『「一分遅れたら、それだけ事態は深刻化します」斑目は機中でも、一刻も早いベントを進言する。...... ヘリから降り立った菅は、「手動でもいいから早く開けてください」といらだつ菅が迫ると、所長の吉田昌郎が「すぐやります」と応じた』という作り話をでっち上げて、ベントを遅らせた事実を否定した。

菅首相と官邸は、本当に嘘つきだ。


<菅災2:適切な避難指示を出さず住民に被曝させた>

菅政権は東電と経産省の立場に寄って、原発事故がさして大きくないように見せかける情報を流し続けた。
一方事実情報は隠蔽し続けてきた。
菅政権は、飛散する放射性物質の拡散予測情報(SPEEDI)を持っていたにもかかわらず、国民にその情報を伝えなかった。
以下の記事ご覧下さい。
4月19日付東京新聞「原発情報システム裏で活用」.pdf
4月19日付東京新聞「官邸が公表止めた」.pdf


このことで、大きな被害を蒙ったのは近接住民だ。
政府は、水素爆発やベントで、原発から北西に30km以上離れた飯館村等には高濃度の放射性物質が降っていたことがわかっていたはずだ。ところが、政府は、3km圏、10km圏、20km圏と段階的に、自主避難の輪を広げただけだ。
その結果、一部地域の住民が基準を超えた放射能被曝をした。
これも菅首相による人災だ。


<菅災3:学校での被曝線量上限を年間20ミリシーベルトに設定>

政府は、学校での被曝線量上限を一般人の被曝限度の20倍の20ミリシーベルトに設定した。
5月3日付東京新聞「福島県内の学校被曝線量基準」.pdf参照。
設定した根拠も理解できない。
子供を放射能から守ろうとする気持ちがまったく感じられない。
東電の立場しか考えてないように見える。
これも菅首相による人災だ。


<206人の民主党議員は行動を起こそう>

菅首相は、やらなくてもよいことをやり、やらなければならないことをやらず、多くの国民の安全と健康を脅かし続けている。
一般社会では、このようなリーダーは排斥され、罰が与えられる。
政治の世界では、のうのうと生き残っているのが不思議だ。
首相にNOを突きつけられるのは、民主党の議員だけだ。
その民主党議員が黙っているのだからどうしようもない。

国会議員としての役割を果してほしい。
206人の民主党議員の皆様!
なんとか目覚めて、行動を起こしてほしい

2011年5月27日|個別ブログ記事

5月21日 "浜岡停止"は菅首相の目くらまし策だ! 続いて、東電と保安院の救済策に打って出た!


<浜岡停止は本当に"大英断""画期的決断"だったのか>

マスメディアは、菅首相の浜岡原発運転停止要請を"大英断""画期的決断"と称えた。
世論調査でも、60~70%の人が浜岡停止を評価した。

浜岡原発停止は"大英断"でも、"画期的決断"でもない。
浜岡を一時停止したところで大きな問題は起こらない。中部電力側の火力燃料代が増えるくらいだ。節電が進めば、その費用も問題にならない。
利権目当てに原発を推進してきた政府・経産省・電力会社達は、浜岡原発が冷温停止していない状態で南海地震を迎えたら、福島原発事故以上の大惨事になってしまうと承知していたに違いない。脱原発の声とともに「浜岡止めろ」の声も大きくなりだした。早く止めておいた方が、得策だと判断しただけだ。


<菅首相は、続いて「エネルギー計画白紙」を謳い、脱原発に向かっているようにみせかけた>

菅首相は、停止要請に続き「これまでのエネルギー計画を白紙に戻す。太陽、風力、バイオマスといった再生可能なエネルギーを基幹エネルギーに加える」と発表した。
「浜岡運転停止要請」と「エネルギー計画白紙」の二つで、菅首相が脱原発に舵を切ったと国民に思わせた。


