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3月1日 審査員は実在するのか? 検審事務局・法務官僚・検察・大メディア連合軍に騙されるな!

<「審査員は実在しない」と考えています>
ずっと、「審査員は実在しないのでは」と書き続けてきた。現在もそう思っている。
2月21日の拙ブログで
【検審事務局の「9/14急転議決」「平均年齢30.9歳公表」は大失策! 架空議決疑惑浮上で、苦し紛れの嘘の上塗り!】と書いた。
https://civilopinions.main.jp/2011/02/2219309/
事務局は審査員を書類上では決めているが、本人には通知していないと思う。

<騙されないようにしよう...開示された情報では審査員の存在を証明できない>
架空議決説が出始めてから、事務局側の様子が変わってきた。
追及する議員、フリージャナリスト、一般市民に対し、小出しで情報を開示しだした。
以下の情報などだ。
宣誓録.pdf
宣誓書.pdf
臨時選定録.pdf
招集状交付送達報告書.pdf
選定録.pdf
「吉田審査補助員の日当と日当支払日」に関する報告
「斎藤検察官の出頭日」に関する報告
   
ちょっと立ち止まって考えよう。
上記の開示された資料は審査員の実在を示すものなのだろうか。
開示された全ての資料は、事務局だけで作成可能だ。
宣誓書だけは審査員のサインが必要だが、サインが黒塗りなので事務局が勝手に作れる。本当にサインをもらったのかわからない。手書きの日付記入を見ると同じ筆跡のものが混じっている。
吉田審査補助員と斎藤検察官の報告も全く当てにならない。
吉田氏及び斎藤氏は、検察、事務局とグルだから、いくらでも誤魔化せる。

<「審査員は実在しない」と考えている根拠は>
1.検察は早くから「検察審査会で裁かれる可能性が高い」と豪語していた
(検察が検察審査会を自由にコントロールできる状態であることを示唆)
昨年2月1日、東京地検特捜部吉田正喜副部長が石川知裕議員の取調べの際「小沢はここで不起訴になっても、検察審査会で裁かれる可能性が高い。その議決は参議院選挙前に出るでしょう。そんなことになって良いのでしょうか」と威したという。
そして、その通り強制起訴議決がなされてしまった。
この時点で「検察審査会で小沢氏が裁かれる可能性が高い」などということ自体おかしな話だ。
検察審査会に訴えるかどうかは国民の判断のはずだ。訴えられたとしても、検察が起訴できないことを起訴にしてしまうのはかなり難しい話だ。
吉田副部長がどうしてこのようなことをいったのか。
一市民Tは、この時点で、検察が審査会をコントロールできる状態になっていたと推理する。
即ち、東京第5検察審査会に、都合の良い審査員と審査補助員を準備し、そこに、意の通じた申立人が申し立て書を持ち込む段取りだ。
2回目議決では、より自由にコントロールできるよう審査員もカットしてしまったようだ。
2.9/14議決書の署名・捺印がない?これは「審査員が集まっていない」と言っているようなもの
以下の"徒然花"というブログに 9月14日の議決に際して、「審査員3人が欠席し、臨時審査員3人が加わった」「議決書に署名・捺印がなかった」と記している。
真偽の程はわからない。
徒然花 https://www.yoshi-tex.com/Turedurebana/Turedurebana110223.htm
さて、議決書に署名・捺印がないということはどういうことだろうか。
議決書を作成する際に、審査員から署名・捺印をもらうのは必須の仕事だ。
もらい忘れるなんてことはありえない。
9月14日には審査員は集まっていない。9月14日を議決日としただけではないか。
3.審査員がいたら、実在することを示すのはいとも簡単なのに。何故証拠を出さないのでしょう
検審事務局側が、審査員がいて、審査会を開かれたというなら、いくらでも証拠を出せる。
選挙管理委員が選んだ1群、2群、3群の300人と審査員・補充員の生年月日の一覧をみせて頂ければ、300人の母集団から、審査員・補充員を選んだことが分かる。
もっとも、これだけでは、その人に審査員を依頼し、了解したかどうかわからないので、開催日ごとの日当、交通費支払の伝票を開示してくれればよい。
これらを出せないということは、審査員が実在しないことを認めているようなものだ。

4.審査員がいたら、6日間で議決できますか?
何度も書いたが、9月8日付大手6紙報道「審査補助員がやっと決まったので審査が本格化し、議決が10月末になる」と云っていたのだ。それが、9月14に議決してしまった。
9月8日付大手6紙報道(1).pdf
9月8日付大手6紙報道(2).pdf
6日間で、審査会議を開いて、議決にもって行くのは無理だ。
無理が出来る唯一の手は、審査員を選ばず、架空議決をすることだ。
5.審査員がいたら、こんな破廉恥な嘘掲載できますか?
以下の嘘記事読んで下さい。
10月5日付朝日新聞記事.pdf
10月6日付読売新聞記事.pdf
審査員・補充員がいたら、誰かが嘘記事にクレームをつけるはずだ。
しかし、どこからもその声が聞けない。
思いっきりの嘘が通用するのは、審査員がいないときに限るのだ。
6.悪いことをするときには、仲間を出来るだけ少なくすることです
騙す側の心理を考えてみよう。
今回のような無理筋の議決を取るためには、審査員を騙さないとうまく議決が取れない。
1群、2群、3群の審査員と補充員は32人だ。
審査員を選んでしまったら、この32人を説得し、誤魔化さなければならない。32人を騙すのは、至難の技だ。
騙されたことに、誰か一人でも気づいてしまったら、全てがダメになる。
起訴議決を取る確実な手は、32人の誰も仲間に引き入れないことだ。
即ち、審査員を作らず、内輪で議決文を作ることだ。
うまいことに、事務局員2人、審査補助員、検察官の4人のみで全てが実行できる。
彼らは、危険を承知で、より確実な手を取ったということだろう。
彼らは、菅政権、法務官僚、検察幹部、大メディアが守ってくれるという保証のもとに頑張ったのだと思う。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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