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8月1日  あっぱれ!週刊ポスト 「大新聞は国民の敵だ!」の衝撃記事

  <「大新聞は国民の敵だ!」の見出し>

7月26日新聞で、週刊ポストの発売広告を見てびっくり。
「大新聞は国民の敵だ!」の見出しだ。
 週刊ポスト8月6日号目次.pdf
一市民Tは、大新聞が小沢報道で検察の冤罪作りに加担し虚報・偏向報道を続け、小沢=悪者のイメージを国民に浸透させた様を見続けた。
大新聞は国民を不幸に貶める悪徳集団だと思うようになった。
「大新聞は国民の敵だ!」と感じている。
以前に、怒りをこめてその思いを当ブログに書いた。
「ウソは大きく、訂正は小さく」の読売・日経にレッドカードを!
https://civilopinions.main.jp/2010/07/74/
大新聞批判はネットの世界ではざらだが、紙メディアでは週刊ポストが初めて。
その勇気に敬意を表する。

早速読んでみた。その記事の一部を紹介。

<「大新聞は国民の敵だ!」の一節『「消費税増税キャンペーン」各紙社説の嘘・変節・詭弁』>
記事コピーはこちら
 週刊ポスト記事その1.pdf  週刊ポスト記事その2.pdf  週刊ポスト記事その3.pdf
 
記事を要約するとこうだ。
緒言
『「社会の木鐸」の音色がおかしい。権力に擦り寄り、国民負担を強いる政策の片棒を嬉々として担ぎ、自らの「利益」だけは死守しようとする様は、もはや「権力の監視」を担う役割を放棄したと見るしかない。大新聞の国民裏切り行為を徹底検証するー。』
書き出し
『 参院選で「消費税10%」を掲げた菅民主党が大敗すると、大新聞は慌てて「それでも増税は必要だ」キャンペーンを展開している。興味深いのは、その記事がコピー&ペーストしたかのように同じ論調なことだ。』と述べ、大手5社の報道内容を挙げている。
大新聞は指摘しないが、消費税増税には大変な問題がある
『税法学の専門家湖東京至氏はこう語る。「消費税増税は景気悪化を招き、国民の生活を苦しくさせる上に、税収増にも財政再建にもつながりません。それは橋本政権当時も今も変わらない。国の財政が厳しいから増税はやむを得ない、というマスコミの論理は詭弁です」』 と問題の核心に迫る。
財務省の中堅官僚が「不確実な試算」で記者を洗脳した
『①日本財政の現状②ギリシャの財政破綻③欧州諸国の消費税の税率比較
④消費税率ごとの財政寄与度⑤国内経済(GDP)への影響、などの資料を渡し、「消費税5%上げても景気への悪影響はない」と説明した』
財務省と大手新聞の増税談合について
『財務省は、事務次官と各社論説委員・解説委員との「論説懇」、局長・審議官クラスと経済部キャップとの懇談会などを定期的に行うなどして、増税の談合を進めてきた』という。
最後に
『大手紙の経済部の幹部は、「記者の間にも消費税増税キャンペーンに疑念を抱いている者も多い。が、増税に慎重な学者を登場させようとしても、社の上層部の判断で、財務省に近い学者の評論を載せるように指示が出る。」と打ち明ける。大新聞の増税キャンペーンは紙面づくりからコメンテーターの人選まで、財務省にコントロールされているのである』と結ぶ。

<「大新聞のうそ」はネットの世界ではばればれ>
大新聞の記者は情けない。官僚と会社上層部が気に入るようなことを書かなければならない。思ってもいないこと(うそ)も書き国民を騙している。
大新聞の上層部はでたらめな記事を書かせていることに、罪の意識がないのだろうか。
大新聞が横並びで同じ論調の記事を掲載しているので、読者が気づかないとでも思っているのだろうか。
ネット世界ではそのことがばればれなのだ。
フリージャーナリスト岩上安身氏は、経済アナリストの菊池英博さんと「財源はいくらでもある!消費税増税は反対! 緊急国民財政会議」というトークイベントを開催した。
以下にその講演録を掲載した。
日本の財政の状況と消費税増税の是非を論議しているので読んでほしい。
https://iwakamiyasumi.com/archives/1911
https://iwakamiyasumi.com/archives/1926
https://iwakamiyasumi.com/archives/1932

講演録の冒頭の岩上安身氏の言葉を以下に紹介
『財務省に「調教」された新聞・テレビなどの記者クラブメディアは「消費税増税やむなし」という翼賛報道、論評一色で埋めつくされ、菅政権も自民党と足並みをそろえて、「自民党の『消費税率10%』を参考に参院選後にも消費税増税論議を開始する」と言い出す始末。言論界には既に官僚ファシズム支配が浸透しつつある。』

<週刊ポストに感謝、他メディアも見習ってほしい>

紙メディアで、官界とメディアの癒着をついたのは週刊ポストが初めて。
多くの方に週刊ポスト記事を紹介してほしい。
ネット情報が急速に増えているものの、まだ、多くの国民はテレビ・新聞・雑誌から情報を得ることが多い。
その意味でも、紙メディアが真実情報を提供した意義は大だ。
しかも、消費税増税という国民生活に影響の大きな問題に焦点を当てている。
週刊ポスト編集部に感謝したい。今後もこの種の報道を期待したい。
自分達の利権のため冤罪に走る検察の暴走振りや、メディアの根拠のない小沢バッシングなどについても暴いて頂きたい。
大手新聞の中からも、そろそろ官界との癒着の縁を切り、中正・公正な報道をする社が出てきてほしいと願う。

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この記事を書いた人

志岐武彦のアバター 志岐武彦 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

日本の政治、行政、司法が、どうしようもなく劣化してしまったことを憂う一市民です。私達は、5年間の調査で、最高裁事務総局が管理する検察審査会が小沢一郎議員を架空議決で起訴議決してしまったことを確信しました。2012年には『最高裁の罠』(K&Kプレス)を著しました。2015年には、「最高裁をただす市民の会」のホームページを立ち上げました。

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