<菅首相は、「他の原発の運転停止は求めない」「浜岡原発も安全対策後に再開させる」と約束している>

菅首相は、「脱原発に向かう」(原子炉を廃炉していく)とは一切言っていない。
「(定検中の原子炉も)緊急的な安全措置が講じられ、安全性が確認されれば稼動を認めていく」としているのだ。
以下の発言で確認してほしい。
5月8日、菅首相は、記者の「中部電力浜岡原発以外の原発の運転停止を求める可能性は?」の質問に「それはありません」と答えている。(時事通信配信)
5月18日夕、菅首相は、「電力会社の発電部門と送電部門の分離の議論をすべき」と述べた後、原発の今後について触れている。
5月19日東京新聞「定検中の原発 再稼動容認.pdf参照
定期検査で運転停止中の原発については「緊急的な安全措置が講じられ、安全性が確認されれば稼動を認めていく」と明言した。
「より安全な活用の仕方がきちっと見いだせるなら、原子力をさらに活用していく」と述べ、原発からの撤退は全然考えていない。
国民は見事に騙された。


<菅首相は、「浜岡運転停止」と「エネルギー計画白紙」で国民を騙し、電力会社や経産省を守る政策を打ち出した>

1.東電を救済する賠償スキームを決定した
政府は、5月13日東電の損害賠償支払いを支援する枠組みを正式決定した。
5月13日夕刊東京新聞「公的資金で破綻回避」.pdf参照
福島原発事故は、安全対策を怠った東電の人災だ。
従って、事故の全責任は東電にある。
東電と東電の利害関係者が可能な限りの負担を負うべきだ。そのうえで、不足部分は、被害者を救済するために一般国民が負担を負うべきだ。
そうなると、法的整理しかない。
ところが、菅政権は、法的整理をとらず、「電力の安定供給の確保のため」と誤魔化し、公的資金で東電を救済する枠組みを作ってしまった。
それでも足りない分は税金でということになってしまう。東電を救済する分だけ国民負担が多くなる。
東電のリストラ策は極めて甘い。
役員の報酬は、5割カットしても3600万円以上だという。
13日の参院予算委員会で、福島原発事故の損害賠償資金を確保するためのリストラ策として、企業年金や退職金の削減を求める声が出ていることに対し、東電社長は「老後の生活に直結する問題で現時点では考えていない」と述べ、検討対象とはしない考えを示した。
とんでもない考えだ。多くの近接住民が、東電のため、仕事と生活の場を奪われ、途方にくれているのだ。そして命をも奪われかねない事態に陥った住民がいることを理解しているのか。
国民に何の被害を与えていない日本航空ですら、現役が約5割、退職者が約3割企業年金をカットされたのだ。東電は虫が良すぎる。菅政権は東電を甘やかしすぎだ。
法的整理をし、賠償スキームを作るべきだ。

2.保安院の経産省から切り離しを検討
菅首相は、経産省からの原子力安全・保安院の分離を検討する考えを示した。
首相が問題にすべきことは、原子力安全・保安院や原子力安全委員会が、本来の業務である原発安全確保についてなんら役割を果さず、不安全な原発装備を容認してきたことだ。

菅政権は彼らの責任を追及すべきだ。事故対策部門を残し、両組織を解体すべきだ。
私達国民は、地震国日本では安全な原発など作りえないことを知った。従って、原発維持を前提とした安全管理機構など不要だ。
私達が求めものは、脱原発と、使用済み燃料の処理する機能だ。


首相に居座り続けたい菅氏が、既存の利権を守りたい官界、産業界、マスメディアと手を結び、脱原発の動きを止め、自分達の利権を守ろうとしていることに、国民は早く気づいてほしい

そして、これからの日本のために、菅首相に首相をお辞め頂くよう、大きな声をあげてほしい

2011年5月21日|個別ブログ記事

5月16日  国民は、菅・東電・経産省・大メディア連合軍に騙されている! 原発事故被害超拡大は菅パフォーマンスのせいだったと気づいていない!

<菅氏は権力亡者で、パフォーマンスだけの人間>

菅氏は政治理念など全く持たない男だ。内容のない男だ。権力の座への執着が異常に強い男だ。情を解さない男だ。嘘も平気でつける男だ。パフォーマンスだけが得意な男だ。

菅氏は、官界・産業界・大メディアに対し、彼らの言いなりになること、そして彼らの利権を守るというシグナルを出した。それに応えて、官界・産業界・大メディアも、菅氏を応援した。
官界・産業界‐大メディアは、検察権力(官僚)と情報操作という手段を使って小沢氏を潰し、菅氏を祭り上げた。
首相になった菅氏は、2009年民主党マニュフェストを次から次に反古にして、官界・産業界・大メディアの期待に応えた。
その後も、官界・産業界・大メディアはその菅氏を必死に守った。


<震災直前には、菅首相は瀕死の状態になっていた>

官界・産業界・大メディアを味方につけた菅首相だが、民主党公約を守らないため、その評判は日増しに悪くなった。国民は菅首相が役立たずだと判断したのだろう。化けの皮は剥げるものだ。
震災発生直前には、外国人からの違法献金問題が発覚し、絶体絶命のピンチに陥っていた。

3月11日、震災が発生した。

菅首相は、震災対応をテコにして、巻き返しのパフォーマンスを始めた。


<これもパフォーマンス:へり視察、人気回復のはずがベントを遅らせてしまった>

巻き返しのパフォーマンスの第一弾はへり視察だ。
内閣府の写真班付でヘリに乗り込んだ。大メディアに写真つきで報道させた。
視察は何ももたらさない。対応の邪魔になるばかりだ。
うまく報道してくれれば点数を稼げると思ったのだろう。
ところが、「視察でベントを遅らせた」と国会で追及され始めた。「遅らせた事実はない」と必死に答弁した。
官邸と大メディアは、しばらくして、ヘリパフォーマンス視察を菅首相奮闘の美談に作り変えてしまった。
5月11日付東京新聞見て頂きたい。
5月11日付東京新聞「危機一髪ー設計限度超えた圧力」.pdf参照
『「一分遅れたら、それだけ事態は深刻化します」斑目は機中でも、一刻も早いベントを進言する。...... ヘリから降り立った菅は、「手動でもいいから早く開けてください」といらだつ菅が迫ると、所長の吉田昌郎が「すぐやります」と応じた』のくだりがある。
さすが記者だ。作文がうまい。
ところが、へり出発前に行われた枝野官房長官記者会見を聴くと以外な事実が分かってくる。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4477.html
共同通信記者「(ヘリ視察とベントが重なることを心配して)大気への放出(ベント)は何時ごろになるのか?」の質問に、「東電が(大気への放出を)行う前に、しっかり国民の皆様に予めご報告することを、東電に、要請というよりは指示しました。この時間に経産省と官邸に(そのことを)報告しているので、そんなに遠くない時に(ベントが)行われる」と答弁しているのだ。
"菅首相が見届けて国民に報告するまで、ベントをするな"と指示したようだ。菅首相のパフォーマンスが終わるまで「ベントを待て」と言っている。
枝野官房長官の発言が正しいのだろう。菅氏は嘘つきだ。


<これもパフォーマンス:蓮舫氏を節電計画等担当相、辻元氏をボランティア担当補佐官に>

子供騙しもいいところだ。論評にも当たらない。


<これもパフォーマンス:復興会議など20の会議を創設>

会議で復興などできっこない。船頭多くして船山を登るだ。
復興会議には、メディアの重鎮読売の橋本五郎氏などを加え、メディアにゴマをすっている。


<これもパフォーマンス:浜岡原発運転停止>

中部電も、菅首相も、経産相も、大メディアも、浜岡原発は即刻運転停止しておかなければ大変なことになることにすぐ気づいたはずだ。
南海地震が発生したら、日本が沈没するぐらいの被害が発生するからだ。
運転停止は当たり前のことだ。
中部電、大資本、経産省、大メディアは、以下のような見え透いた抵抗を行い、菅首相の浜岡原発運転停止パフォーマンスを高めるための演出をした。
中部電、産業界、経産省、大メディアの大きな抵抗があったにもかかわらず、菅首相の英断で停止されたとしたいのだ。

①中部電は、菅首相の浜岡原発停止要請前に、原発続行の意向を示した。
「津波対策用の防波堤を作ることの提案」
「電源喪失を想定した訓練の実施」
「定期点検中の3号機を7月再開すると発表」

②中部電は、5月5日、菅首相の浜岡原発停止要請を受け、
5月7日、臨時取締役会を開き、停止要請の結論を保留した。保留の理由は、夏場の電力不足の恐れ、火力発電に代替する発電コストが膨らむこと、東電への送電が困難になることなどを上げた。いずれも停止を止められないほどの理由でもない。
5月9日、浜岡原発の停止を受け入れる代わりに、津波対策実施後の運転再開の確約と、停止によって発生するコスト増等に対する支援を求めた。
5月9日付東京新聞「中部電 政府支援要請へ」.pdf 参照

③大メディアは、「電力供給減少なら、生産へ打撃不可避」と報じた。

④日本経団連の米倉弘昌会長は、5月9日の記者会見で、「電力不足の中で、菅首相が30年間で87%の確率で東海大地震が起こる可能性を根拠にして停止を要請したことは唐突感が否めない。結論だけがぽろっと出てきて、思考の過程がまったくのブラックボックスになっている。民主党政権は透明性を強調するが、どういうことなのか政治の態度を疑う。誰がどのようにして議論したのか、根拠を示したうえで説明する必要がある」と厳しい口調で、要請に至る経緯が説明不足であるとの認識を示した。

⑤ 大メディアは、要請後、「歴史的な大英断、画期的な決断」と褒め称えた。


<これもパフォーマンス:「原発事故収束まで6月から給与返上」>

5月10日、菅首相は記者会見をして、「事故の責任大きい。来月から、給与を返上する」と述べた。
5月11日付東京新聞「首相、給与を返上」.pdf参照
これも、責任をうやむやにしてしまうためのパフォーマンスだ。


<国民は、官界・産業界・大メディアがこぞって菅首相を応援しているので、彼のパフォーマンスを見破ることができない>

菅首相のパフォーマンスは超一流だ。
芝居がうまいと言うことだ。
平気で、恥ずかしげもなくできることが特徴だ。
官界・産業界・大メディアは、菅首相の問題の箇所には触れず、上手に褒める。
かくして、国民は、菅氏を無能で、どうしようもない首相とは受け取っていないようだ。

皆さん、メディアに騙されず、冷静に事実を見よう!

2011年5月16日|個別ブログ記事

5月12日  菅首相の居座りとパフォーマンスはいつまで続くのか!  今度は「給与返上」ときた!

<菅首相の悪政が続いているが、大メディアは見て見ないふり>

菅氏が、総理になって約10ヶ月。
たった10ヶ月で、菅首相の悪政のために、国民は大きな不利益を蒙りつつある。

菅氏は、首相に就任してから、一昨年の選挙で3,348万票もの支持を得た2009民主党マニュフェストを次から次ぎに反古にし、旧自民党の作った官僚主導の政治に戻しはじめた。
「官僚は大バカ。政治主導を実現したい」と云っていた菅氏が、一転「官僚はプロフェッショナル」と云って官僚にすりよった。官僚が組んだ大型予算をそのまま通した。
目玉の無駄撲滅もわずかばかりの事業仕分けのパフォーマンスで終わらせた。
財界にも擦り寄った。法人税率を下げた。
消費税増税を急ぎ始めた。
TPPも参入の方向を示し、アメリカに尻尾を振った。

アメリカに隷属し、官僚と大資本が支配する日本に突き進んでいる。貧富の格差はどんどん大きくなるだろう。

ところが、国民は菅首相の動きに危機感を感じていない。これも大メディアの偏った報道のせいだ。
大メディアは、官僚、大企業の手下として忠実に動いているからだ。
官僚・大企業・大メディアにとって、2009マニフェストが実現されると、数々の権益や利権が失われてしまうことになる。
大メディアは、2009マニュフェストを推し進めようとする小沢氏を叩き、都合良く動く菅氏を擁護してきた。
何の罪もない小沢氏に対し、「政治家を辞めるべき」などという世論誘導をするが、菅氏に対しては、どんなに悪政を続けようが、違法献金が発覚しようが、彼の都合の悪いことには触れず、持ち上げることに余念がない。
"菅降ろし"などの動きを見せると一斉に牽制する。


<菅首相が経産省と東電の言いなりになっているから、原発事故被害が拡大した>

菅首相は、原発事故という非常時にも、官僚(経産省)と大資本(電力会社)の言いなりにしか動かなかった。
経産省も電力会社も、ろくな検証もせず「原発は絶対安全だ」と国民を騙し、そこら中に、危険な原発を建設し、利権をほしいままにしてきた。
経産省(保安院)、東電にとって、事故が発生すること自体が想定外なのだ。
経産省も東電も菅首相も、経済性最優先で、原子炉が廃炉になるのを避けようとした。
このような菅政権―経産省―東電のもたれあい体質こそが、事故を拡大させてしまったといえる。


<大メディアは、"菅ヘリ視察"パフォーマンスまで美談に変えようとしている>

菅首相のヘリ視察パフォーマンスでベントを遅らせてしまった。
内閣広報室の写真班を連れて乗り込むなど、菅氏のパフォーマンスはさすがだ。
3月13日付東京新聞「苦慮の政府対応後手に」.pdf 参照
斑目原子力安全委員長は、3月28日の参院予算委員会でヘリ視察について「首相が『原子力について少し勉強したい』ということで私が同行した」と語った。
3月29日付東京新聞「『勉強したい」首相から要請」.pdf

ところが、「ヘリ視察のパフォーマンスでベントが遅れた」と追及されだすと、官邸と大メディアは、ヘリ勉強視察を菅首相奮闘の美談に変えてしまったのだ。
5月11日付東京新聞見て頂きたい。
5月11日付東京新聞「危機一髪ー設計限度超えた圧力」.pdf 参照
『「一分遅れたら、それだけ事態は深刻化します」斑目は機中でも、一刻も早いベントを進言する。ヘリから降り立った菅は、「手動でもいいから早く開けてください」と迫った』
見事な作り話(?)だ。3月28日の国会答弁と全く違う。呆れるばかりだ。

そもそも、海江田経産相が午前1時30分にベントを指示している。その状況下で、無防備の菅首相が、へりで上空を飛んでいては、ベントどころではない。
ベントは弁さえ開ければよいのだ。電気が通じてなければ、手動でやるのが当たり前だ。
東電が政府の指示に従わず、ベントが12時間50分後の14時20分になったということだ。
政府が強制できなかったと言うことだ。政府の大失策だ。


<菅首相のもうひとつの大罪、事故を過小に報道し、住民を被爆させたこと>

事故直後の爆発によって、多量の放射性物質が飛散した。ところが政府はそれを隠した。周囲の住民には、何度か自主避難を促しただけだ。
1月半経って、被爆量の大きな地域を対象に、住民の強制退避を始めた。遅すぎる。
近接住民は、相当量の被爆をしてしまった後だ。
取り返しのつかないミスだ。政府も責任のとりようがないだろう。


<菅首相、「原発事故収束まで6月から給与返上」のパフォーマンス>

5月10日、菅首相は記者会見をして、「事故の責任大きい。来月から、給与を返上する」と述べた。
5月11日付東京新聞「首相、給与を返上」.pdf 参照

これも、菅首相一流のパフォーマンスだ。
給与返上して、原発事故収束まで、首相の座に居座る気のようだ。
原発事故の収束は全く見えない。5月11日には神奈川の南足柄のお茶の汚染が確認された。被害は拡大するばかりだ。

政府・東電は、ベントと冷却が遅れたため、爆発とメルトダウンを起こさせ、多量の放射性物質を飛散させてしまった。この責任の全ては、総責任者の菅首相にある。

給与の一部返上で許されるものではない。

こんなパフォーマンスで国民は騙されてはいけない。国民の怒りは収まらない。
辞任して責任を取るべきだ。
これ以上国をメチャクチャにされたら困る。

大メディアは、いまこそ、菅の辞任を迫るべきではないか。菅を持ち上げている状況ではない。
菅政権と経産省と東電のお陰で、近接住民は路頭に迷い、日本全体も、パニック状態になっている。いや、日本だけでなく、世界をも震撼させている。
大メディアがこの国を悪くしているというのは言いすぎだろうか。

2011年5月12日|個別ブログ記事

5月9日 原発事故に思う(12)  菅首相・経産省・電力会社・御用学者・大メディアに誤魔化されるな! 浜岡原発も手直し後に再開ということだ!

<首相の中部電への要請"浜岡原発全面停止へ"は大英断なのか?>

5月6日、菅首相は記者会見で浜岡原発について、稼働中の4、5号機を含め「全ての原子炉を停止すべきだと判断した」と語った。
5月7日付東京新聞「浜岡原発全面停止へ」.pdf 参照

大メディアや御用学者は、「画期的な決断だ。歴史的な大英断だ。」と菅首相を褒め称えた。

浜岡原発を停止させること自体大歓迎だ。
たった2基(4号機と5号機)の運転を一時停止させるという要請だ。要請が遅すぎたのではないか。これまでに地震がきていたら、日本が沈没するくらいの大惨状になっていたことは必定だ。

それに、今回の要請には大きな問題が潜んでいる。
首相と経産省が、浜岡一時停止と引き換えに、防波堤建設と電源補強工事などの地震・津波対策を実施すれば、3基とも使用してもよいというお墨付きを与えたのだ。

そもそも、地震帯の真上に原発を設置したこと自体が大きな過ちだ。
絶対再開を認めてはならない。

大地震の可能性が高い浜岡原発の稼動を認めたということは、他の原発の稼動を全て認めたということだ。
菅首相と経産省・電力会社・御用学者・大メディアは、浜岡2基の一時停止を実施することにより、国民の切なる願いである"脱原発"を拒否したということだ。


<浜岡一時停止要請は、菅首相の己の人気回復と中部電・経産省・御用学者・大メディアの思惑が一致してなされたもの>

福島原発事故で、東海地震帯の真上にある浜岡原発の危険性がクローズアップされた。原口元総務相、森ゆうこ氏らの議員、識者、国民が「何をおいても、浜岡原発の運転を即刻停止してほしい」と訴えた。
中部電も経産省も、浜岡原発が危険きわまりない原発であることを充分にわかっていた。しかし、ひとたび浜岡を停止させたら、今度は再開が難しくなるし、浜岡以外の原発にも影響を与えると考えていた。
一方、菅首相は、拙政を繰り返し、震災直前に違法献金問題が発覚した。震災後も、目を覆いたくなるようなお粗末な対応振りを披露した。
菅首相の評判は最悪だ。それでも、首相の座に拘る菅氏は起死回生の手を狙っていた。

そこで、経産省が主体になり、今回の中部電と菅首相のパフォーマンスを演出したと思う。

以下にそのパフォーマンス振りを示す。

①中部電は、原発運転続行という強気の姿勢を通した。
「津波対策用の防波堤を作ることの提案」
「電源喪失を想定した訓練の実施」
「定期点検中の3号機を7月再開すると発表」
(3号機を運転せず、火力で賄うと、年間500億円の利益が吹っ飛ぶと威した)
②5月4日、海江田経産相が現地安全視察した。
 (これは、経産省のパフォーマンス)
③5月5日、菅首相が浜岡原発停止を要請した。
 (「抵抗を見せている中部電に対して、浜岡原発を停止させた」という菅首相のパフォーマンス)
④5月7日、中部電は臨時取締役会を開き、停止要請の結論を保留した。保留の理由は、夏場の電力不足の恐れ、火力発電に代替する発電コストが膨らむこと、東電への送電が困難になることなどを上げた。いずれもさして止められない理由でもない。大メディアは、「電力供給減少なら、生産へ打撃不可避」と報じた。
 (これは、中部電、大メディアのパフォーマンス)
⑤5月8日、菅首相は、中部電力浜岡原発以外の原発の運転停止を求める可能性について、「それはありません」と述べた。(時事通信配信)
 (これが、経産省、電力会社、御用学者の狙いだ)
⑥5月9日、中部電力は、菅首相に、浜岡原発の停止を受け入れる代わりに、津波対策実施後の運転再開の確約と、停止によって発生するコスト増等に対する支援を求めた。
5月9日付東京新聞「中部電 政府支援要請へ」.pdf 参照
(地震帯の真上に原発を設置した過ちは中部電側にある。なんと厚かましい要求か)


<脱原発に立ち塞がる大きな権力集団> 

菅首相・経産省・電力会社・御用学者・大メディアは、全ての原発について、安全性を見直すことで、そのまま継続させるということを明らかにした。

茂木清夫元地震予知連会長が『絶対安全 絶対言えない。浜岡以外も見直しを』
と警鐘を発している。
5月9日付東京新聞付「絶対安全 絶対言えない」.pdf 参照

『(想定以上の地震や津波が)今までないから今後もない、とはいえない。地震も物の破壊もまだよく分からないことが多い。原子炉本体が頑丈でも、複雑な配管や装置を取り巻く複合体だ。弱い所に力が集中したら何が起きるかわからない。絶対大丈夫なんてことは絶対言えない。福島の原発も特別に(危険と)思っていた人はいないのでは。原発全体がそういうものだから』
その通りだと思う。

武田邦彦教授も「現存する原発の安全性は、どれも福島原発と似たりよったりで、危ないものばかりだ」と語っている。
http://ustre.am/:Y5HY
「福島原発事故は起こるべくして起こった事故だ」
「新潟刈羽崎原発も、震度6程度で多量の放射能漏れを起こした」
「震災が起これば、どの原発もやられるようだ。福島原発が旧い設備だから壊れたのではない。2006年の耐震基準の改訂で基準は緩くなっている。新しい原発の方が電源喪失などの可能性が高い。青森の東通原発は震度4で電源喪失した」

既存の原発設備を補強しても、安全性がそれほど上がるものではない。
地震の大きさなど想定できるものでない。
想定外のことなど過去にいくらでも発生したし、今後も発生する。

茂木清夫地震学者も武田邦彦原子力専門家も、地震国日本で、絶対安全な原発など作りえないと言っているのだ。

事故が起きて大きな被害を受けたのは多くの住民だ。
事故の責任を取るべき電力会社・政府・経産省・御用学者・大メディアに反省は見られない。
事故の責任も取れていない。

もういい加減に、菅首相・経産省・電力会社・御用学者・大メディアは日本の将来のため、脱原発に向かった舵を切るべきだ
出来ないのなら、総退陣すべきだ

2011年5月 9日|個別ブログ記事

5月5日 原発事故に思う(11) 菅首相の原発事故対応責任を追及しない大メディア! 


<菅首相の即刻退陣を望む>

菅氏は首相になった途端、一昨年の選挙で3,348万票もの支持を得た2009マニュフェストを次から次ぎに反古にした。一市民Tは、選挙前に、菅氏の応援演説を直接聴いた。「官僚はとんでもないやつら。政治主導を実現したい」とぶっていた。ところが、自己保身のためか、3,348万人との公約を裏切った。信用できない人物だ。

代表選の時は、小沢氏を「政治とカネ」という言葉で攻撃した。
結果はどうだろう。小沢氏は完全にクリーンで、菅氏は外国人から100万円の違法献金を受けていた。菅氏こそ、党員資格停止の処分を受けるべきだろう。
違法献金発覚直後に震災が発生し、菅氏の処分がお預けになった。菅氏の胸のうちを詮索したくなる。

原発事故対応はどうだったのか。
菅首相は、原発事故対応で致命的なミスを犯した。
独立総合研究所社長の青山繁晴氏が、4月28日のフジテレビスーパーニュースで
「福島原発の原子炉構造をよく知るアメリカが、ホウ酸入り冷却水での注入支援を申し出たが、菅首相はホウ酸を入れると原子炉を廃炉しなければならないということで断った。その情報は確かだ。刑事責任を追及すべきだ。」と語っていた。
震災翌日、菅首相はヘリで現地を視察して、原子炉のベントの時間を遅らせてしまった。カメラマン同行で視察する自分の写真を撮らせて新聞に掲載させた。視察はポーズ以外の何ものでもなかった。
これらの結果、水素爆発、装置の破損、多量の放射性物資の飛散、水・土壌・植物等の汚染、大気汚染、海洋汚染、そして周辺住民の避難へと繋がっていった。ベントと緊急冷却を即座に実施していれば、水素爆発はなかったと思う。

この事故最中に、菅氏を首相に抱いていたことが悔しい。
責任を問うべき問題だが、メディアはあまり報道をしないし、その追及も殆んどない。


<国民の生命を守ろうとしない菅首相に、国民は気づかない>

5月3日、友人達と話す機会があった。
原発の話になった。
原発の今後に関しては概ね意見が一致した。
原発開発は、電力会社、原子力関連企業、官僚、政治屋、御用学者、大メディアの利権、利益のため、強力に進められてきた。旧自民党・官僚・電力会社の癒着は酷すぎた。原発の安全性は神話でしかなかった。早く原発をなくさないと大変なことになる等々。国民は原発の怖さを肌で感じている。東電、政府、官僚、大メディアが如何に「安全対策をしっかりすれば大丈夫」など言っても、もう国民は誤魔化されないと思う。

一市民Tは、「菅首相は、初動ミスで、末代にまで大きな影響を与える事故に拡大させた。また、確たる根拠もなく、避難の基準を20ミリシーベルトに上げてしまうなど危険な判断を容認している。菅氏は責任を取って首相を降りるべき」と水を向けた。
すると、友人達が反発した。
「今はまとまって震災対応に当たらなければならない時なのに、"菅降し"などよくない」「菅以外の人が首相だったとしても似たような対応しかできないと思う」「後継者にいい人がいない。誰かいい人いるのか。小沢氏が後継になるのはいやだ」

友人達の論調は、大メディアのそれとかわらない。
大メディアが菅氏の初動の問題を殆んど報道しないし、追及もしないので、友人達がこのように思うのもやむをえないのかもしれない。


<大メディアは菅氏を庇い続けてきた。小沢氏バッシングに比べると差がありすぎだ>

大メディアと官僚は、2年半に亘って、嘘や憶測を交え、小沢氏の「政治とカネ」の虚構を作り上げた。捏造報道の後、何度も世論調査を実施した。
極めてストレートな世論調査だ。
「小沢氏は政治家を辞めるべきか」と聴く。
最近の世論調査では、「小沢氏を党員資格停止にすべきか」と聴くのである。
何も違反していない小沢氏に対してである。
小沢氏が政権中枢にいて、2009マニュフェストを推進されると、官僚・大資本・大メディアの利権、利益、特権が失われるからだ。

3月10日、菅氏の外国人100万円違法献金問題が発覚した。ところが、明らかな違反なのにメディアはこのことも追及せず仕舞いになっている。
原発事故処理失敗の報道も、その追及もうやむやだ。
菅首相は、大メディアや官僚にとって好都合の存在だからということなのだろう。


<震災後も、菅首相の進退に関する世論調査は少ない>

共同通信社"震災対応の世論調査"の中に、菅首相に関する質問があったので、紹介する。
共同通信社「震災対応の世論調査詳報」.pdf
以下の2問限りだ。
問5  菅首相は、震災対応や原発事故対策でリーダーシップを発揮していると思いますか。
問11 菅首相がいつまで首相を続けるのがよいと思いますか。
東京新聞がその結果を如何にまとめていた。
5月1日付東京新聞「首相指導力不満76%」.pdf
菅首相の交代時期について「直ちに退陣すべきだ」が23.6%と報じた。
少なすぎると思う。
国民は、大メディアの情報だけでは、菅首相の初動で自分達が大きな苦難を背負わされたことに気づいていない。
菅氏自身も、ただ首相を続けたいばかりで、自分の判断が間違っていたという自覚がない。従って、全く反省がない。
これからも、ミスリードを続けるだろう。
それによって、国民に負担がどんどんのしかかってくる。
"菅降ろし"の動きはやや鈍い。いつまでも最悪の首相を抱く国民は本当に不幸だ。

2011年5月 5日|個別ブログ記事